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【北海道】日本じゃないみたい!『旧函館区公会堂』はまるで貴族の館!

『旧函館区公会堂』はまるで貴族の館のような雰囲気が素敵!コスプレ撮影も?

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《函館旅行に行くならぜひ立ち寄って!函館山の中腹高台にある洋館が美しい!》

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

旅人サイファ実績

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こちらの記事は【GW北海道旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

『旧函館区公会堂』の歴史

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『旧函館区公会堂』は、函館市民のための集会場として明治43年に完成したものです。この建物の建築には、函館で指折りの豪商として知られた相馬哲平からの多額の寄付があったと伝わっています。

 

外観は、函館特有の木造二階建て。アメリカのコロニアル風洋館で、明治の洋風建築としては特筆すべき美しさを持っていると評価を受けています。

 

正面から見ると、左右対称に作られており、回廊で結ばれた中央部分にベランダを配しています。

 

下見板張りの壁と窓枠は、ブルーグレーとイエローに配色され、特徴的なデザインとなっています。これは19世紀後半にアメリカで流行したヴィクトリアン様式のものとされています。

 

これまでに上皇さまのほか、大正天皇昭和天皇も宿泊、休憩なさっており、函館でもトップクラスの格式を誇りました。

 

なおこの建物は、昭和49年に国から重要文化財として指定を受けています。

 

『旧函館区公会堂』の見どころ

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函館山の中腹高台に、ひときわ目立つ装いの洋館があります。ブルーグレーの壁とイエローの縁取りされたこの建物が『旧函館区公会堂』です。


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洋館や教会が並ぶ函館の元町地区でも、最も格式高い建物とも言われますが…さすがの風格ですね。


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函館山方面を見ると、周囲に他の建物も視界に入らないため…一瞬、どこか海外にいるかのような錯覚に陥ります。正面から見ると、きっちり左右対称のデザインが見事ですよね!


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そうそう。2024年のGWは「劇場版名探偵コナン」の舞台が函館だったということもあり、各地でスタンプラリーが開催されていました。

 

ここ『旧函館区公会堂』にもスタンプが設置されていて、ファミリーの姿も多く見られました。このような文化施設に触れるきっかけになるのはとっても良いことですよね。

 

中央のエントランスで受付を済ませ、早速…内部へお邪魔してみましょう。

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1階には、かつて寝室や食堂、ビリヤードルームなどが配されていました。


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こちらはビリヤードルームの様子。函館の歴史を学べる資料が展示されています。天井や照明も優雅な雰囲気ですね。


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小部屋には当時の家具や調度品がそのまま展示されています。細かな装飾がなされていて…これらを見ているだけで時間が溶けます(笑)


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縁側にある廊下に出てみると…すぐ裏手には函館山の斜面が迫っているのがよく分かります。崖を背にした立地。崖崩れなどのリスクは無かったんでしょうかね。


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奥に進むと…そこは1階で最も広いお部屋があります。ここは大食堂で、かつてはここでパーティーなどが開かれていたのでしょう。

 

現在は見学者用の休憩スペースになっています。ここでは飲食も可能なようです。


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さて…続いては2階へ。見て見て!この重厚な階段!分厚い絨毯の敷かれた階段を上って、2階の見学へ向かいますが…ここがスゴかった!


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こちらの内部マップを見ていただければお分かりのように…2階フロアはひとつの大きなお部屋がほとんどを占めています。

 

その大広間が…こちら!

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どーん!!

 

ちょ!!すごくないですか!?この空間!

 

まるでヨーロッパのお城か宮殿か!舞踏会などが開催されそうな大広間ですよね!

 

しかも…ここ『旧函館区公会堂』では、ドレス着付け体験サービスも行っていますから…まるで明治時代や大正時代の淑女のような姿に着替えて写真撮影することもできるんです!

 

筆者が訪れた日にも、実際にドレスに着替えて楽しそうに撮影している女子旅グループがいらっしゃいました。とっても華やかで楽しそうでしたよ!写真に残せば…絶対に良い思い出に残りますよね!


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大広間の隣には、こちらも重厚な個室が作られています。ここは、かつて大正天皇昭和天皇などが宿泊/休憩したお部屋!調度品なども当時のものがそのまま残されています。


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大広間のバルコニーからは…函館港を一望できます。うわー!素晴らしい眺め!なんとも美しい!

 

明治時代末期に作られた『旧函館区公会堂』!内部はうっとりするほどの素敵な空間でした。外観も素晴らしいですが…絶対に中に入って見学なさることをおすすめします!


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さて…館内の見学を終えて、正面エントランスから外へ出てみると…ここからの眺めも素晴らしい。目の前には広々とした元町公園が一望!その奥に函館港か見えています。


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視線を西(左手)に向けると…わずかに海上自衛隊函館基地が見えます。主に津軽海峡の防衛を任務とする部隊のようで、遠くに護衛艦の姿も見えますね。

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また『旧函館区公会堂』の真正面には函館の町割りの基準となった「基坂」が伸びています。石畳で舗装されたこの坂道も美しいので、ぜひ周辺も散策してみてください!

 

『旧函館区公会堂』へのアクセス/駐車場

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『旧函館区公会堂』は、函館山の麓、函館元町地区に位置しています。

 

最寄り駅は函館市電末広町駅。駅からは函館山に向かって坂を7-8分登ると見えて来ます。周辺の町並みも美しいのでのんびり歩いてみてください。

 

お車の場合は、函館駅前から10分、函館空港からは20分ほどです。お近くには函館市営の元町駐車場がありますのでご利用ください。

 

【GW北海道旅行記】5日目。この日は函館市内の名所をめぐりました。『旧函館区公会堂』の美しい建築を堪能したあとは、坂を降りて赤レンガ倉庫へ向かいました。次回もお楽しみに!

 

『旧函館区公会堂』の基本情報

アクセス

函館市電 末広町駅より徒歩7分

函館空港より車で25分

 

営業時間

9:00-18:00

※冬季短縮あり

 

定休日

年末年始(12/31-1/3)

 

入場料金

一般300円

学生・生徒・児童150円

 

駐車場

市営元町駐車場利用

 

アドレス

北海道函館市元町11-13

0138-22-1001