こんにちは!旅人サイファです。
今回は、先日記事にしたこちら『東京23区には正式な順番がある!』からの派生記事です。
こちらの記事をfacebookのグループにシェアしたところ…こんなコメントを頂きました。
たしかに…!旅行検索サイトなどでも、都道府県一覧を開くと順番は一定です。
こちらも何か由来があるのか…調べてみました!
結論として、全国47都道府県の正式な順番というものら存在します!
その根拠は日本工業規格(JIS)によるナンバリングコード!
それでは、この順番を見ていきましょう!(※末尾の番号がJIS番号です)
- 北海道 01
- 青森県 02
- 岩手県 03
- 宮城県 04
- 秋田県 05
- 山形県 06
- 福島県 07
- 茨城県 08
- 栃木県 09
- 群馬県 10
- 埼玉県 11
- 千葉県 12
- 東京都 13
- 神奈川県 14
- 新潟県 15
- 富山県 16
- 石川県 17
- 福井県 18
- 山梨県 19
- 長野県 20
- 岐阜県 21
- 静岡県 22
- 愛知県 23
- 三重県 24
- 滋賀県 25
- 京都府 26
- 大阪府 27
- 兵庫県 28
- 奈良県 29
- 和歌山県 30
- 鳥取県 31
- 島根県 32
- 岡山県 33
- 広島県 34
- 山口県 35
- 徳島県 36
- 香川県 37
- 愛媛県 38
- 高知県 39
- 福岡県 40
- 佐賀県 41
- 長崎県 42
- 熊本県 43
- 大分県 44
- 宮崎県 45
- 鹿児島県 46
- 沖縄県 47
基本的には北&東から、南&西へ向かって順番付けされていますね。
ちなみにこのJIS番号は、都道府県だけでなく、全国の市町村までナンバリングされています。
例えば、東京都千代田区は『13101』
北海道函館市は『01202』
つまり、各都道府県内の市町村にも、正式な順番がついているってこと!
興味ある方は検索してみてください!
ちなみに私の出身地のJISコードは『13115』です(笑)
さて、都道府県の順番を各地方ごとに見てみましょう。
北海道・東北地方
1番目は北海道で決まり。さすが最北の地ですね。
関東地方
関東地方は東京都からスタート…と思いきや、福島県からバトンタッチを受けて、関東地方は茨城県からスタート。
北関東三県→埼玉県→千葉県→東京都→神奈川県へと進みます。
面白いのがここ中部地方です。
これは、旧国(律令国)に準じたのでしょうか?北から『北陸道』の四県、『東山道』の三県、『東海道』の二県(次の三重県まで続く)と、東から西へ順番付けされています。
また特異な形を描くのが近畿地方。
三重県からスタートして→滋賀県→京都府→大阪府→兵庫県とここまでは順当に進みますが…一度奈良県に戻ってから和歌山県へ進みます。
中国地方
中国地方も中部地方に近い動きを見せます。
『山陰道』の鳥取県→島根県のあと『山陽道』の岡山県→広島県→山口県へ進みます。
続く四国地方は定番の動きです。
徳島県→香川県→愛媛県→高知県と反時計回りで一周しています。
九州・沖縄地方
九州地方も基本は原則に添って。
福岡県→佐賀県→長崎県と進んだあとで、ここは特例で熊本県が先にきて、その後大分県→宮崎県→鹿児島県へとS字に進みます。
そして有終の美!ラストは沖縄県が47番目を飾ります。
今回調べて初めてJISコードのことを知りましたが…これ都道府県名を覚えるのに使えますね。
形と場所だけで覚えるよりも、そこに番号を加えることで、思い出すきっかけになります。
1番の北海道
8番の茨城県(関東地方の始まり)
15番の新潟県
19番の山梨県
22番の静岡県
31番の鳥取県(中国地方の始まり)
40番の福岡県(九州地方の始まり)
これらを覚えているだけでも、順番に都道府県がスラスラ出てくるようになりますよ!
ぜひお子様の学習などに役立ててくださいな!