こんにちは、旅人サイファです!
毎週日曜日はその時起こっていることをリアルタイムで執筆する『週末雑感』です。
今日は何から書きましょうか…。当初は本日から放送開始のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に向けての放送前コラムにしようと思っていたのですが…。
まずはこちら
『Go Toトラベル再開白紙へ』
いやはや。なんとも拙い。もう2年も同じことを繰り返していますね。日本政府の指導力の無さには呆れてしまいます。
今年1月後半から再開と目されていた『Go Toトラベル』の延期が事実上決定しました。
夏明けから秋にかけて、新規感染者を抑え込んでいたにも関わらず、なかなか重い腰を上げなかった『Go toトラベルキャンペーン』。冬前になってようやく動き出したと思いきや、今度は旅行会社大手H.I.S子会社による詐欺まがいの補助金不正受給が発覚。この処理にマゴマゴしている間に、今度はオミクロン株による感染拡大。
ただでさえ批判の多い『Go Toトラベル』。なぜ秋口から再開しなかったのか。結局、今後再開したとしても2月以降にずれ込む可能性が高くなりました。またこれ以前に、3月の春休み期間や5月のGW中はキャンペーン停止する旨を発表していますので…これを堅持するのであれば実質2月がラストチャンスでしょう。
批判の多い『Go toトラベルキャンペーン』ですが、筆者は必ずしも悪手ではないと考えています。このキャンペーンのターゲットは、普段旅行しない方々。筆者のように息をするように旅行する人間は、放っておいても出掛けます(笑)
しかし、このキャンペーンがあることで、普段旅行に出ない方々へも需要を喚起することができる。この意義は大きいと思っています。しかも全国一律どこでも…というのが味噌です。
そしてこれまでも言われていますが、旅行・観光は地域経済へ与えるメリットが非常に大きい。旅行は、観光宿泊だけでなく飲食、交通、物産、様々な形で消費を促します。
疲弊した地域経済にとっても、この施策は悪くないものと思っています。特に地域共通クーポンの経済刺激効果は莫大でした。なにせ期限は2日のみ、使えるエリアも宿泊県と隣接県に限られていましたから、みな必死に考えて消費していましたよ。
このままですと、時期を逃し再開することなく消えていく可能性もある『Go Toトラベル』。この先旅行をお考えの方は、もう再開しないものと考えて次の予定を決めた方が良いかもしれませんね。
さて、続いて『高校サッカー選手権』の話題から。
4強に進出し、準決勝を戦う予定だった東京B代表の関東一高が、メンバーにコロナ陽性者が出たために準決勝出場を辞退することになりました。
4強進出したチームには、大会前に実施した検査に加えて、改めての検査実施が義務付けられていたようです。そして、陽性者が1人でも出た場合、本登録メンバーは全員出場停止になると。
は…?なぜ?選手たちの心境はいかばかりか…!
ここで陽性が出たのは選手2人とのことですが、この2人の心境考えたことがありますか?せっかくここまで勝ち進んで来たのに…「オレのせいで」「アイツのせいで」と若者たちの心を抉る処置。学校単位でのスポーツである高校サッカー選手権。教育的側面は無視でしょうか?
さらに悪手なのは、関東一高の対応です。救済策として「予備登録メンバーでの出場」が可能だったにも関わらず…出した結論は、準決勝辞退。
なぜ?予備登録メンバーに入っていた選手たちの立場は?力の落ちるメンバーでは、次の準決勝での勝利は難しいかもしれません。しかし、そのチャレンジすらしないという態度は、教育機関として如何なものか?仮にボロ負け惨敗しても…選手たちには称賛の拍手が贈られていたでしょうし、本登録メンバー、予備登録メンバー双方とも、納得できたと思いますけどね。
結局、ここ2年間と同じことを繰り返していますよね。「ここで蔓延させたら…」「クラスター起こしたら…」に怯えすぎです。
ワクチン接種が8割を超えて重症化率を抑え込んでいる、また飲み薬も承認されつつある。状況は以前と大きく変わっています。
いい加減、過剰反応は辞めませんか?
以前からこのブログで主張していますが、見るべきものは「新規感染者数ではなく重症者数」ですよ。そして、重症化を抑えている今こそ、2類感染症から5類相当へ移すべきです。
さて、冒頭にも書きましたが、本日からNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』が放送開始されます。脚本は三谷幸喜。
『新撰組!』『真田丸』に続いて3回目の登板です。群像劇には定評のある三谷幸喜。ややマイナーな北条義時という、鎌倉幕府初期を支えた人物を主役に据えた意欲作です。
当ブログでは、前作前々作に引き続き、放送後にコラム掲載致しますので、そちらもお楽しみに!
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