こんにちは!旅人サイファです!
本日はシリーズ【旧一級国道をめぐる】の第11回!
この国道シリーズも間も無く最終回近し!
今回は国道51号線〜54号線をお送りします!
(今回は次回とバランスを取る為4本をお届けします)
国道51号線
経由する県は2県(千葉、茨城)
日本橋から出発した国道14号線を終点の千葉市で受け継ぎ、水戸駅前で国道50号線にバトンタッチする。元々は国道123号線からの昇格。
千葉県北東部の主要都市を経由しつつ太平洋まで進み、茨城県内では海岸沿いに北上する。
千葉港、成田空港、鹿島港、大洗港と東日本有数の港湾を経由するトラック街道でもある。
千葉からはJR総武本線→成田線→鹿島線が、鹿島からは鹿島臨海鉄道が並走する。
また、東関東自動車道も概ねこのルートをトレースしている。
総延長95.7km
経由する県は2県(静岡、山梨)
東海道(国道1号線)の要衝であった薩埵峠の西側登り口である興津宿をスタートし北上。
富士山と南アルプスに挟まれて流れる富士川に沿って山梨県へ入り、韮崎で国道20号線に合流して甲府市に至る路線。
元々は国道141号線(南半部)からの昇格。
清水を出発した本来の141号線は、韮崎からさらに北上し八ヶ岳山麓を抜けて長野県上田市まで結んでいる。
一級国道昇格時に清水→韮崎間のみが分離昇格したが、当時の取り決めで起点または終点が県庁所在地クラスである必要があったために韮崎を終点にできず、無理矢理韮崎から東進させ、甲府市終点とされている。
別名富士川街道とも呼ばれることもある。
JR身延線および近年整備が進められているが中部横断自動車道が並走する。
国道53号線
総延長146.6 km
経由する県は2県(岡山、鳥取)
中国地方を南北に縦断し、瀬戸内海と日本海を結ぶ陰陽連絡線のうちの1本。
四国高松から岡山を繋ぐ国道30号線を終点で受け継ぎ北上。
元々は国道179 号線からの昇格。起源は津山往来および智頭往来。
国道54号線
総延長171.2 km
経由する県は2県(広島、島根)
瀬戸内海沿いに走る国道2号線と日本海沿いに走る国道9 号線とを繋ぐ、陰陽連絡線のうちの1本。
広島市から県北の中心都市三次市を経由し、山深い中国山地を越えて島根県宍道湖畔に至る路線。
元々は国道182号線からの昇格。起源は可部街道。
旧一級国道の中でも屈指の山間部を駆け抜ける路線であり、そのほとんどが山道である。
JR芸備線および木次線が並走するが、途中大きくルートを隔てるため並走するとは言い難いレベル。
ここまで…国道1号線~54号線
通過した県は46都道府県。
通過していない県は残り1県!
沖縄県のみ!
次回、ついに最終回!ようやく国道58号線に到達します!
次回です!
前回です!