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『日本の平野の面積』トップ5はどこ!?実は深い平野の謎!

こんにちは!旅人サイファです!

ここのところしばらく続けていた『日本の自然ランキングシリーズ』!

今回は、山、湖、川に続いて、日本の国土の重要部分!『日本の平野の広さランキング』をお届けします!

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が。

今回はひっじょー!!!に苦労しました!なぜかと言うと、「平野ってナニ?」から「平野ってどこからどこまで?」まで、定義がされていないんです。なので、「平野  面積」でググっても正解(ソース)が出てこない!

なにせ、平野はひとつの県内にとどまらず地方で共有していることも多いうえ、管轄する省庁も存在しません。

 

ですので、今回は不本意ながら暫定ランキングとして、日本の平野の面積をひとつひとつ調べつつランキング形式でまとめてみました。しかし、中には面積データが示されていない平野も多く、あくまでも自社調べのランキングになっていることをご了承ください!

 

しかしそれでも、なかなか興味深いラインナップになっていますよ!今回は第1位から第5位までを順に発表していきますね!(コメント地図の縮尺は全て同一です。)

 

日本の平野の広さランキング(ソース:Wikipedia)

第1位

関東平野 約17000k㎡

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© OpenStreetMap contributors

第1位は圧倒的でした!日本の首都東京を含む一都六県に広がる大平野『関東平野』です!

第2位以下を4倍以上引き離してのぶっちぎりですね。その面積は約170000k㎡と、四国全土とほぼ同じ!日本国内の平野の20%近くがこの関東平野で占めています。

 

南と東は太平洋、西は箱根連山や秩父連山、北は上毛三山と日光の山々によって閉ざされています。

日本の人口の1/3がこの平野内で生活しているとされており、政令指定都市は東京23区を1つと数えて合計6つ有しています。


第2位

石狩平野  約4000k㎡

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© OpenStreetMap contributors

第2位は、北海道札幌市を中心とする『石狩平野』がランクイン!

北海道随一の大河・石狩川中流・河口部に形成された沖積平野です。北は増毛山地、東は夕張山地、西は余市岳や手稲岳なとで区切られています。

 

北海道が開拓される以前は、この辺り一帯は「石狩大湿原」と呼ばれる大規模な湿地帯でした。そのため、開拓は点在する湿地を避けて作らざるを得ず、大規模な開発が遅れていました。排水技術の発達によりようやく乾地化させることに成功、現在のような農業地帯が作られました。

 

第3位

十勝平野  約3600k㎡

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© OpenStreetMap contributors

続いて第3位は!日本最大の農業地帯でもある『十勝平野』がランクイン!

北は石狩山地(大雪山系)、西は日高山脈に閉ざされ、南は太平洋に面しています。

 

中心地は帯広市。平野の中央部を十勝川が流れています。大豆、じゃがいも、アスパラガスなどの大規模農園と酪農が盛んです。

※データによっては、石狩平野よりもこちらの方が広いという資料もある


第4位

越後平野  約2070k㎡

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© OpenStreetMap contributors

第4位は、少々意外でした。本州随一の米どころ『越後平野』がここに登場!

蒲原平野や新潟平野とも呼ばれる、信濃川(川の長さ第1位)と阿賀野川(同第10位)の河口部に形成された沖積平野です。

 

これだけの大平野ですが、かつては水捌けが悪く水害の多発する悪田地帯だったようです。現在のような良質な米どころになったのは、近代に入ってから!石狩平野と同じく排水技術の発達によって、現在の良田地帯に生まれ変わったそうです。


第5位

濃尾平野  約1800k㎡

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© OpenStreetMap contributors

そして第5位!こちらも意外でした!愛知県名古屋市を中心とする『濃尾平野』ランクイン!日本第2位の人口集積地、大阪平野がトップ5入りを逃すという波乱のランキングですね。

 

名古屋市の高層ビルから見渡すと…その平野の広さに驚かされます。近くに見えるのは小牧山がポツンとひとつだけ。遠くに北美濃の山々が見えるくらいです。

ちなみに濃尾平野のすぐ東には岡崎平野(西三河平野)、さらに東には豊橋平野(東三河平野)と続いています。ここまで合算できていたら、北海道の二大平野を超える大平野になっていたかも?

 

ここまでは、Wikipediaにて記載のあるデータを元に算出しました!

これ以下の平野の面積はWikipediaには記載がなく、ソースの各々異なるコトバンクからの抽出データになりますので、あくまで参考ランキングとしてご覧ください!(いくらググっても面積が一切出てこない『仙台平野』のようなものもあります…。)

 

以下参考順位(ソース:コトバンク)

6.大阪平野 約1600k㎡ 
7.筑紫平野 約1200k㎡
8.津軽平野 約1000k㎡
9.宮崎平野 約800k㎡
10.熊本平野 約775k㎡


11.豊橋平野 約772k㎡
12.岡崎平野 約700k㎡
13.讃岐平野 約692k㎡
14.庄内平野 約530k㎡
15.釧路平野 約290k㎡
16.福岡平野 約250k㎡
17.岡山平野 約230k㎡
18.八代平野 約230k㎡
19.砺波平野 約220k㎡
20.和歌山平野 約190k㎡

※有力ながら面積データなし
仙台平野 データなし
富山平野 データなし
金沢平野 データなし

 

面白いもので、津軽平野宮崎平野といった平野も暫定トップ10入りするという大健闘を見せています。そして平野部は都市化して人口集積地になるか、大規模農村地帯になるかの二択になっていますね。

 

またこうやって見てみると…日本の大都市の中で平野部に無いのは、神戸市、京都市広島市北九州市くらいなもの。いかに日本人が、数少ない平野に都市を作ってきたかを示唆しているランキングとも言えそうです。

 

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