こんにちは。旅人サイファです。
先日、市町村の違いはなんなのか?
の記事執筆のために調べていて発見しました。
市町村の違いについての記事はこちらから!
2000年代、政府主導の『平成の大合併』で数多くの村が消滅してしまいました。
自治体やその地に生活する住民にとっては喜ばしいことなのでしょうが…。
おかげで、新たな町や新たな市が数多く誕生しました。
いくつかの村が合併→人口要件を満たし町や市へ昇格!という例がたくさん!
そんな中…いくつかの村が合併して、新たな村を作る!
という例が熊本県に存在します。
この、新たに村を作るという例。
実は30数年ぶりの珍事とのこと!
大抵は、合併して町や市になるのがほとんどなのに!
その村の名は…!
2005年に、長陽村、白水村、久木野村が合併して誕生しました。
この村。面白いのが!
お隣の高森町より人口が多いんです。
高森町 人口約7000人
南阿蘇村 人口約12000人
え?どうして?
熊本県の『町』になるための要件は人口5000人以上!
南阿蘇村は充分に町になる要件をクリアしています。
なのに!あえて!
南阿蘇『村』であることを選択したのです。
その理由が面白い!
『自然の中にあるというイメージ大切にしたいから』と!
素晴らしい判断!
合併を受けて次々と消滅する村。
中には全てが消滅し、村の存在しない県もあるのです。
そんな中、町にもなれたのに、あえて新しく村として成立した南阿蘇村。
なんだか応援したくなりますね!
実際の南阿蘇村。
阿蘇山の南側一帯をエリアとする素晴らしい村です!
是非、熊本へ行った際は南阿蘇村へも足を向けてみてください!