【NHK大河ドラマコラム】べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺 ~視聴後コラム
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こちらは【大河ドラマコラム】からの記事をお届けしています。
第二話 嗚呼御江戸
昨今の大河ドラマは…なかなか攻めますな。今作『べらぼう』も、これまでの大河ドラマとは毛色の違う作風ですよね。
この『べらぼう』の舞台は江戸時代中期。長く泰平の世が続いた時代。政治的な大事件も少なく戦争もない。1年かけて放送するにしては…少々厳しいような。何となく、同じNHKドラマでも「夜ドラ」の毛色に近いですよね。
さて…物語は、蔦屋重三郎が名を広める足掛かりとなる「吉原細見」の出版に関わる様子が描かれました。
「吉原細見」とは…いまでいう風俗情報誌。いうなれば、風俗街のガイドブックです。
この「吉原細見」のはじまりは1700年ごろから存在していたようで、1880年代までおよそ160年もの長きにわたり刊行されました。
そんな「吉原細見」の序章を書いてもらおうと、重三郎が探し回っていたのが、当代一のコピーライター「平賀源内」でした。
平賀源内は発明家として人気ですが、その他なさにも様々な顔を持っています。
かの「土用の丑の日」のキャッチコピーも、平賀源内が名付けたと伝わっていますよね。
この平賀源内に、風俗ガイドブックのコラムを書いてもらおう…と奔走するのが今回のお話。
もともと平賀源内は男色家だったようで、吉原遊びとは縁遠い人物でしたが…無事に原稿を書いてもらえたことで、「吉原細見」の売れ行きも上々だったとか。
こうして…出版業界への足掛かりを得た蔦屋重三郎。今後も、歴史上の人物と交流しながら…物語は進んでいくのでしょうかね?