『河津桜の並木道』は真冬の2月に満開を迎える伊豆の風物詩!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『河津桜』のおすすめポイント
通常、桜の絶景といえば…やはり春ですよね。日本の春の象徴として、世界的にも大変高い評価を受けています。
しかし!伊豆半島南部に位置する、ここ河津町の桜『河津桜』は一味違うんです!通常の桜(ソメイヨシノ)が、3月末~4月に開花するのに対し、この『河津桜』の開花はなんと1月末~2月半ば!全国的にはまだ真冬のシーズンから桜を楽しめる特別な場所なんです。
ちなみに、この『河津桜』の歴史は意外と浅く、昭和30年ころに発見された原木からスタートしたそうです。しかも、偶然発見された奇跡の木!その木を徐々に増やして、現在のような絶景を作り上げたそうです。
『河津桜』の絶景といえば…まずはその花の色にあります。
ソメイヨシノは、淡く桃色がかった白い花を咲かせますが、この『河津桜』は濃いピンク色!とても存在感のある鮮やかな花を咲かせるんです!そのため、とても写真映えするのが特徴です。
この濃いピンク色の花を満開に咲かせた『河津桜』が、河津川沿いにずらーっと並ぶ風景はまさに圧巻!足元には黄色い菜の花畑も添えられて、まさにその姿は春一色!…世間は真冬なんですけどね(笑)
『河津桜』のベストシーズン
『河津桜』の最盛期には、河津町一帯では『河津桜まつり』が開催され、例年多くの観光客が押し寄せています。やはり寒い冬、一足早い春の季節を先取りしたい人も多いのでしょうね。
『河津桜まつり』の開催期間は、例年2/1~2月末まで。この時期は夜間ライトアップもされるので、夜の散策もおすすめです。
その年によって、開花状況は変動しますが、概ね2月半ばごろに満開を迎えることが多いとされています。2月半ばといえば、世間はまだ寒い真冬の季節。ぜひ暖かい南伊豆への旅行を企画してみてはいかがですか?
『河津桜まつり』へのアクセス/駐車場
『河津桜まつり』の会場は、河津町市街地のほぼ全域に広がっています。
メイン会場になるのが、伊豆急行線の河津駅から徒歩10分ほどのほどの場所。ここから河津川沿いに、美しい河津桜の並木道が続いています。
お車の場合のアクセスは3ルート。
ただし桜まつり期間中は、周辺は大渋滞になりますのでご注意ください。また、まつり期間中は周辺にたくさんの臨時駐車場も設けられます。
『河津桜まつり』を訪れる際のおすすめお宿
『河津桜まつり』期間中、河津町周辺は週末を中心に大渋滞が発生します。そのため、日中の到着はストレスが貯まってしまいますが…ここでウラ技!
例えば、到着時間を鑑賞前日の夕方にすれば、渋滞もほぼ解消しているため困ることはありません。そして、まずは夜桜を楽しんでから一泊。翌日の朝早くに桜まつり会場へ出かけると、それほど混雑もなく楽しめるはずです。
河津町周辺にはいくつかお宿がありますが…筆者のおすすめはここ「ふる里ペンション グランポルテ」!筆者も二回ほど宿泊させていただきましたが…ここはお料理が素晴らしい!
敷地内の古民家の囲炉裏席でいただくお料理は、伊豆沿岸で獲れた新鮮な海鮮だけでなく、猪肉や鹿肉を使ったジビエまでいただけちゃうんです!温泉も貸しきりで楽しめますので、おすすめですよ!
『河津桜まつり』の基本情報
アクセス
伊豆縦貫自動車道 月ヶ瀬ICより45分
営業時間
24時間
ライトアップは18:00-21:00
定休日
期間中無休
※河津桜まつり2/1-2/29
入場料金
無料
駐車場
有料駐車場あり
アドレス