こんにちは!旅人サイファです。
本日は、昨年夏に訪れた東京にあるリトルトルコ『東京ジャーミイ』を再訪。
毎週末開催されているガイドツアーに参加してましたのでレポートします。
昨年訪れた時は、一般見学でしたのでガイドさんは付きませんでした。
今回はタイミングを合わせて、毎週末に開催されているガイドツアーに参加です。
前回はこちらです
ガイドツアーは毎週土曜日、日曜日および祝日の14:30から開催されます。
所要時間は45-60分ほどで予約は不要ですので、飛び入り参加でもOK!
日本人ガイドさんが、イスラムの宗教、文化、建築などについて、とても詳しく説明してくださいます。
この日のガイドツアーにはおよそ30人ほどの方が参加されていました。
もちろん子供も見学可。我が家の小学生の長女と長男も連れて行きました。
週末以外でも、5名以上でガイド付き見学も受け入れて下さいますので、人数多い場合は事前にご予約して、貸切ガイドツアーもおすすめです。
さて、集合時間の14:30より少し前に到着した我々一行。
ロビーにある温かいトルコ茶(チャイ)を頂いて時間を待ちます。
隣にはナツメヤシの実を乾燥させたデーツというお菓子も頂けました。
中に種がありますが、独特の甘さで癖になりますね。
さて、時間になりました!ガイドツアースタートです。
前回訪問時に色々お話を聞かせて頂いたガイドさんが、トリビア満載、この日も興味深いお話を聞かせて下さいました!
まずは1階トルコ文化センターのホールへ案内されました。
白い大理石の床が美しい、広々としたホールです。
イベント時にはここで食事会が開かれたりもするそうです。
こちらでは、イスラム文化についてとても興味深いお話を聞かせて頂きました。
現在、イスラム文化圏が広がっているのはアラビア半島周辺、インド周辺、東南アジア、北アフリカといった辺りです。
イスラム教というと、砂漠の宗教というイメージ強い方も多いかもしれませんが、よく世界地図を見てみると、また新しい視点が見えてきます。
中学校の世界史で習った、世界四大文明って覚えていますか?
ピンと来た方も多いでしょう!
そうなんです。この四大文明のうち、黄河文明を除く3つは全て現在のイスラム文化圏で起こっているのです!
一説によると…かつてイスラム文化圏の辺りは緑あふれる豊かなエリアだったとか。
考えてみれば当然ですよね。
そもそも自然が過酷な環境にそんな大多数の人間を養う文明が起こるはずがありません。
かつてアラビア半島、インド周辺、北アフリカといったエリアは、世界トップレベルの豊穣と文化を誇った、世界の中心とも言える場所だったようです。
しかしその後、気候変動によるものか、現在のイスラム文化圏は砂漠化…繁栄と文化の中心はさらに北のヨーロッパへ移っていきました。
そしてその流れは現代まで続いています。
そんな世界史的な流れも説明に織り交ぜつつ、ガイドツアーは続きます。
後編へつづく
ちなみに、我々にも身近な『数字』に隠された秘密も教えて頂きました。
非常に面白いお話なので、こちらは番外編として別に記事にしますね!
また、もうひとつ。この壺にも描かれているお花のお話も興味深いものでした。
こちらも、番外編で!