『五色沼』の紅葉はコバルトブルーの湖水と木々の赤がコラボする絶景！
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均35泊！旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています！
『五色沼』の紅葉おすすめポイント
五色沼は、福島県会津地方を代表する景勝地です。特に秋は紅葉の名所として知られ、例年多くの観光客が押し寄せる人気スポットになっています。
しかし、この美しい光景…はるか昔からの風景ではなく、実は出来上がってから100年足らずしか経過していないってご存じでしたか？
ここ五色沼やその後方に点在する桧原湖などの湖が生まれたのは、明治21(1888)年のこと。突如発生した磐梯山の大噴火によって河川がせき止められて生まれた湖沼群なんです。
この時の噴火は、磐梯山の山体を崩壊させるほどの規模でした。崩壊した土砂は磐梯山北麓に流れ込み、その風景を一変させます。その結果…桧原湖、小野川湖、秋元湖という裏磐梯三湖や、様々に色の異なる沼を作り出しました。この時に生まれたのが『五色沼』と呼ばれる湖沼群です。
五色沼の湖沼群は、磐梯山火山の影響で、いくつもある湖沼はひとつひとつ異なる色をしています。毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、弁天沼、柳沼など…大小30ほどの湖沼がありますが、それぞれ、コバルトブルー、ターコイズブルー、エメラルドグリーンなど…ひとつひとつの色が異なる不思議な風景を作り出す「神秘の湖沼」とも言われています。
五色沼には、数々の湖沼を繋ぐように散策路が伸びています。この「五色沼自然探勝路」は片道90分ほど。木道など、アップダウンが少なく整備されていますのでハイキングに最適です。また、路線バスも頻繁に出ていますので、片道を歩いて帰りはバスで駐車場へ戻る…という散策もおすすめです。
『五色沼』の紅葉ベストシーズン
五色沼は、四季折々美しい風景を見せてくれますが…やはり最大の見どころは秋の紅葉シーズン！例年10月中旬から11月上旬あたりがベストシーズンです。
秋は晴天率が高いため、その空の色を映す五色沼が最も輝く時期。エメラルドグリーンやターコイズブルーの湖面に木々の紅葉が添えられて、その神秘性が一段と増す季節です。
この時期は首都圏からも多くの観光客が訪れますので、周辺道路の渋滞や駐車場も満車になることがしばしば。できるだけ朝早い時間に訪れるのをおすすめします。
『五色沼』へのアクセス/駐車場
五色沼のある裏磐梯エリアには鉄道が走っていませんので、アクセスはお車か路線バスを利用する必要があります。
郡山市方面からは、JR磐越西線の猪苗代駅から、新潟方面からは喜多方駅から路線バスが出ていますのでそちらをご利用ください。
お車の場合は、磐越自動車道の猪苗代磐梯高原ICから30分ほどてす。また、福島市方面からは、前回ご紹介した磐梯吾妻スカイラインから磐梯吾妻レークラインを走ってアクセスするのもおすすめです。
駐車場は、毘沙門沼近くの五色沼駐車場や裏磐梯ビジターセンターの無料駐車場をご利用ください。柳沼方面には裏磐梯物産館や観光協会の駐車場があります。こちら側は比較的空いていますので、混雑時は柳沼方面まで車を走らせた方が安心です。
『五色沼』を訪れる際のおすすめお宿
五色沼を訪れる際は、東北地方随一の高原リゾートである裏磐梯エリアに宿泊するのがおすすめです。
筆者のおすすめは、五色沼探索路まで徒歩5分という抜群の場所に立地する「フレーザーホテル」！
筆者も実際に2回ほど宿泊しましたが…ここがまた素晴らしい！温泉は貸切りで利用できますし、夕食は国産和牛を使ったステーキコース！これがまた美味しいんです。またお部屋はメゾネットになっていて、1階2階を自由に使えるというファミリーにおすすめの間取り！子供は喜びますよー！
なにより、五色沼入り口までわずか5分ほどでたどり着けるのが最大の魅力。朝夕と、とっても気持ち良くお散歩できますのでおすすめです！
『五色沼』の基本情報
アクセス
営業時間
24時間散策自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
五色沼駐車場など無料駐車場あり
アドレス
0241-32-2850(裏磐梯ビジターセンター)
