【NHK大河ドラマコラム】豊臣兄弟!視聴後コラム 第10話 本圀寺の変

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第十話 本圀寺の変
え!?もう「本能寺の変」!?
…と思わせますよね?なかなか性格の悪いネーミング(笑)
今回描かれたのは「本圀寺の変」。本能寺ではありません。
本圀寺の変
本圀寺の変とは、永禄12年1月5日に、三好三人衆(三好長逸、三好政康、岩成友通)を中心とする軍勢が、京都の本圀寺に滞在していた室町幕府第15代将軍の足利義昭を襲撃した事件です。
前年に織田信長の支援を受けて入京し将軍職に就いた義昭を排除し、室町幕府の実権を取り戻すことを目的とした軍事行動でしたが、義昭側の防衛と織田軍などの迅速な援軍によって失敗に終わりました。
織田信長の支援によって、室町幕府15代将軍に就任した足利義昭でしたが…まだまだその基盤は脆弱。信長が岐阜へ戻ってしまうと周囲は敵だらけ。単独で天下を差配するほどの力はありませんでした。
さて冒頭。
三好一党の実力者である松永久秀が信長へ恭順してきました。
松永久秀は、戦国随一の極悪人。主君の三好長慶を殺したばかりでなく、義昭の兄であり室町13代将軍・義輝を殺害したのもこの人物。当時から悪名高い人物でした。
さて、そんな悪名高い松永久秀と共に、藤吉郎小一郎兄弟は、和泉国堺へと派遣されました。
当時の堺は、商人たち会合衆の合議制で高度な自治を敷いていました。
その代表格となったのが…
- 今井宗久
- 津田宗及
- 千宗易(利休)
といった面々です。
信長は藤吉郎らを派遣し、銭2万貫の供出せよと威嚇します。信長としては、あの堺衆をも屈服させたという実績が欲しかったのでしょう。
ちなみに、この当時に松永久秀が根拠地としているのが大和国。現在の奈良県です。
この国はやがて…郡山城を本拠地として小一郎秀長が治めることになります。
久秀が小一郎に告げた「堺は大和一国を治めるより難しい」というセリフ…その後の歴史を知っていると、なにやら意味深に聞こえてしまいますね。