こんにちは!旅人サイファです。
毎週日曜日は、その時に起こっていることをリアルタイム投稿する、毎週恒例の『週末雑感』です。
いやあ…それにしても寒い!寒すぎますね。今週末から来週半ばにかけて、数十年ぶりの強烈寒波がやってくるとのこと…大雪予報も出ていますので、十分に対策を講じておいてくださいね。もうさ、寒すぎる日はお仕事や学校休みにしちゃえばいいのに…そんな訳にはいかないか(笑)
ちなみに先日1/20は二十四節気のひとつ「大寒」でした。この二十四節気は過去にこちらの記事でも詳しく取り上げていますので、ぜひお立ち寄りください。
『二十四節気』ってなんだ?古来の暦のなごりを簡単に解説! - 旅人サイファのお出かけブログ
traveler-cipher.hatenablog.com
簡単に説明すると、この二十四節気は、1年365日を24に区切ったもの。イメージとしては「年間時計」と思っていただいた方が分かりやすいと思います。
1年のうち昼と夜の時間が等しくなる「春分」「秋分」と、日中時間が最も長くなる「夏至」夜中時間が最も長くなる「冬至」の4点を基準点としてぐるり円を描き、それら4基準点間に等間隔に5つの小点をおいたものが二十四節気です。
春分を0時とすると、夏至が3時、秋分が6時、冬至が9時。大寒はちょうど10時くらいに当たりますね。ちなみに大寒の次に来るのが立春で、これは10時半ころになります。それにしても…大寒の次が立春って、ちょっと先走りすぎじゃないですかね?
なお、この「大寒」には二つの意味あがあります。今年は1/20を「大寒」としていますが、これは1/20当日のみを大寒とする言い方です。しかし先ほど申し上げた通り、二十四節気は「年間時計」です。10時から10時半までの間はずっと「大寒期間」でもあるんです。そういう意味では、1/20~2/3まではずっと「大寒期間」、2/4の「立春」を過ぎたら、次の2/19の「雨水」の前日までが「立春期間」に当たるということですね。
不思議なことに、現代日本でも最も気温が下がりやすいのがこの「大寒期間」で、気象学的にもほぼ一致していること。先人たちから蓄積された天文観測と気象観測のデータが、このように現代まで引き継がれているのって、考えてみればかなり驚異的なことですよね。歴史や学習とは、このように過去の人々が得た経験の積み重ねなんだな…と実感する今日この頃です。
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