こんにちは!旅人サイファです。
日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』です。
うーん。全国の旅行業者や旅行者が待ち焦がれていた旅行支援策「全国旅行支援」の延期が正式に決定しました。
いやはや。この決断力の低さ&遅さ。今更ながら、現政権の弱さを如実に現しているように思えますね。
つい1ヶ月前には「GoToトラベル再開か!?」「県民割が全国拡大へ!」などと騒いでいたのが嘘のようです。
春先からGWにかけて、感染者が落ち着いていた時期に「慎重に様子見」をして時期を逸し、いざ夏休みの旅行シーズンが近づいてきたタイミングで「やっぱり止めます」。
しかし…いつまで「新規感染者数」に踊らされるんでしょうね?この国は。
ノーワクチンやノーマスクを支持するつもりは毛頭ありませんが、普通にワクチン接種をして、普通に感染予防をしている多数派からすると、政府のやっていることはナンセンスとしか言いようがありません。
少なくとも現段階で、例え感染者が10万人を超えていようとも、重症者は2桁、死亡者は1桁前後で推移しています。今ここで経済に急ブレーキかけるだけの意義があるか?
先週の参議院選挙の結果は、自民党の圧勝でした。投票率が52%ちょっととは言え、「現岸田政権を支持する」という国民の審判が下ってしまった以上、どうすることもできませんが…、あの選挙の結果「検討と様子見」しかしないリーダーの基で国家運営を進めることが決まってしまいました。
本当にこの政権でいいの?投票しなかった48%の国民に問いたいところです。それぞれに投票に行けなかった事情があっただろうことは理解できますが、棄権した人々は、今一度その決定が正しかったのか?顧みることを願います。
今回の「全国旅行支援延期」に対して、千葉県成田市の市長が苦言を呈していましたが、本当にその通り。パンデミック後の過去2年、旅行や人の移動が、どれだけ感染拡大に影響を及ぼしたのかの具体的な検証は、これまで一切行われていません。
漠然と、新規感染者が増えたから…と、一律で制限するのではなく、きちんと根拠を出して政策を実行して欲しいところです。
筆者は以前から、新規感染者数よりも重症者数の動向に、より注目すべきだと考えています。もちろん、新たに出現する変異株の毒性はきちんと見極める必要がありますが。
このままですと、また半年前のように、右を向いても左を向いても濃厚接触者ばかりで、社会が停滞する未来しか想像できません…。
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