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【旧一級国道をめぐる】第7話 国道31号線〜35号線

こんにちは!旅人サイファです!

本日はシリーズ【旧一級国道をめぐる】の第7回!

今回は国道31号線〜35号線をお送りします!


国道31号線

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広島県海田〜呉

総延長35.5km

経由する県は1県(広島県内のみで完結)

起源は戦前海軍の根拠地のひとつであった軍港・呉へ繋がる軍用道路。

一級国道の中でもスタートもゴールも県庁所在地でない(しかも郡部)という珍しい国道。

なおかつ、終点も他の旧一級国道に接続しないという二重に特殊な国道でもある。

まさに海軍基地・呉へ行くためだけの国道。

軍用道路がルーツのため道幅は広く取られ、非常に走りやすい道路になっている。

総延長35.5kmと旧一級国道の中では4番目の短さ。

バイパス道である有料道路「広島呉道路」と、JR呉線が並走する。

国道32号線f:id:traveler-cipher:20201102105345j:image

高松市中心部(中新町交差点)〜高知市中心部(県庁前)

総延長14.3 km

経由する県は3県(香川、徳島、高知)

起源は金毘羅街道及び土佐街道

四国山地の中央部を貫いて高知へ至る、高知県民にとっては他県と繋がる超重要ルート。特に並走する高知自動車道が開通する前はまさに生命線だった。

この道が通行止めになると、海沿いに大きく迂回するか、これまた酷い山道を抜けて愛媛へ抜ける以外まともな国道が存在しない。

特に徳島県内である大歩危小歩危吉野川沿いに進む危険なルート。

かつては『大股で歩いても危険』『小股で歩いても危険』と言われるほどの難所だった。

前述した通り高知自動車道の他、JR土讃線が並走している。


国道33号線

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高知市中心部(県庁前交差点)〜松山市中心部(市役所前交差点)

総延長127.2km

経由する県は2県(高知、愛媛)

起源は土佐街道及び松山街道。

国道32号線と並び高知県と他県を結ぶ重要道路。

高知市松山市を最短距離で結ぶが、四国山地の山中を進むため蛇行の多い難路になっている。

現在、高速道路や鉄道は一切並走していないことからも、その難路さが想像できる。

そのため、近年ようやく高知松山自動車道が整備開始され始めた。


国道34号線

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佐賀県鳥栖市(永吉交差点)〜長崎市中心部(江戸町交差点)

総延長150.7km

経由する県は2県(佐賀、長崎)

起源は江戸時代に整備された脇街道のひとつ長崎街道

国道3号線から分岐し西進、佐賀市武雄市大村市長崎市へ向かう。

かつて江戸の鎖国時代に唯一開港場として開かれていた長崎へ向かう政治的にも重要な道路。

長崎市内では慢性的な渋滞に悩まされ、バイパス道の整備が進められている。

佐賀県嬉野市の湯野田橋は国道最古のアーチ橋とも言われている。

全線に渡って、長崎自動車道が並走している。

また、現在整備中の長崎新幹線はほぼこの国道34号線に沿って建設されている。


国道35号線
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佐賀県武雄市(下西山交差点)〜長崎県佐世保市(八幡歩道橋)

総延長35.3km

経由する県は2 県(佐賀、長崎)

国道31号線と同じく起源は旧海軍の根拠地である佐世保へ向かう海軍道路。

国道3号線から分岐した国道34号線武雄市でこの35号線を分岐する。大半の部分でJR佐世保線が並走する。


ここまで…

国道1号線~35号線

通過した県は46都道府県。

通過していない県は残り1県!

沖縄県を残すのみとなりました!


次回です!


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