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もみじの永観堂は初夏の青もみじも絶景だった!

こんにちは!旅人サイファです!

今回は紅葉の絶景で知られる東山の名刹

永観堂禅林寺をご紹介です!

別名もみじの永観堂(えいかんどう)。

境内に植えられた圧倒的なもみじの紅葉は、みる人を圧倒します。

が。

今回ご紹介するのは、多くの人に知られた永観堂ではありません。

時期は6月。梅雨時前に…目映いくらいの輝きを見せる時期があるのです。

それは…青もみじの永観堂

紅葉時期とは一風変わった…圧倒的なみどりの絶景を堪能することができるのです。
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いかがですか。この1枚。

堂内の空気すら染めるみどりの破壊力!

太陽光が庭の木々のみどりに反射して、床や壁すらもみどりに染めています。

さて、ここ永観堂南禅寺から北へおよそ10分程度。

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参道はすでに青々と繁るみどりの世界。
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永観堂は東山の麓に建てられています。

山の傾斜に合わせて、まるで迷路のように複雑にお堂と回廊が連なる不思議な感覚。


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中庭の木々も美しく輝いていますね。

青空によく映えています。
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ここは御影堂から開山堂や阿弥陀堂へ続く回廊。

最もみどりのパワーを感じられるのがこの辺り。

後方は崖のため周辺はやや薄暗い。f:id:traveler-cipher:20200624193305j:image

太陽の光を受けて反射するもみじのみどり!

コントラストが抜群に美しい!

さてここから一段上がったところに…ここ永観堂のシンボル、阿弥陀如来さまがいらっしゃいます。

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堂内は撮影不可ですが…こちらの阿弥陀さまは、非常に特徴的なフォルムをしています。

ここ永観堂にはこんなエピソードが伝わります。

~ここ永観堂の住職、永観和尚は、ある底冷えのする冬の日。

お堂で念仏を唱えていると、目の前に安置されていた阿弥陀像が壇をおりて永観を先導するかのように歩きだしました。

わが目を疑い、呆然と立ちすくむ永観。

まさか…と疑いつつも後を追えません。

阿弥陀如来像はそのまま歩み続けます。

永観は…その場から動けません。

その時ふと、阿弥陀如来像が歩みを止め…左の肩越しに永観の方を振り返り、

『永観…遅し』

と声をかけられるではないですか!!

永観よ。衆生済度こそ私(阿弥陀如来)の本願。

私は人の歩みに合わせて世に慈悲を授けよう。

それ以来、この尊く慈悲深いお姿を後世に伝えようと…永観は日々の勤めに精を出した…と伝わります~

こちらに安置されている阿弥陀如来像は…まさに永観に語りかけたその姿。

なんと、左後ろを向いているのです!!

通称…『見返り阿弥陀

初めに目にした時は衝撃を受けるはずです。

本当に…後ろを振り返って後へ続く衆生(人々)に語りかけているように見えますから!

  • 自分より遅れる者たちを待つ姿勢
  • 自分自身の位置を省みる姿勢
  • 愛や情けをかける姿勢
  • 思いやり深く周囲をみつめる姿勢
  • 衆生とともに正しく前へ進むリーダーの把握の振り向き

永観堂の解説にはこう書かれています。

永観堂の見返り阿弥陀さまに対面した時…皆さんはどんな感想を持つでしょうか。

紅葉で有名な永観堂

紅葉時期は多くの人出で賑わいます。

あまりゆっくりと参拝することはできません。

ですのでもうひとつの絶景!

この青もみじの時期に合わせて、ゆっくりと阿弥陀如来像と対面するのがおすすめです。
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秋も訪れてきました!!!

 

永観堂禅林寺

アクセス

京都市バス5系統 南禅寺永観堂道下車徒歩3分

京都市バス100系統 東天王町下車徒歩8分

京都市営地下鉄 蹴上駅より徒歩15分


拝観時間

9:00-17:00


定休日

年中無休


拝観料

600円


アドレス

京都市左京区永観堂町48

075-761-0007