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『京都御所無料ガイドツアー』詳細レポート!京都観光の穴場おすすめスポット!【紅葉の京都ひとり旅】⑫

こんにちは!旅人サイファです。

 

皆さん、京都の中心ってどこだと思いますか?

JR京都駅?いやいやいや!あそこは京都の外れです。

なら…四条河原町?いやいや違います。まあ京都一番の繁華街ではありますけどね。

 

京都の中心。それは、天皇陛下の御座所である『京都御所(きょうとごしょ)』です。良く知られているように、碁盤の目上に作られている京都の町。その一丁目一番地たる中心点こそが『京都御所』。御所から見て右側(西側)を右京区、左側(東側)を左京区と呼ぶ、その起点こそが『京都御所』なんです。

 

ちなみに、律令国(旧国名)にある、前中後(例えば越前、越中、越後)も、京都から見て前にあるか後ろにあるかを基準にしています。そんな、日本の中心オブ中心とも言える存在が、ここ『京都御所』なんです!

 

そんな日本を代表する重要施設である『京都御所』、実は見学自由!無料で開放されているんです。

しかも、1日4回だけですが、宮内庁職員によるガイドツアーまで開催されているのです!こちらもなんと無料!しかも予約不要!

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【紅葉の京都ひとり旅】三日目、この日のメイン、『京都御所無料ガイドツアー』に参加して来ましたので、詳細レポートします!


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京都御所は、京都市内を南北に縦貫する烏丸通と鴨川に挟まれた、ほぼ長方形に区切られた「京都御苑」の中に位置しています。

南北は地下鉄一駅分ほどありますので、かなり広い!今回の目的地『京都御所』は御苑の中でも北側に位置していますので、市営地下鉄でしたら今出川駅が最寄りになります。


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御所の西北角には銀杏の巨木が立っています。12月にもなるとその葉を散らし、辺りはまるで黄色の絨毯が敷かれているよう!


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御所の周りは玉砂利が敷かれた大路。往時は…ここを牛車に揺られた皇族や貴族たちが行き交ったんでしょうね。

森や塀に遮られて、周囲の建物も視界に入りません。まるでタイムスリップしたかのような雰囲気です。


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御所の門もさすがの風格!寺院や城郭とはまた趣きが異なりますね。


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京都御所の見学者入り口は西側にある清所門から。皇宮警察のテントが建てられていますのですぐ分かるかと思います。入ってすぐのテントで受付。

ガイドツアー参加者用のネームプレートを配られますので、首から下げて中へ入ります。


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受付テントからすぐの所に待合所があります。ガイドツアー開始まではここで待機します。

 

ちなみに、ガイドツアーは予約不要で1日8回。日本語ガイドは4回、英語ガイド、中国語ガイドが2回開催されています。1回のガイドツアーはおよそ50分ほどの時間がかかります。

御所内は広くかなり歩きます。無料のコインロッカーもありますので、大きな荷物はそちらに入れていく方が良いでしょう。


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参観コースはこちらの通り。

御車寄→諸大夫の間→新車寄→建礼門→紫宸殿→(清涼殿)→小御所・御池庭→御常御殿・御内庭→御三間を抜けて待合所に戻る形になっています。

 

御車寄(おくるまよせ)
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まずはこちら「御車寄」。いわゆる玄関的な役割を担っていたのがこちらです。車と言っても自動車ではなくて、牛車や御輿でここまで乗り入れて、ここから屋内に入っていったそうです。唐破風の緩やかなカーブと金箔が美しいですね!

 

諸大夫の間(しょだいぶのま)
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続いて「諸大夫の間」。こちらは、将軍や公家が天皇と謁見する前の控え室的な役割のお部屋です。位によって宛がわれる控え室が異なっているそうで、向かって右から順に高位、中位、低位と決まっていました。


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ガイドさんの解説によると、一番高位の間(虎の巻)には総理大臣や大蔵大臣クラス、中位の間(鶴の間)にその他閣僚クラス、低位の間(桜の間)に一般議員クラスの方々の控えの間になっていたとか!襖絵や畳の質も異なっているそうです。

 

新車寄
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次のポイントは「新車寄」。こちらは正真正銘、自動車用の玄関です。ここが作られたのは大正天皇の即位の時。自動車で御所内に入られる大正天皇のためにわざわざ新しく作られたそうです。

 

紫宸殿(ししんでん)
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そしてそして!こここそが本丸!御所の中心地「紫宸殿」です!手前の赤い門は承明門。広い広場の向こうの建物が「紫宸殿」です。


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「紫宸殿」はこの時、一部工事中でした。本来はこの前庭に右近の桜、左近の橘が並んで植えられています。


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ちなみに、令和元年に、今上天皇即位の礼で使われた高御座は、現在もここ、京都御所の紫宸殿内部に常設されています。令和の即位礼正殿の儀は、皇居で行われましたが、ここからはるばる東京まで運んで設置したようです。例年春と秋には、期間限定で高御座の特別参観が行われています。

 

ちなみに…この高御座の存在こそが、天皇のご在所=首都とされる説もあるようで…その説によると、現在も日本の首都は京都のままであるとも言われています。

ちなみに、以前記事に書いたこともありますが、現在「法律的には日本には首都が存在しない」ことになっています。東京が首都であるとは確定していないんです。

 

小御所/御池庭(こごしょ/おいけにわ)

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この後、通常ルートであれば「清涼殿」を回るのですが、この日はあいにく改修工事の最中。清涼殿には回らずにこの門の先にある小御所へ向かいます。ここのお庭が…また素晴らしかった!


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左後方に見えるのが「御学問所」。左手前の建物が「小御所」。それらの正面に広がるお庭が「御池庭」です。

 

「御学問所」は、幕末にかの「王政復古の大号令」が出されたその場所!徳川最後の将軍・徳川慶喜によって「大政奉還」が奏上されたのを受けて、即座に出されたのが「王政復古の大号令」です。これによって、正式に江戸幕府統治権を失い、朝廷による政治が平安時代以来、実に1000年ぶりに蘇ったのです。

 

お隣の「小御所」は、その後に「小御所会議」という徳川慶喜の処遇を決める会議が行われた場所。岩倉具視他、倒幕派がこの会議の主導権を握り慶喜朝敵として追放を決定。鳥羽・伏見の戦いへと続く流れを決定づけました。


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こちらは「小御所」。右手の広場は「蹴鞠の庭」です。ちなみにこちらの建物は、戦後に行われた近隣の花火大会の火の粉が燃え移り全燃したあとで復元したもの。御所を燃やした花火大会とは…なんと罪なことを。


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小御所から見た「御池庭」。手入れの行き届いた刈り込みが見事ですね!こちらも京都のど真ん中にありながら…周囲の建物が全く視界に入りません。

 

動画です!

 

御常御殿/御内庭
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続いて先に進むと、ここから先は天皇の私生活エリア。公務から離れた天皇がゆったりと過ごせるように作られたお庭と御殿が並んでいます。


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こちらが「御常御殿」。明治天皇も、東京に移るまではこちらで生活を送っていました。内部には「剣爾の間」も作られており、三種の神器のうち剣と勾玉…すなわち天叢雲剣八尺瓊勾玉が据えられていました。残る一つ、八咫之鏡は別の建物で唐櫃に納められ安置されていたそうです。

 

ちなみ、天皇が1日以上皇居を離れる際は、必ず侍従がこれら剣爾を携えて随行したそうです。現在でも、御料車輌であるトヨタセンチュリーロイヤルの後部座席には、天叢雲剣八尺瓊勾玉を納める台座が設置されていると言われています。

 

御三間
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「御三間」は、宮中御内儀の行事が行われた場所です。内部は、下段の間、中段の間、上段の間に区切られており、それぞれの部屋には見事な襖絵があります。日によって障子の開き具合が異なるようで、この日は襖絵を詳しく見学することはできませんでした。

 

およそ50分に渡るガイドツアーはここで一周して終了!もしも見足りないところがありましたら、各自でもう一周することも可能です。

 

京都のそして日本国の中心でありながら、あまり観光客が足を運ぶことが少ない『京都御所』。筆者も、これまで10回近く京都には来ていますが、今回初めて御所内を参観させて頂きました。

 

最も有名ながら、実は隠れた名所でもある『京都御所』。特に無料で参加できるガイドツアーは素晴らしいの一言!わざわざ行くべき、日本の象徴とも言えるスポットです。ぜひ一度訪れてみてください!おすすめですよ!


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さて、実はこの後、京都御所内のもうひとつのレアスポットにも立ち寄っています。


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今回、そのもうひとつのレアスポットのガイドツアーにも運良く参加することができましたので、そちらは次回レポートしますね!

 

京都御所 無料ガイドツアー

アクセス

京都市営地下鉄烏丸線 今出川駅より徒歩5分

京都市バス 烏丸今出川より徒歩5分

 

ツアー開催時間

1日4回(1回50分・予約不要)

9:30~、10:30~、13:30~、14:30~

※一般参観は9:00-16:00(夏季は17:00まで)

 

定休日

毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)

年末年始

 

参観料金

ガイドツアー 無料

一般参観 無料

 

駐車場

有料 京都御苑中立売駐車場 普通車131台

 

アドレス

京都府京都市上京区京都御苑3

075-211-1215

 

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