こんにちは。旅人サイファです。
毎週日曜日は下書きなしのリアルタイム投稿、週末雑感です。
まもなく8月も終わりますね。
コロナ禍の影響で学校の夏休みが短かったり…そもそも感染予防のために外出を自粛したり…と例年になく大人しい夏となってしまいました。
いわゆる自粛警察さんの活動も活発でしたね。
青森県では、お盆で帰省した男性の自宅に、それを非難する文書が投げ込まれたり…。
行きすぎた正義感ほど怖いものはありません。
古くは十字軍や魔女狩り隠れキリシタン狩りなどと同じ匂いを感じずにおれません。
私は、夏休みを利用して、沖縄県石垣島と八重山諸島へ出掛けておりました。
本島でも1泊だけしましたが、夜に那覇空港へ到着、翌朝の石垣行き飛行機へのトランジットのみ。
繁華街には一切立ち寄らずに過ごしました。
石垣島や八重山諸島の離島では、皆さんものすごく丁寧におもてなしして頂けました。
コロナウィルスへの恐怖なんて一切皆無!
微塵も感じることなく過ごせましたよ。
東京の満員電車に比べたら数百倍も平和な空間でした!
こちらも旅のプロです。
人が集まりそうなスポットにはほとんど立ち寄らず、行程は屋外の景勝地と専用ガイドを付けたアクティビティ、残りはリゾートホテル内でプールとビーチで過ごすプランを組みましたので、コロナのコの字も感じずに過ごすことができました。
もちろん、我々側も小まめな手荒いと手指消毒、マスクは必ずしていましたよ!
しかし…事件は東京へ帰ってから起きました。
なんと、沖縄旅行へ行った社員は一律して出社停止、隔離部屋、他社員接触禁止、窓際(間接)業務行きの処分が配置転換が命ぜられたのです。
もちろん、事前にそんな取り決めはありませんでした。
帰ってきてから初めて聞いたのです。
まさに後出しじゃんけん。
恐らく、『沖縄に行った人と同じ空間に居たくない!怖い!』と言った人間がいたのでしょう。
イメージに流される人間はどこにでもいますね。
私の部署ではそこまで厳格な扱いは受けませんでしたが、すぐ隣の部署では出勤停止1週間、隔離部屋での間接業務1週間が課されています。
なんと驚くべきことに、他社員との接触厳禁、物品も個人専用品、ゴミすら共同ゴミ箱に捨てられずに持ち帰り…と。
はっきり言って異常です。狂ってます。
沖縄=バイ菌扱い。沖縄に行ったというだけで、いじめ差別の対象です。
ただ沖縄に行ったというだけで疑心暗鬼に囚われて差別をする。
感染者と濃厚接触した訳でもなく、感染が疑われている訳でもなく、疑わしい症状が出ている訳でもないのに。
先日、玉城デニー沖縄県知事はTV番組で『来県自粛を要請する考えはない。きちんと感染対策をした上で遊びに来て欲しい』と発言されていました。
で、あれば。
『沖縄県は徹底した感染予防対策を講じています。安心してどんどん遊びに来れる沖縄を作ります。』
と発信すべきかと思います。
せっかく安全で安心した時間を過ごせたというのに。
特に現地のホテルスタッフ等は徹底した対策をとってくれてるというのに。
彼ら現場の努力を蔑ろにする、沖縄へのマイナスイメージ。
マスコミのマイナスアピールを真に受ける必要はありませんよ。
一部の繁華街は注意が必要かもしれませんが、それはごくごく一部です。
どれだけ安全な時間を過ごして来たか。
東京の満員電車で通勤しているマスコミ関係者に見せたいくらいです(笑)
『こんな時期に沖縄行く方がバカ』という意見も当然あるでしょうね。
しかし、私は旅人として『現地に行くべき』という信念で沖縄へ行って参りました。
そして現実として素晴らしい時間を過ごして参りました。
(今年行かなければいけない事情もありましたし)
ともあれ残り1週間、私も差別を受けて仕事します。
法人の決定ですから従いますが、こうやって差別が助長されていくのだな…と実感して過ごすことになるでしょう。
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