旅人サイファのお出かけブログ

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【旅人サイファの絶景100選】 日本最後の清流『四万十川』と『沈下橋』

こんにちは!旅人サイファです!

本日は月曜日!【旅人サイファの絶景100選】No.79、今回も四国地方の絶景群をお届けします!

 

今回ご紹介するのは、日本最後の清流『四万十川』と川にかかるシンボル『沈下橋』です。f:id:traveler-cipher:20211206080528j:image

沈下橋とは、ご覧のように欄干の無い、電車のプラットホームのような橋のこと。

こんな橋でも…自動車や自転車で普通に走りますからね(笑)


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一見危ないだけの橋のよう見えますが…実はこれ、生活の知恵なんです。

四万十川』はその名の通り右へ左へ四万回とも言われる蛇行を繰り返して太平洋に注ぐ、四国随一の大河です。

しかし、その流域の多くが厳しい山間地帯を占めているため、現在も流路を整えたり、ダムで水量を調節したり…という工事があまり行われていません。それが「日本最後の清流」と呼ばれる所以でもあります。

 

流路調整が行われておらず、蛇行が激しいということは、いざ大雨が降った際には一気に増水してしまいます。

 

そんな時に、激しい流れを受け流すために、敢えて欄干を作らずに水中に沈むように作られたのがこの『沈下橋』。
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水中に沈むことで、上流から流された流木の直撃による橋へのダメージを最小限におさえることができるのです。

 

以前蛇行についてまとめました!

 

現在『四万十川』には60本の沈下橋がかけられています。この中で最古と言われるのが四万十町にある『一斗俵沈下橋』。
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こちらは作られてからなんと100年近く経過していると言われています。

※現在は徒歩のみ通行可能。

 

そして、最も長い橋がここ『佐田の沈下橋』。正式名称は今成橋と言います。f:id:traveler-cipher:20211206082232j:image最も河口部に近い橋のため川幅も広く、橋の長さは300m近くとか!


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いかがでしたか?清流『四万十川』と沈下橋の絶景!

人の手があまり入っていないからこそ…美しい透明度抜群の川と、自然のままに織り成す川の蛇行が美しい風景です。この蛇行こそが…『四万十川』の本質なんでしょうね。

ぜひ一度、四万十川流域をドライブしてみてはいかがでしょうか?おすすめですよ!

 

巡り方のコツも紹介してます!

 

四万十川沈下橋

アクセス

土佐くろしお鉄道 中村駅より車で15分

 

通行料金

無料

 

通行時間

24時間自由※ただし夜間は極めて危険

 

通行期間

年中走行可能

 

駐車場

橋のたもとに無料駐車場あり

 

アドレス

高知県四万十市今成向イ

0880-35-4171

 

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