こんにちは!旅人サイファです!
今回は全国各地を結ぶ夢の超特急・新幹線のお話です。
現在、日本国内には7本の新幹線が走っています。
※秋田新幹線、山形新幹線はミニ新幹線←厳密に言えば在来線特急
現在はさらに、北海道新幹線の札幌延伸、北陸新幹線の新大阪延伸、九州新幹線西ルートの建設と、より一層充実するであろう日本の新幹線網。
旅行好きからするとワクワクする状況ですよね!
しかし…上記リストからも分かるように、1ヶ所だけ新幹線空白地帯があることに気が付くはずです。
…そう。それは四国エリア。四国には新幹線の「し」の字も見えません。
しかし…実は新幹線整備網の中に四国を走らせる新幹線の計画も存在しているのです。
それがこの記事に書かれている四国新幹線。
当初の計画によると…
神戸→(明石海峡)→淡路島→(鳴門海峡)→徳島→高松→松山→(豊予海峡)→大分
というコースで、淡路島と四国を経由して大分県まで伸びる新幹線計画が描かれていたとのこと…!
しかも驚くことに、実は淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋は、当初の計画通りに新幹線も走れるような二重構造で作られているとか!これは夢が広がります!
だがしかし…
神戸側と淡路島を結ぶ明石海峡大橋は、バブル後の紆余曲折を経て…道路鉄道併用橋としての計画は破棄され、新幹線が通れるようには作られていない…!え!片側だけ新幹線通せても意味ないじゃん!
と…いうことで、神戸と淡路島を渡す明石海峡を新幹線で渡る計画は無くなってしまいました。ええ。残念ながらゼロです。
しかし!現在東京→名古屋間で整備を進めているリニア新幹線が流れを変えました。
明石海峡は超えられない。ならば?
リニア新幹線がやがて接続する新大阪から→関西国際空港→淡路島のルートを作ってしまえ!
なんと、国内屈指の国際空港、関西国際空港を巻き込んで、関西圏と四国圏の観光需要を一挙にまとめてしまうという計画を立ち上げているのです!
これならば…リニア新幹線で繋がる新大阪だけでなく、関西国際空港からのインバウンド客も巻き込んで四国、九州へ顧客を流すことができる!
四国と九州の間に広がる豊予海峡を越えるには、新たに橋もしくはトンネルを整備しなければならなりません。予算も工期もかなりの規模になることが予想されます。
近くて遠い関西と四国、そして四国と九州。もしもこれらが結ばれれば、関西圏から道後温泉と別府温泉をハシゴするツアーなんかも組めるようになります!が…実現までのハードルは高いか!
ともあれ、計画だけは存在する四国新幹線。
もしも実現したら、国内旅行者の動線変わりますね!楽しみ!