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【青森】圧巻!『仏ヶ浦』は下北半島随一の絶景スポット!

『仏ヶ浦』は真っ白な奇岩が並ぶ絶景地!

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下北半島随一の絶景スポット『仏ヶ浦』を散策レポート!》

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

旅人サイファ実績

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こちらの記事は【下北半島ひとり旅】よりシリーズでお届けしております。

 

 

『仏ヶ浦』の歴史

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『仏ヶ浦』は下北半島でも随一の景勝地として知られています。

 

下北半島の西海岸、荒々しい岩場が続くこの辺り一帯は、船でないと海岸線に近付くこともできないため、長らく秘境とされていました。

 

現在も、近くを通る国道からはおよそ100mもの急な崖を降りなければ『仏ヶ浦』にたどり着くことはできません。そのためこの絶景は、地元の漁師たち以外にはほとんど知られていませんでした。

 

この絶景スポットを全国に紹介したのが紀行家として知られる大町桂月です。彼は大正11年にここ『仏ヶ浦』を訪れ、その奇観を激賞しました。

 

この『仏ヶ浦』の奇岩群は、南北およそ2kmにも渡っています。およそ1500万年前に起きた海底火山の火山灰が固まり、それが雨や波で削られてできたもの…とされています。

 

1991年に、ようやく船が接岸できる桟橋が完成。その後は、地上から階段を上り下りすることなく、船でアクセスすることが可能になりました。

 

船で楽々アクセスが可能になったことで、メディアで取り上げられることも多くなり、現在は全国的に有名な絶景スポットになっています。

 

『仏ヶ浦』の見どころ!近くには「北限のサル」の姿も?

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下北半島随一の景勝地『仏ヶ浦』へとやって来ました。この日は車でのアクセスでしたので、国道近くの無料駐車場からスタートです。

 

この日は土曜日の午前中ということもあり…無料駐車場もまだまだ余裕がありました。車を止めて、ここから散策開始です。


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おっと。散策路入り口からこれ。そう。ここ下北半島にはクマもたくさん生息しています。駐車場から『仏ヶ浦』までは森の中を30分ほど歩かねばなりませんので…できるだけ物音を立てながら歩きましょう。


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散策路はほぼ山道。行きは下り坂、帰りは上り坂になります。不整地が続きますので、足の悪い方は船でアクセスする方が良いでしょう。


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途中で現れるこんな案内板。かなり多めに書かれていますが、一般の方でしたらここまでの時間はかからないはずです。


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しばらく歩いていると…木々の合間から海岸線が見えるようになってきました。わずかに『仏ヶ浦』の白い巨岩群が見えかくれしています。


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海岸線近くまで降りてきました。ここには小さなお社が建っています。こちらは地蔵菩薩が安置されている地蔵堂のようです。

 

この地蔵堂前から背後を振り返ると…!


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この風景!おおおおー!すげー!!真っ白い巨岩がニョキニョキと何本もそびえ立っています。


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周辺には遊歩道が付けられ、散策することができるようになっています。ペンキで塗られたように真っ白!何とも美しいー!


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この先は、海に向かって桟橋が作られています。この桟橋ができたおかげで、船で『仏ヶ浦』までアクセスできるようになりました。


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ちょ!?この海の色…スゴくないですか!?海の底までくっきり!

 

桟橋の先端部分から振り返ると、ターコイズブルーに輝く海越しに『仏ヶ浦』の奇岩群!こりゃ…この世のものとは思えない絶景だわ!


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おそらく…海底の地質も巨岩群と同じような白色なのでしょう。海の美しさ透明度は際立っています…。まさか北国の海でこんな透明度高い海を見ることになるとは!


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さて…一度海岸に戻って巨岩を周りを散策しましょう。砂浜と岩場の入り交じる海岸線には、一部遊歩道も付けられています。先が見通せないので…歩いているだけでワクワク!


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巨岩をひとつ越えるごとに風景が一変!様々なアングルで楽しめますので、撮影したい方は右へ左へ忙しくなりますよ(笑)


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中には…こんな洞窟も。中央は芝生に見えますが…踏み込むとズブズブと沈んでいきますから要注意!端の足場がしっかりしているところを歩いてくださいね。


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筆者のおすすめは…このアングル!目の前に大きな潮溜まりができており、その奥には『仏ヶ浦』の奇岩が、まるでジブラルタル海峡のように門を作っています。

 

そして足元の潮溜まりには…水鏡となって映るシンメトリーの世界!かつてここ『仏ヶ浦』を訪れた僧は…「ここは霊界の入り口だ」と評したそうですが、その気持ちもよく分かりますよね。


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その日の潮の干満にもよりますが、周辺にはたくさんの潮溜まりがあります。カメラを低く構えると…美しいリフレクション撮影ができますから、ぜひチャレンジしてみてください!


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なお…下北半島の最北端である大間崎と、『仏ヶ浦』の間を走る国道338号線を走っていると、「北限のサル」として知られるニホンザルの群れに遭遇することもあります。


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このニホンザルは、人類以外の霊長類で最も北で生活している野生種!実は、超貴重なサルたちなんです。かなりの高確率で出会えますが…近づかずに車内からそっと眺めてくださいね。

 

『仏ヶ浦』へのアクセス/駐車場

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下北半島の西海岸にある『仏ヶ浦』へは、お車もしくは路線バスでのアクセスになります。また、近くの佐井港から遊覧船でアクセスすることも可能です。

 

路線バスの場合は、JR下北駅や大間フェリーターミナルから佐井方面行きのバスでアクセス可能です。ただし、本数は限られますので時刻表はきちんとチェックしてから訪問してください。

 


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船の場合は、佐井港から仏ヶ浦行きの遊覧船が出ています。船でアクセスすれば、崖上からの遊歩道を歩かなくて済むのでかなり楽チンです。

 

お車の場合は、大間市街地からおよそ45分。崖上にある駐車からは遊歩道を30分ほど歩く必要があります。県道沿いの駐車場は無料で利用できます。

 

 

下北半島ひとり旅】3日目。この日は下北半島の西部~北部にかけて名所を巡っています。下北半島随一の景勝地『仏ヶ浦』の景色を楽しんだあとは…あの高級グルメを堪能しにいきます!次回はマグロレポート!お楽しみに!

 

『仏ヶ浦』の基本情報

アクセス

JR大湊線 下北駅より路線バス/タクシー

大間フェリーターミナルより車で45分

 

営業時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

入場料金

無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

青森県下北郡佐井村

0175-38-4515