2021年にユネスコの世界自然遺産に登録されたばかりの奄美大島！そんな奄美大島の大自然を体験できるガイダンスセンターが堂々オープン！『奄美大島世界遺産センター』の見学レポート！
奄美市住用町。ここは広大な奄美大島の中でも、最も濃密に大自然が残る町です。そんな住用町に2022年、新しく完成したガイダンス施設がここ『奄美大島世界遺産センター』です！あのアマミノクロウサギ(剥製)も見つかるかも！？
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この記事は8月の夏休みに訪れた【夏休み奄美大島旅行記】からの連載記事です。世界遺産奄美大島の魅力をお伝えしていきます！どうぞお楽しみください。
『奄美大島世界遺産センター』へのアクセス/駐車場
奄美大島は、2021年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。
【号外】『沖縄・奄美』世界遺産登録が正式決定！ - 旅人サイファのお出かけブログ
奄美大島、徳之島、沖縄本島北部、西表島という自然溢れるエリアが合同して、「沖縄奄美」として世界自然遺産に登録されたのをきっかけに、ここ奄美市住用町に作られたのが『奄美大島世界遺産センター』です。
奄美市住用町は、奄美大島の中でも最も大自然が残る地域です。奄美市の中心である名瀬市街地から国道58号線を南西に走らせることおよそ20分。見えてくるのが「道の駅・黒潮の森」です。その道の駅の一角に、ここ『奄美大島世界遺産センター』は建てられています。
道の駅併設ですので、無料駐車場も充実しています。広い駐車場があるので、満車になることはないでしょう。
併設する施設「黒潮の森マングローブパーク」も同じ敷地内ですので、ぜひカヌーツアー等も楽しんでください。
『奄美大島世界遺産センター』の見どころ！
『奄美大島世界遺産センター』は無料で見学することができます。
奄美大島世界遺産センターは、奄美大島の世界自然遺産の森とそこに棲む生きものを実際にフィールドを歩いているように体感・観察したり、奄美大島の自然の価値とそれを守るための取り組みやルールを学んだりすることができる施設です。奄美群島国立公園の適正な利用促進と密猟盗掘対策等の保全管理の拠点でもあります。
2021年7月26日に「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が世界自然遺産に登録されました。登録地域は、日本列島の南端部に位置する琉球列島4つの島々の陸域です。世界自然遺産地域の面積(42.698ha)は日本国土の0.5%に満たないながら、生息する国際的絶滅危惧種は95種、そのうち固有種は75種を数えます。日本は世界の生物多様性ホットスポットの一つですが、その中でも生物多様性が突出して高い地域です。
※配布パンフレットより
内部に入ると、奄美大島の大自然を再現した空間が広がっています。この『奄美大島世界遺産センター』の内部は、時間によって昼と夜2タイプの世界を体験することができるんです！昼と夜はおよそ15分ほどで切り替わります。
夜の部のエリアには…特別天然記念物「アマミノクロウサギ」を見つけることができるかも！？みなさん、ぜひ探してみてください！
まずこちらは夜の部…館内は真っ暗！よーく目を凝らすと…ディスプレイされた森の中にいくつか動物の剥製が隠されています。内部には、生き物の声や雨の音か響き、まるで奄美の森の中を歩いているかのような錯覚に陥ります。
夜の部の時間が終わると…次第に照明が明るくなり明け方、そして昼の時間へと展示は移り変わっていきます。
明け方のディスプレイになると、夜のディスプレイで姿を見せていた動物とはまた異なる動物たちの姿が、視界に入ってきます。昼と夜、全く異なる奄美の世界を多角的に見学できるのはとても素晴らしい試みですね！
ちなみに一番人気はやはり国指定天然記念物「アマミノクロウサギ」です！ぜひ探してみてください！
太古のジャングルがそのまま残る、奄美市住用町。ここ『奄美大島世界遺産センター』は、そんな奄美大島の大自然を五感を使って学ぶことができる素晴らしい施設でした！併設の「黒潮の森マングローブパーク」でのカヌーツアーと併せて、ぜひお立ち寄りください！おすすめですよ！
さて、奄美大島の大自然！いかがでしたか？我々筆者一行は、ここ住用町を後にして、この日のお宿がある南部の瀬戸内町へ向かいました！この日のお宿は、ご主人がなんと素潜り漁師さん！獲りたてのお魚が食べられると評判のお宿です！次回もぜひ！お楽しみにー！
奄美大島世界遺産センター
アクセス
奄美空港より車で70分
名瀬市街地より車で30分
営業時間
9:00-17:00
定休日
毎週木曜日
年末年始
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0997-69-2281
