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2021年02月07日放送『麒麟がくる』ざっくり解説  麒麟は来たのか

本日放送のNHK大河ドラマ麒麟がくる』ざっくり解説記事です。

ついに最終回。

本能寺の変が描かれました。
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冒頭、徳川家康の饗応の席での折檻を演技だと笑う信長。

まるでDV夫のようなツンデレ対応。

そして、毛利攻めに際して、備後鞆の浦で留めおかれている旧主足利義昭を討てとの命令。明らかに光秀を試すような嫌がらせ。

まるで精神に異常をきたしているかのような所業。

信長への不信感が隠せないほど高まるのがよく表現されていました。

そして、足利配下の時代から蜜月にあった細川藤孝との間に吹き始めたすきま風。

暴君信長の行く末と、光秀の暴発を案じる藤孝。

そして藤孝と羽柴秀吉の接近。秀吉の中国大返しのセッティングを…まさか細川藤孝が演じるとは。

『我が敵は本能寺にあり。その名は織田信長と申す。心あるものと力を合わせ世を平らかにする。それが我が役目。』

ついに本能寺へと方針を決めた光秀の覚悟。

告白を受けてその重臣たち藤田伝五、明智佐馬介、斎藤利三も意見を違えることなく同意します。

それだけ世間一般にも信長の非道が知れ渡っていたと言うことでしょうか。

こうしてついに1582年6月2日。光秀の軍団は京都本能寺に殺到します。

本能寺に殺到したのを明智兵と知り、信長の発したセリフ

『十兵衛…であれば…。是非もなしっ!』

光秀の実力を知り尽くしている信長であるからこそのセリフ。

十兵衛の指揮であれば…逃げ道はあるまいと覚悟した信長。

血を舐め…涙目で語る信長の姿には痺れました!

織田信長によって力業で平定されつつあった戦国時代。

光秀が本能寺で信長を討ったことで世は再び戦乱の世に戻ります。

しかし、志を継いだ羽柴秀吉の手で天下は統一され、そしてさらに後を継いだ徳川家康の手によってようやく…争いの無い平らかな世の中が作られます。


信長→光秀→秀吉→家康
 

四人がそれぞれの役割を担うことでようやく作られた安寧の世。誰か一人でも欠けていたら…もしかしたら麒麟は来なかったかもしれません。

『ストップ・ザ・信長』

この損な役回りを演じることができたのは…明智光秀ただひとりだったのかもしれません。

平らかな世の中をもたらす『麒麟』とは…この四人全員を指すのではないでしょうか。

追加解説はこちらです!


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