日本一の大滝『称名滝』の紅葉絶景は圧倒的!
富山県『称名滝』は、立山連峰の台地から落ちる、落差日本一を誇る大瀑布です!ここがまたスゴかった!紅葉真っ盛りの10月下旬に、訪れてきましたのでレポートします。
筆者紹介
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こちらの記事は2022年10月末に訪れた【立山黒部アルペンルートモニターツアー】からの記事をお届けしています。
『称名滝』とは?
富山県のシンボルと言える立山連峰。その一角から流れ落ちる一筋の流れが『称名滝』です。その落差はなんと350m!東京タワーよりも高いんです!
立山室堂の一画、雷鳥沢キャンプ場を流れる沢が『称名滝』の源流です。立山の雪解け水を集めたこの沢は、立山から天狗平、弥陀ヶ原へと流れ、弥陀ヶ原を貫き称名渓谷という前人未到の渓谷を作り出しています。そしてそのまま弥陀ヶ原の高さから一気に下界へと流れ落ちていくのです。
『称名滝』へのアクセス/駐車場
『称名滝』へは、富山地方鉄道の立山駅前から路線バス「称名滝探勝バス」で向かうことになります。立山駅を出て目の前にバス停がありますのですぐ分かるかと思います。片道500円。
時期にもよりますが、「称名滝探勝バス」は概ね60分に1本程度運行しています。この日は運悪くこんな天気。バスは真っ白な霧の中を走ります。
称名滝バス停までは、およそ15分ほどで到着します。ここまではマイカーでも入ることができ、駐車場はこのバス停の周辺に数十台はとめられるスペースがあります。
この先は、車両の通行が禁止されています。バス停から称名滝までは、片道30分ほど歩かねばたどり着けません。
なお今シーズンはこの電動カート(シニアカー)の無料レンタルが行われていました。高齢者や足の不自由な方はこちらをご利用ください。こちらは人が歩くほどのスピードしか出ませんので、運転免許も必要なくレンタル可能でした。
『称名滝』の見どころ!
『称名滝』までは、滝の下流にある称名川に沿って遊歩道が作られています。対岸の岩場に生える木々の紅葉がちょうど見頃ですね!
たがしかし…視界の先はこの景色。徐々にモヤが降りてきて…視界がどんどん悪くなっています。おいおい。大丈夫かー?
歩くこと20分ほど…おや?風の音に混じってかすかに水音が聞こえてくるような…?目の前の小屋の向こうにある橋を渡ると…!
崖の突き当たりに滝の流れが見える!そう!これこそが日本一の落差を誇る『称名滝』です!すごいすごい!圧倒的な迫力!全国の他の滝とはスケールが全く異なります!
川の対岸に渡ると、『称名滝』の全貌がよく見えます。切り立った岩肌を流れる一筋の流れ!周囲の紅葉もまた見事なものです!奥にいる人間の小ささから、その圧倒的なスケールも窺えるかと思います!
滝壺をアップにするとご覧の通り!エメラルドグリーンに輝く滝壺は、深さ6mにもなるそうです。
ちなみに…滝壺回りにゴロゴロと落ちている岩は、『称名滝』の滝口から削られた弥陀ヶ原台地の欠片!
実は『称名滝』は、その力強い流れによって、年に10cmほどその滝口が後退しているそうなんです。つまり、最上部が少しずつ崩落しているということ!年に10cmというと、10年に1m、50年で5mも後退しているということ!50年前の滝の姿と現在の姿とで大きく変化しているんです!
帰り道に振り返った光景がこちら!ちょっと感動しませんか?これだけ見事な紅葉が霞みがかってとても幻想的な風景になっています!ちなみに、正面の台地の上が弥陀ヶ原台地です。2日前に宿泊した「弥陀ヶ原ホテル」はあの上に建っています。
そして、正面やや左の台地の切れ目が『称名滝』の滝口です。年に10cmも崩落しているという称名滝の流れ。その流れが、あのV字谷を作ったんでしょう!『称名滝』は大自然の作った落差日本一の大瀑布でした。片道30分のトレッキングもちょうど良い距離ですので、ぜひ一度訪れてみてください!
【立山黒部アルペンルートモニターツアー】に参加するため富山県を訪れている筆者。この日は立山山麓温泉のお宿をチェックアウトして、日本一の大瀑布『称名滝』を訪れました。次回は富山市内へ戻って絶品ランチをいただきます。次回もお楽しみに!
『称名滝』の基本情報
アクセス
営業時間(遊歩道開放時間)
8:00~18:00
※夏季は7:00-19:00
定休日
11月末~4月までは冬季閉鎖
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
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