雪吊りで守られた『兼六園』の冬景色が圧巻!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節限定の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節限定の絶景スポット100選】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『冬の兼六園』のおすすめポイント
日本三名園のひとつとして名高い『兼六園』は、城下町金沢のシンボルとして人気のスポットです。もともとは、金沢藩主・前田家の別邸に付属して作られた広大な庭園で、堀(現在は道路)を隔てて橋を渡れば金沢城跡という場所に立地しています。
江戸時代に作られた大名庭園の代表格ともいえるお庭は、11.7haの敷地内に園路が設けられ、お庭の中を自由に散策できる「回遊式庭園」になっています。現在は国の特別名勝として指定を受けています。
「兼六」とは、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名されました。
四季折々で美しい『兼六園』ですが…中でも冬の風景は格別です。
特に雪で覆われた風景はまさに墨絵の世界!派手さはありませんが、光と影の濃淡で楽しむ大人の世界が広がる様子は圧巻!
また、松などの木々を積雪から守るために張られる「雪吊り」は金沢の冬の風物詩。冬しか見ることができない風景です。
『冬の兼六園』のベストシーズン
『兼六園』は季節ごとにライトアップイベントが行われています。
冬のライトアップは、例年2月ごろ。近年は毎週土曜日の夜のみ開催されることが多いようです。
金沢文化の代表格といえば…金箔ですが、ここ 『兼六園』のライトアップは、まるで金色に包まれたかのような暖かみのある光でライトアップされます。
雪吊りで守られた松に、ライトアップの光が当たる様子は…まるで一種の工芸作品のよう!
ぜひ開催時期チェックして『兼六園』のライトアップをお楽しみください。
『兼六園』へのアクセス/駐車場
金沢のシンボル『兼六園』は、市内中心部近く、金沢城と対面した場所に位置しています。
お車の場合は、北陸自動車道の金沢森本ICから20分ほど。兼六駐車場などの有料駐車場がいくつかありますのでご利用ください。
公共交通機関ご利用の場合は、金沢駅前から路線バスでのアクセスになります。その他市内観光もなさるのでしたら、市内の名所を回る「城下まち金沢周遊バス」が便利です。
『兼六園』を訪れる際のおすすめお宿
『兼六園』を訪れるのでしたら、金沢市内に宿泊するのがおすすめです。市内の中心部に位置しており、兼六園まで徒歩5分ほどでたどり着ける抜群のアクセスが魅力です。
館内には金沢市内では珍しい天然温泉の大浴場もありますから、寒い冬の散策を終えたらすぐに温泉で温まることができるのもおすすめポイントのひとつです。
『兼六園』の基本情報
アクセス
北陸自動車道 金沢森本ICより20分
営業時間
7:00-18:00
※冬季短縮あり
※イベント時夜間開園あり
定休日
年中無休
入場料金
大人320円
小人100円
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
石川県
076-234-3800