こんにちは!旅人サイファです!
本日はシリーズ【旧一級国道をめぐる】の第10回!
今回は国道46号線〜50号線をお送りします!
この46~50号線は東北~関東を東西につなぐ路線が並びます。
国道46号線
盛岡市国道4号線交点(盛岡南IC入口)~秋田市国道7号線交点(臨海十字路)
総延長101.8km
経由する県は2県(岩手、秋田)
起源は秋田街道。北東北の二大都市盛岡と秋田を繋ぐ重要路線。
奥羽山脈を越えるため急こう配、急カーブが連続する。
かつては国道105号線。
ほかの路線と同じく1963年に一級国道に昇格した際に国道46号線の指定を受ける。
大仙市で国道13号線に合流した後は重複区間として秋田市へ向かう。概ね秋田新幹線がが並走する。
仙台市苦竹(国道6号線終点)~山形県酒田市(国道7号線交点)
総延長185.9km
経由する県は2県(宮城、山形)
起源は最上街道および鶴岡街道。
東北中央部で太平洋と日本海を繋ぐ路線。
実際は仙台市から大崎市までは国道4号線との重複区間が長いため、大崎市→新庄市→酒田市と宮城山形の県北部を東西に貫いている。
元は二級国道108号線。1963年の第三次指定で一級国道47号線へと昇格した。
国道48号線
総延長76.2km
経由する県は2県(宮城、山形)
南東北の二大都市、仙台と山形を結ぶ路線。
天童市で国道13号線に合流し、その後は重複区間として山形市内へ向かう。
雪深い奥羽山脈を越える路線で唯一、冬季閉鎖されない一般道でもある。
明治期に伊東博文に山形県令(県知事)が直訴することで県境を通す関山トンネルが作られ、多くの荷馬車であふれたという。
元は二級国道110号線。第三次指定で国道48号線に昇格したという歴史を持つ。
ほぼ全線にわたってJR仙山線が並走する。
国道49号線
総延長248.2km
経由する県は2県(福島、新潟)
太平洋側のいわき平から郡山、会津若松と福島県内の主要都市を貫いて日本海側の新潟市へ至る路線。
特に福島県民にとっては東西交通の柱。
太平洋と日本海を直接結ぶ国道はこの49号線を含めてわずか数本しか存在しない。
元は二級国道115号線からの昇格。
JR磐越東線および磐越西線、磐越自動車道が並走する。
国道50号線
総延長155.7km
経由する県は3県(群馬、栃木、茨城)
群馬とちぎ茨城を東西につなぐ北関東3県の大動脈。
前橋市の国道17号交点からスタートし、桐生、太田、足利、佐野、小山、結城、笠間と地方都市を結びながら水戸駅前で国道51号線へバトンタッチする。
なおこの50号線は、水戸市内の国道にも関わらず、国道6号線には接続しません。
群馬栃木県内はJR両毛線が、茨城県内ではJR水戸線が並走する。
元は二級国道122号線からの昇格。
ここまで…
国道1号線~50号線
通過した県は46都道府県。
通過していない県は残り1県で変わらず沖縄県のみ!
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