皆さんこんにちは!旅人サイファです!
本日は【対馬壱岐旅行記】より、対馬屈指の絶景ポイント、浅茅湾(あそうわん)を眺める『鳥帽子岳展望台』です!
いかがですか!この風景!一見アマゾン川流域のジャングルかのように見えますが、中央に流れているのは川ではなく海!日本国内でも屈指のリアス式海岸「浅茅湾」です。
地図を拡大するとこの通り!
入り組んだ海岸線がまるで迷路のように枝を伸ばしている様子が分かるかと思います。
この浅茅湾は、西海と東海は本来通じていませんでした。
現在は万関海峡が掘削されて、大型船の通り抜けも出来るようになっていますが、古代は完全に閉じた湾を作っていました。
ここの一番深い入り江で、東西間の細い陸地はおよそ150mほど。
そのため古代の人々は、日本本土から朝鮮半島へ向かう際、東側の船越で上陸し、船を担いで峠を越え、西側の海から改めて漕ぎ出す…ということもしていたそうです。
→ 現在も東船越、西船越という地名が残っています
そんな入り組んだ浅茅湾を一望できるのがここ!『鳥帽子岳展望台(えぼしだけ-)』なのです!
駐車場から歩いて5分ほど。階段を登っていくとコンクリート制の階段が見えてきました。ここが展望台の入り口です。
朝鮮半島と日本、そしてその中間に位置する対馬の位置関係がよく分かりますね。
この展望台の屋上から周囲を眺めると…
じゃーん!
こちらは南側の風景!深い入り江がよく見えますね!
天智天皇が作らせたという古代山城「金田城」もこの方角(のはず)!
そして反対の北側はこの風景!山また山…!
このシリーズの冒頭でも述べましたが、対馬は島国というより山国なんです!どこまでも続く山岳と原生林!
動画です!
展望台に立って、ただボーッとこの景色を眺めているだけでも、悠久の時を感じられますね。
この山と森が、ツシマヤマネコをはじめとする特有の自然体系を保ってきたんでしょうね!
そんな対馬の大自然を一望できるおすすめスポット『鳥帽子岳展望台』でした!
鳥帽子岳展望台
アクセス
厳原港より60分
対馬空港より30分
営業時間
24時間立ち入り自由(夜間注意)
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
駐車場から展望台まで徒歩5分の昇り
アドレス
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