『薬研温泉 薬研荘』は温泉最高!名物女将の山菜料理絶品!
《薬研温泉にある薬研荘はひなびた温泉宿!温泉も料理も最高!》
筆者紹介
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こちらの記事は【下北半島ひとり旅】よりシリーズでお届けしております。
薬研温泉の歴史
下北半島のほぼ中心部、恐山の北麓にある薬研温泉は、1615年開湯という歴史ある温泉地です。
伝説によると、大坂夏の陣で破れた豊臣方の武将がこの地まで落ち延びてきた際に発見したとされています。湯口の形が漢方薬を作る道具に似ていたことから「薬研温泉」と名付けられたといいます。
現在は、大畑川沿いに3軒の宿泊施設が営業しています。周囲は原生林に覆われ、鳥の声が響く大変自然豊かな場所にある温泉地です。
また、さらに上流にいくと「奥薬研温泉」という無料の立ち寄り露天風呂も存在しています。
『薬研温泉 薬研荘』のおすすめポイント
青森県下北半島のほぼ中央部にある薬研温泉へとやって来ました。今回宿泊するのがここにある『薬研荘』さんです。
外観は…うん。旅館とは思えないほど。看板がなければ普通の民家ですよね。
ガラリと戸を開けて中にお邪魔すると…うん!イメージ通り(笑)まるで親戚のおばちゃんちの雰囲気です。初めて来たけど…どこか懐かしいー!
ここで声をかけると、奥から女将さん登場。実はこの方、新聞に載るほどの有名人!人懐こいキャラクターで、たくさん話しかけられました(笑)
まずはお部屋へ。こちらは6畳間の和室です。ちゃぶ台と座椅子が良いですねー!
6月とはいえ…下北半島はまだ春の陽気。夕方は少し肌寒いくらいです。お部屋にはストーブも置かれていました。
アメニティも最低限。浴衣一式とタオル&バスタオル。ハミガキセットも付いています。
さあ!早速温泉へ参りましょうー!ここ『薬研荘』の温泉浴場は2つ。この日はそれほど混雑していなかったので、男女関係なく、貸しきりで利用してくださいとのことでした。浴室前にスリッパが置いてあったら使用中。空いていたら好きに入って良いよ!とのこと。
ちなみに…貸切りとはいえ鍵は付いていません。まあ別にどうってことないんてすけど
一応備え付けの椅子を置いて戸が開かないようにしておきました。
温泉浴場はご覧の通り!タイル張りの浴室が懐かしいですね。うん!おばちゃんちだ(笑)
ちなみに浴室にはシャワーはありません。カランでお湯をかけるスタイル。シャンプー&トリートメントとボディソープは備え付けがありました。
ここ『薬研荘』の温泉は加水なし!加温なし!循環なし!の、天然温泉完全かけ流し!
新鮮なお湯がじゃんじゃん溢れていました。
ここ薬研温泉の泉質はアルカリ性の単純温泉。ややぬるっとした感じがアルカリ性を感じます。刺激の少ない泉質なので、お肌が敏感な方にもぴったりです。
お湯は新鮮そのものもれ注ぎ口から常に注がれた源泉が気持ち良いー!いやーさっぱりしました!
さて。間もなく夕飯なんですが…これよこれ。地元の新聞に載っているのがこの女将さんの記事!
ここ『薬研荘』の女将さんは、地元では有名な…通称「カモシカ女将」!山に入るとたくさんの山菜やキノコを抱えるほど取ってくるとか。
熊も生息する下北半島の山奥で…まるで駆け回るかのように高速で歩き回る様子は、まるで滑落しているようだそうです(笑)
さて!そんな名物女将が作ってくれた夕飯がこちら!山の幸満載の手作り料理がスゴい!
メインはこの川魚の塩焼き!なんだろう?イワナかな?
そしてもうひとつのメインがこちら!女将が自ら取ってきたキノコ汁!これね?キノコから出る出汁だけで煮ているんですって!
その他にも…山菜を使ったお料理がたくさん!もう何の山菜か分からないけれども!これがまた全部美味しいのよ!
この日は、朝から1日ずっと車を走らせていたので…夕飯を食べ終わったらもう一度温泉に入ったあとすぐに寝てしまいました。
さて翌朝。朝風呂を浴びてから朝食会場へ向かうと…この朝食がまたスゴかった!
こちらもどどん!とたくさんのおかず。山菜中心のヘルシーな内容です。
特に美味しかったのが…こちら!ギョウジャニンニクの芽を…
タマゴて閉じた逸品!とろとろのタマゴとシャキシャキの、ギョウジャニンニクが美味しいー!
そして…忘れられないのがこのお味噌汁。この穂先タケノコが絶品なんです!柔らかな白味噌とベストマッチ!
こちらのお味噌汁は…一鍋おかわりできますので…空になるまでいただいちゃいました。ごちそうさまでしたー!
今回お邪魔した『薬研荘』。全8室という小さな温泉宿ですが…温泉の泉質も女将の手料理もサイコーでした!金曜日の宿泊で2食付き1名1室利用プランで1.1万円ほど。コスパは悪くないと思います。
『薬研温泉 薬研荘』へのアクセス/駐車場
『薬研温泉 薬研荘』は、下北半島の山中に位置する温泉宿です。
最寄り駅はJR下北駅ですが…駅からは路線バスで最寄りバス停までおよそ35分。そこからさらにお宿の送迎バスに乗り換えて10分ほど…とかなり、アクセス難儀なところに位置しています。(お宿の送迎は前日までの要予約/有料)
便利なのはお車でのアクセスです。むつ市街地からは車で40分、大間市街地からは60分ほどです。なかなかの山奥ですので…お車でのアクセス推奨です。駐車場は敷地内に無料で駐車可能です。
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【下北半島ひとり旅】シリーズ2日目。この日のお宿は山中の素朴な温泉宿をのんびり楽しみました。翌日は大間方面へ向かいます。次回もお楽しみに!
『薬研温泉 薬研荘』の基本情報
アクセス
※最寄りバス停からは送迎可能(要予約)
下北半島縦貫道路 むつ尻屋崎ICより45分
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0175-34-2779