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九州に残る古代山城のひとつ『鞠智城』は大陸からの侵略に備えた飛鳥時代の城【春休み中九州旅行記③】

こんにちは!旅人サイファです!

本日は【中九州旅行記】の第3回をお届けします。

 

前日宿泊した『菊池温泉』を出て、北へ向かいます。

実は菊池市街地の北方には、知る人ぞ知る古代山城があるのです。
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その名は『鞠智城(きくちじょう)』

飛鳥時代、時の天智天皇によって派兵された朝鮮半島での戦争「白村江の戦い」で大敗した大和朝廷は、西日本各地に日本防衛のための城を築きます。

 

白村江の戦いに破れた日本軍は、やがて大陸から報復の軍隊が押し寄せてくる…と恐怖に駆られていたのです。

相手は中国大陸の超大国「唐」と朝鮮半島を統一した「新羅」。

その大陸から侵攻するであろう大軍団を防ぐために作られたのが、古代山城です。


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北部九州には、当時の九州の都であった大宰府政庁を守備するために『大野城』や『基肄城』が作られました。

また巨大なダムで水を塞き止めて敵を押し流す巨大トラップ『水城』が作られたのもこの時です。 

その他にも、最前線の対馬には『金田城』が築きかれます。

そしてここ菊池地方には『鞠智城』が築城されました。

 

鞠智城』の役割は大宰府を支えるための後方基地。

武器や食糧を保管し、いざという時にはここから援軍が出せるように準備していたと言われています。

中央の大和朝廷を恐怖のパニックに陥れた唐・新羅連合軍の脅威…。でしたが、結局大陸からの侵攻軍はついにやってきませんでした。

 

こうして軍事施設としての役割を終えた『鞠智城』は放棄され、やがてその存在を忘れられます。

当時は東京ドーム12個分とも言われる広大な敷地に数十棟の建物が建てられていたとも言われる『鞠智城』。現在は発掘調査の過程で発見された八角形の鼓楼を中心に、高床式の米倉や兵舎などが復元されています。

高台にあるため、周囲には他の人工物は視界に入らず…まるで往時へタイムスリップしたかのような風景が広がります。


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ちなみに、シンボルでもある八角形の鼓楼は、日本国内では他に例がなく、新羅と対抗して日本に協力していた、百済系技術が用いられているとのことです!


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併設されている温故創生館では、発掘された遺物や往時を忍ばせる映像など、豊富な資料が展示されています。ぜひ合わせてお立ち寄りください!

 

国指定史跡 鞠智城

アクセス

九州自動車道 植木ICより20分

 

資料館開館時間

9:30-17:15

その他エリアは24時間自由

 

定休日

毎週月曜日

年末年始

 

入館料

無料

 

アドレス

熊本県山鹿市菊鹿町米原443-1

0968-48-3178

 

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