皆さんこんにちは!旅人サイファです!
今回は懺悔の回(笑)
こんなブログを執筆しておきながら…私、とても恥ずかしい思い違いをしていました。
こちら、先日鹿児島旅行へ出かけた際にも目にした鹿児島県の簡略地図。
旧国名シリーズでも度々触れていますが、現在の鹿児島県は、旧『薩摩国』と旧『大隅国』のニ国と、種子島、屋久島、奄美諸島といった島々から成り立っています。
離島部分はひとまず置きますが、九州最南端の鹿児島県は、
『大きな薩摩国』
と
『小さな大隅国』
の2つで成立しているものとばかり思っていました。
上に挙げた簡略地図からでもそう思ってしまいますよね。
薩摩藩の本城や鹿児島県の県庁所在地が、薩摩側の鹿児島市に置かれているせいかもしれません。
大隅国なんて、鹿児島県の東側に伸びる半島部分だけでしょ?薩摩国のおまけでしょ?
なんて声も度々聞かれる悲しい大隅国。
が。
こちらをご覧ください。
そう。実は!桜島も、霧島市中心部も、霧島温泉や霧島山も…実は全て大隅国!
しかも鹿児島県での屈指の歴史を誇る神社『鹿児島神宮』も、そもそも大隅国一宮(国内で一番格式高い神社)なのです。
そして驚くべき事実もあります。
それは『鹿児島』という地名の由来。鹿児島とは、実は桜島の別名らしいのです!
と、いうことは!?
鹿児島って…本来大隅国由来じゃないですか!
これは考え方を改めなければいけない事案!
鹿児島県は…
『主たる大隅国』
と
『従たる薩摩国』
の関係なのかもしれません!
本来大隅国の圏内である霧島エリアは、薩摩地方に取られてしまっている。
気象庁の天気予報でも、ちゃっかり霧島エリアは薩摩地方に組み込まれているのです!
同一県内のため、あまり揉め事にはなって居ないようですが…もしかしたら鹿児島県人でも、霧島エリアを大隅国だと認識していない人も多そう!
大隅住民は、もっと声を大きく主張しましょうー(笑)
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