ウラ技!『なばなの里イルミネーション』をストレスなく楽しむ攻略法!
東海地方随一のイルミネーションイベント『なばなの里イルミネーション』!そんな大人気のイベントの混雑回避!ウラ技を伝授します!
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
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『なばなの里』のおすすめポイント
『なばなの里』は、1998年にオープンしたお花のテーマパークです。園内は1.3万平米もの面積を持つ広大なお花畑があり、チューリップやダリアなど、四季折々のお花で彩られるお花の楽園です。
しかし…それ以上に有名になったのが毎年11月中旬~6月初旬まで開催しているイルミネーションイベントです。
このイルミネーションイベントは「ウィンターイルミネーション冬華の競演」という名称で2004年にスタートしました。当時はチャペル周囲に100万球の電飾をあしらったものでしたが、年々規模が拡大。特に、2006年にスタートした「光のトンネル」は大好評を博し、TV番組等で大きく取り上げられるほどの盛り上りを見せました。
今でこそ各地で行われているイルミネーションイベント、そしてアーチ状のトンネルに電飾を敷き詰めた「光のトンネル」は、ここ『なばなの里』から始まったものと言われています。
『なばなの里』イルミネーションのウラ技!
東海地方を代表するイルミネーション『なばなの里イルミネーション』は、例年多くの見物客が訪れる人気イベントです。
ウラ技①チケットは事前にコンビニで発券
まずおすすめしたいのが、入園チケットの事前購入です。
『なばなの里』のチケットは、2024年現在ではオンラインチケットの販売はありません。そのため、基本的には『なばなの里』の券売窓口で直接購入する必要があります。
しかし!このチケットブースがなかなかの曲者!窓口が多くないため、チケット購入のための行列ができていることが多いのです。多い時は30分以上並ぶこともあるとか!
そこでおすすめしたいのが…コンビニ発券です。全国のセブンイレブンかファミリーマートで購入できるチケットを購入しておけば、券売窓口に並ぶ必要なし!そのままゲートから入園できてしまうんです!
特にイルミネーションのピーク時期は、冬場の寒い時期でもあります。寒い中、無駄に券売窓口に並ぶのもツラいので、ぜひ、予めコンビニでチケットを発券しておくことをおすすめします。
なお、お車の場合は『なばなの里』の入園口近くにセブンイレブンがありますが、そちらはあまりおすすめできません。入園の車列と退場の車列に挟まれて駐車場から出るのに時間がかかるためです。端末のあるセブンイレブンかファミリーマートなら、全国のどこの店舗でも発券できるので、ぜひお近くのコンビニで発券してからお越しください。
ウラ技②アクセスは伊勢湾岸道から
『なばなの里』へ行かれる方の多くはお車でのアクセスになると思います。
『なばなの里』へは、東名阪自動車道の長島ICが最寄りの出口です。
『なばなの里』へは、東名阪自動車道の長島ICが最寄りの出口です。順調ならば5分ほどでたどり着くはずの距離ですが…イルミネーション期間中は、出口から駐車場まで大渋滞となることがあります。
特に、長島ICからのアクセスですと、入園口へ右折でアプローチすることになるため、思ったよりも進みません。
ここは、公式サイトでも推奨されている、伊勢湾岸自動車道の湾岸長島ICから北上するアプローチがおすすめです。少し距離は伸びますが、進め方はこちらの方が早いことが多いです。
近隣や名古屋駅からのアクセスの場合は、名四国道(国道23号線)でのアクセスがメインになります。こちらのルートも、名四国道がスムーズに走っているようでしたらこちらからのアクセスもおすすめです。
ウラ技③夕方入園で先に園内利用券(食事)を使う
『なばなの里』で最も混雑するのは、実はイルミネーションではなく…食事処だったりします。
え?混雑するなら園内で食べなければいいじゃん!なぜ?
その理由は『なばなの里』の入園券に秘密があります。
『なばなの里』のイルミネーション期間の入園は2500円です。しかしこの料金には、なんと1000円分の園内利用券(なばなクーポン)が含まれているんです!
この1000円分の利用券は、園内のショップやおみやげ物店でも使うことができますが…多くの方が、食事処やレストランで使用しています。
そのため、この利用券消費のために皆が園内の食事処/レストランへ集中することになるんです。そのため、食事時になると園内のレストランはどこも満席という事態になりやすいのです。
そこでおすすめなのが…夕方早めに入園して→先に夕飯を済ませてしまう方法です。
『なばなの里』のレストランは、18時前には満席になりはじめ、19時~20時くらいまで60分待ちはザラ!ですので、夕方のイルミネーション点灯時間前に入園できるのならば、はじめにレストランで金券を使ってお食事を済ませてから、のんびりとイルミネーションを楽しむ形にすると、ストレスなく楽しむことができますよ。
ウラ技④食事どころは先に予約をしておくと◎
『なばなの里』の園内には、全部で7つのレストラン/食事処があります。
繁忙期には、イルミネーション時間になるとすぐに満席になってしまい、ウェイティングボードに名前を書いて順番を待つ必要がある場合がほとんど。長い時には60分以上の待ち時間が発生する場合もあるんです。
もしもお目当てのレストランが60分以上待ち時間が出ているようなら…ウェイティングボードに名前を書いておき、その間にイルミネーションを見てまわるのがおすすめです。
もしもイルミネーションを見ている間に名前を呼ばれてしまっても、その旨を店員さんに告げれば、次に呼んでくれることがほとんどのようです。実際、筆者が園内レストランで並んでいた時も、名前を呼ばれてもその場にいない方が数多くいらっしゃいました。
ただし、決して褒められたマナーではありませんので、できるだけ想定待ち時間よりも前に戻るようにすることと、キャンセルする場合は放置せず、ちゃんと店員さんにその旨を伝えるようにしてくださいね。
⑤20時以降の入園もおすすめ
『なばなの里』のイルミネーションは、平日は21時まで。週末は22時までのことが多いです。
混雑のピークとなるのが、18時~20時までの間です。20時を過ぎると、18時頃に入園したお客さんが帰る時間帯になりますので、混雑は大部緩和されます。20:30を過ぎると、券売窓口もご覧の有り様。週末であれば、20時に入園しても22時まで120分もイルミネーションを楽しむことができます。
ただしゆっくり食事を取ることはできないかもしれませんので、園内利用券(なばなクーポン)はお土産物に使いましょう。
⑥あえて4月以降に行く
これは意外な盲点かもしれません。通常、イルミネーションイベントは冬の間だけの開催としているところが多いです。短いイベントですと12月末まで、長くても2月ごろで終了となるところがほとんどです。
ですが…実はここ『なばなの里』のイルミネーションは、なんと驚きの5月末~6月頭まで開催!ですので、イルミネーションへ目的のお客さんが減る4月や5月に訪れれば、それほど混雑することなくイルミネーションを楽しむことができるんです!
春になると、真冬ほど空気が澄んでいないのが残念ポイントではありますが…ギュウギュウ詰めのストレスに比べると、はるかに優雅にイルミネーションを楽しむことができますよ。
⑦長島温泉に宿泊すれば行き帰りも楽チン!
ゆっくり滞在できる方には、こちらもおすすめの方法です。『なばなの里』は、遊園地「ナガシマスパーランド」や周辺の温泉地「長島温泉」のホテルも一体的に運営されています。
そして!系列の長島温泉の各ホテルに宿泊すれば、『なばなの里』までのシャトルバスも無料で利用できるんです。これは非常に助かる!
例えば『なばなの里』のイルミネーションを遅くまで楽しんでも、帰りはシャトルバスでホテルまで連れて行ってくれるため、すぐにお部屋に戻って休むことができるんです!
また、行き帰りをシャトルバス利用できるため、園内で気軽にアルコールが飲めるのもポイント高いですね。
『なばなの里』イルミネーションレポート!
筆者が訪れたのは…年の瀬も迫った12/28。東京駅から新幹線で名古屋駅まで移動し、18:00ごろ名古屋駅からレンタカーでアクセスしました。
この日は名四国道が流れているようでしたので、一般道ルートを選択しました。
『なばなの里』に到着したのは19:00前。ちょうどピーク時間近くの到着になってしまいました。
本来はもう少し早く名古屋駅を出発できれば良かったのですが…仕事の兼ね合いで厳しかったのです。理想は16:00ごろには『なばなの里』到着したかったのですが。
発券窓口周辺はご覧の人だかり。入園券を事前に確保していない場合、まずは入園券購入のためこの行列に並ばねばなりません。
しかし!今回は予めコンビニで入園券を購入しておいたのでここはスイスイ!行列に並ぶことなくスムーズに入園できました。おっしゃ!
園内のイルミネーションは圧巻!エントランスから色とりどりの電飾が美しく輝いています。
園内を流れる川には雲海演出まで!水蒸気と木々が光に照らされ、とても幻想的な雰囲気を作っていますね。
『なばなの里』の中央にある大池の周囲もご覧の通り!池の周縁が美しく縁取られ、まるで日本ではないような印象を与えます。
池をぐるりと回ると…頭上からUFOのようなものが降りてきました。こちらは「アイランド富士」と呼ばれる可動展望台です。別料金が必要(金券利用不可)ですが、こちらも大人気!長い行列ができていました。
アイランド富士を通りすぎると…見事なチューリップ畑!…と思いきや?実はこれ、電飾で作られた擬似チューリップ!遠目からですと一瞬分かりませんでした。お見事!
大池の端までやってきました。この辺りは空間が広く取られているので、闇夜に浮かび上がる木々のライトアップが素晴らしいですね。この日は無風だったため、水面に映るリフレクションも素晴らしいの一言!
さて!ここからが…イルミネーションエリアの本番です。まずは、『なばなの里』のイルミネーションイベントを全国区に押し上げた「光のトンネル」!
まっすぐにに伸びる光のトンネルは身震いするほど美しい!奥に向かって収斂していくので…まるで吸い込まれるかのような気持ちになります。
光のトンネルを抜けると…そこには広大な空間が広がっています。ここがイルミネーションのメイン会場。2024年のテーマは「ピラミッド」でした。
このメインイルミネーションは、まさに光のショー!20分くらいかけて、ピラミッドの周りにラクダや鳥が現れては流れていく…時間を忘れて見入ってしまいますよ。
筆者はアリーナから鑑賞しました。メイン会場前には展望デッキが作られており、そこからはショーを邪魔されることなく楽しめます。ですが…展望デッキ上は恐ろしいほどの人だかりでしたので断念しちゃいました。
メイン会場からの帰りルートはもう一本の光のトンネルを歩いて戻る形になります。帰りの光のトンネルは、少しずつ様々に色が変わる仕掛けになっています。シャンパンゴールドに輝いていたかと思えば…
突然深い紫色になったり!タイミングによって見え方が大きく変わりますので、その変化も合わせてお楽しみください!さすが日本有数のイルミネーションイベント!見ごたえたっぷりです。
帰りは、お土産物店やショップをのぞきつつ…駐車場へ戻りました。楽しかった!
『なばなの里』へのアクセス/駐車場/所要時間
『なばなの里』は、愛知県名古屋市のお隣、三重県桑名市長島町にあるお花のテーマパークです。
電車でのアクセスは、近鉄名古屋線の近鉄長島駅で、駅前からシャトルバスが出ています。
名古屋駅方面からは、名古屋駅前にある名鉄バスセンターから園内まで直通のバスが出ています。名古屋駅前からおよそ30-45分ほどで到着します。
お車の場合は、伊勢湾岸自動車道の湾岸長島IC、または東名阪自動車道の長島ICからのアクセスになります。長島ICからの方が距離は短いですが、その反面渋滞も詰まりやすいため、公式アナウンスでは湾岸道からのアクセスがおすすめされています。
園内には広い駐車場が設けられています。駐車料金は無料です。ピークシーズンは周辺の渋滞も酷くなるため、できるだけ公共交通機関でアクセスする方が良いでしょう。
園内は広く、イルミネーションエリアを一周するだけでも60-90分ほど時間がかかります。さらに、『なばなの里』の入園券には1000円分の園内利用券も付いているため、お食事やお買い物もすることになります。よって、だいたい120分は滞在なさることが多いと思います。
宿泊するならここ!
なお、行き帰りの交通渋滞や混雑を考えるならば、長島温泉にあるホテルに宿泊してゆっくり楽しむのもおすすめです。
長島温泉にはいくつか宿泊施設がありますが、おすすめはここ「ホテル花水木」です。もちろん『なばなの里』までの送迎バスも出ていますし、遅くまで楽しんでもすぐお部屋で横になれるのは嬉しいですよね。
今回よりスタートしました【ぐるっと紀伊半島旅行記】!初日は名古屋駅からイルミネーションで人気の『なばなの里』へとやってきました。次回は園内のグルメをレポートします。お楽しみに!
『なばなの里』の基本情報
アクセス
東名阪自動車道 長島ICより5分
伊勢湾岸自動車道 湾岸長島ICより10分
営業時間
10:00-22:00
※平日は21:00まで
イルミネーション点灯時間
日没前~閉園時間
定休日
イルミネーション期間中無休
入場料金
大人~小学生(同一) 2500円
小学生未満 無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0594-41-0787