こんにちは!旅人サイファです。
本日は前回に引き続き、『全国の市町村の人口を調べてみた』三部作の3回目!
今回は村編です。
全国には、現在いくつ村があるでしょうか?
かつては全国で10000を超えていた村ですが、市や町への昇格、さらに平成の大合併を経て…現在の数はなんと183村!
全市町村(1718自治体)のうち、わずか10%でしかありません。
この全国の村のうち、人口トップ3とワースト3をピックアップしましょう!
トップ3
以下、人口1.0万人を超える村は12村を数えます。
人口条件も、低い県では人口3000人以上。
厳しい県では1.5万人と県によって幅があります。
そんな中、1.0万人以上の人口を抱える村は立派!
全国の町でもおよそ半数(53%)が1.0万人以下と考えると、トップ12の1.0万人以上の村が特別な存在であることが分かります。
トップの読谷村は嘉手納市に隣接した基地の村。
やや複雑な背景を持つ村であるという共通点がありますね
なお、他の村との合併せず、単独で村から市へジャンプアップした自治体が過去二つだけ存在します。(※現行の地方自治法による)
通常は村→町→市へと段階を経て昇格するものですが…珍しい例ですね。
ワースト3
第1位 青ヶ島村(東京都) 175人
第2位 御蔵島村(東京都) 338人
第3位 利島村(東京都) 343人
なんとなんと!上位3つを東京都の離島が独占!
日本一人口の少ない村は…東京都内なんですよ?
ちなみに、内陸地のワーストは第5位の野迫川村(奈良県)361人になります。
※東日本大震災で立ち入り制限区域にある村は除外しています
まとめ
全国的にも減少が続く村。
特に人口減少をもろに受けているのが村と言えるでしょう。
人口1000人以下は14村。
やがて他市へ吸収され、消滅してしまう村も増えていくことでしょう。
市には市の。
町には町の。
そして村には村の…それぞれが抱える悩み。
これからの日本の形を、考えるべき時が来ているのかもしれませんね。
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