こんにちは!旅人サイファです!
今回から数回に分けて、11月にふらっとお出かけしてきました、横須賀&三浦半島のスポット紹介記事を連載でお届け致します。
11月のある週末。ふと時間が空いたので、何気なく南へ車を走らせました。
1時間半後…たどり着いたのは神奈川県三浦半島!
燦々と太陽照りつける小春日和の気待ち良い日でした。
始めは三崎港へ向かっていたのですが、お昼近くになって来て渋滞し始めたため、急遽ルート変更!
浦賀…歴史の教科書にも載っている、アメリカ合衆国のペリー提督率いる黒船艦隊が押し寄せた地です。
『明治維新はここから始まった』と言っても過言ではない、日本歴史上のターニングポイント。
当時、ここの沖合に4隻の蒸気船がもうもうと黒煙を上げていたのを思うと、感慨深いものです。
対岸の房総半島との距離が最も縮まるのがこの辺り。
海の向こう側に房総半島がくっきり見えています。
現在も久里浜↔金谷間は東京湾フェリーが運航していますが、その所要時間はなんと片道40分!
大型フェリーでこの時間ですから、高速船ですと30分切りそうですね。
ここから房総半島へ渡る旅も面白そうです!
京急線ですと、浦賀駅と久里浜駅は路線が異なりますので、全く別の土地のように思えますが…実は浦賀と久里浜はほぼ一体。
中央に突き出た岬(現在は横須賀刑務所等があります)の北側が浦賀、岬の南側が久里浜です。
ペリーが船を浮かべたのは、むしろ久里浜に近い場所だったそう。
幕府の奉行所が浦賀にあったため、通報した奉行所を付けて『浦賀に黒船が来た』と伝わったのでしょうかね。
ペリーが上陸した土地も、ここ久里浜にあります。
辺りはペリー記念公園として整備され、『ペリー提督上陸記念碑』も建てられています。
そして公園の片隅には『ペリー記念館』もあります。
2階建ての小さな資料館ですが、無料なので覗いてみましょうー。
一階には早速ジオラマ!四隻の蒸気船が沖合いに浮かんでいます。
一番手前がペリー提督の乗船していた『旗艦ミシシッピ号』でしょうかね。
ちなみに『サスケハナ号』は二度目の来航時の旗艦。
この時は横浜沖まで迫っているので、サスケハナ号は浦賀には来ていないのかな?
画像中央に見える陸地が、先ほど述べた横須賀刑務所のある岬です。
『浦賀に来航した!』というよりも『浦賀久里浜の沖合いに停泊した!』という方が適切かも?
映像資料やペリー提督の人生を学べるエリアもあります。
ペリー提督…実はわずか14歳で士官候補生となった軍人一族のエリート!
蒸気船海軍の強化を進め、アメリカでは『蒸気船海軍の父』と言われているみたいですよ。
【ペリー記念館】
アクセス
京急久里浜駅より徒歩20分
営業時間
9:00-16:30
定休日
毎週月曜日
年末年始
入場料
無料
アドレス
046-834-7531
追記(20/12/27)
「ぶるぶるMusao」さまのブログにて本記事を言及いただきました。
何気ない会話から交流が生まれる。ブログの醍醐味です ( ̄▽ ̄)v
次回!