こんにちは!旅人サイファです!
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
今日は、親戚の法事があり新潟県に来ています。
実は筆者の父は新潟県魚沼地方の生まれ。雪と米と着物の町です。
今回は金曜日の夜に仕事を終えてから東京を出発し、その日は群馬県の水上温泉(みなかみ -)に前泊しました。
水上は、関東のどん詰まり。この先は群馬県と新潟県の県境を隔てる三国山脈によって行く手を阻まれています。
現代に至っても、この県境を越える車道はたったの2本だけ(関越自動車道と国道17号線)、電車も2本だけ(上越新幹線と上越線)。
この、わずか4本のルートだけが新潟県と関東地方を繋いでいるのです。
車道に至っては、国道17号線に自動車が走れるようになったのはなんと昭和32年。関越自動車道の開通は昭和58年。
これらが開通するまでは、一般人が三国山脈を越えるには自動車は使えなかったというから驚きです。
この、わずか4本のルートですが、これらが開通したことにより、新潟県民の意識は大きく変わりました。
それまでは、富山県石川県を経て京都方面を向いていた意識が、劇的に南(東京)を向くようになったのです。
※以前別の記事にも書きました ↓
そして、新潟県以外でその恩恵(おこぼれ)を受けたのが群馬県です。
『東京から新潟県への通り道』ということで、道路や鉄道が積極的に整備されました。
群馬県発展の陰には…新潟県=故・田中角栄元首相の姿も見え隠れしているのが面白いところですね。
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