『大沼公園』は大沼越しの駒ヶ岳が美しい湖畔の公園!
《北海道の道南エリアでも指折りの景勝地を散策レポートします!》
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
・「めざましテレビ」「グッド!モーニング」ほかテロップ出演歴あり
・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1
・旅行お出かけメディア「RETRIP」パートナーライター
・スマートニュース/Yahoo!ニュースほかメディア掲載実績多数
・「にほんブログ村」旅行ブログカテゴリPVランキング1位を記録
こちらの記事は【GW北海道旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『大沼公園』の歴史
『大沼公園』は、道南を代表する秀峰・駒ケ岳を背景にした湖沼群を公園化した総称です。
美しい駿馬のような姿をした駒ケ岳の南山麓には、大沼、小沼、蓴菜沼などの湖沼群が広がり、特に大沼には大小126もの小島が浮かんでいます。
これら湖沼群とその合間を縫って作られた『大沼公園』は、春から秋にかけて、ハイキングやサイクリング、ボートなど多彩なアウトドアスポーツを楽しめるアクティブなエリアになっています。
この辺りは函館から小樽へと抜ける本道が通っており、古くから景勝地として人気の場所でしたが、公園として整備されたのは明治時代末のこと。
大正4年には、日本三景(松島、天橋立、宮島)に次ぐ「新日本三景」のひとつにも選ばれています。(残りは三保の松原と耶馬溪)
現在は「大沼国定公園」として指定を受け、「日本紅葉の名所100選」や「ラムサール条約」登録湿地としても指定されています。
『大沼公園』の見どころ
ここは大沼のほとりに作られた大きな公園となっており、自由に散策することができます。
広い芝生広場もあるので、お弁当持ってピクニックに来るのも良いですね。
公園内には桟橋もあり、ここで手漕ぎボートやスワンボートをレンタルすることも可能です。この日はGW真っ只中なかということで大盛況!ボートにも待ち時間が発生していました。
また園内にはサイクリングロードも作られており、普通の自転車はもちろん、こんな4人乗り自転車もレンタル可能。仲間内みんなで乗ったら面白そうですよね。
もっと手軽に楽しむなら…島めぐりのウォーキングがおすすめ!いくつかコースが作られていて、体力や時間に合わせて風景を楽しむことができます。
- 島巡りの路コース(所要50分)
- 森の小径コース(所要20分)
- 大島の路コース(所要15分)
今回は…少しのんびりと島巡りの路コースを歩いてみました。
このコースは、大小様々な島にかかる橋を渡りながら大回りに散策できるコース。アップダウンはほとんどないので、子供でも歩きやすいコースでしたよ。
5月のこの季節は、ちょうど木々が芽吹く頃!柔らかい新緑の中を、気持ちよく散策してきました。
島と島とを渡りながら歩くので、時々このように水辺が美しいところも出てきます。空が広いので…気持ちがのびやかになりますよね。
島と島の間にはこのような橋がかかっています。いくつか分岐がありますが、123…の標識に沿って歩けばオーケー!途中で疲れたらショートカットできるポイントもあります。
子供たちと一緒に歩くこと15分。このコースの最も奥にある展望スポットからの風景がこちら!大沼の向こう側には、道南のシンボルでもある「駒ヶ岳」が雄大に横たわっています。おおー!なんとも美しいー!
散策ルート上では…ところどころミズバショウの花が咲いていました。おお!可愛らしい!
このコースの途中にはカフェレストランの建物もあります。
このお店は「ターブル・ドゥ・リバージュ」というカフェレストラン。
リバージュ | ターブル・ドゥ・リバージュ*七飯大沼・北海道
大変人気のお店なので…予約推奨です。中には湖上クルーズ船の上でランチやスイーツをいただけるコースもあるとか!
さて…この「島巡りの路コース」は、所要時間50分とのことでしたが…途中ショートカットしたこともあり、30分ちょっとで一周しちゃいました。ウチの長男くんは、歩き終わって芝生広場でひと休み。あ。これ絶対気持ち良いヤツ。
少し時間が余ったので…お隣の「大島の路コース」にも足を伸ばしてみました。このコースは最も気楽に歩けるコースです。最短で大沼と駒ヶ岳の風景を見るなら、このコースを歩いてみましょう。ここからの風景もとても素敵でしたよ。
なおこちらには「千の風になって」誕生の地モニュメントがあります。あの名曲はここ大沼公園の湖畔で生まれたんですって!
公園の入り口、駐車場近くまで戻ってきました。少し小腹が空いたので、何か食べることにしましょう。
この通りには、何軒か軽食店が並んでいます。気軽に食べ歩きができるメニューが揃っているので、ランチやおやつをここでいただくのもアリですね。
今回は…定番のじゃがバターと揚げじゃがをいただきました。
さすが北海道産!ほんのり甘味のある、ジャガイモそのものの味がすでに美味しいー!そしてこれも道内産でしょうか?濃厚なバターと絡めて食べると…いやいや。これもはやご馳走でしょ。
そして忘れちゃいけないのがコレ!こちらも北海道名物の焼きトウモロコシ!醤油タレをつけてこんがり焼かれただけの品ですが…甘味がとっても濃厚!これも美味しかったー!
函館からも近い『大沼公園』。駒ヶ岳を眺めながらとっても気持ち良い散策ができるおすすめスポットです。函館観光と合わせて、訪れてみてはいかがですか?
『大沼公園』へのアクセス/駐車場
『大沼公園』は、函館市街地から北方に20kmほど、車で30分ほどのところに位置しています。
近くに函館本線が走っており、大沼公園駅からは徒歩10分あれば到着することができます。
お車の場合は、函館空港から車で30分、高速道路の大沼公園ICから10分ほどです。公園の南側には無料の駐車場が設けられていますので、お車の場合はそちらをご利用ください。
【GW北海道旅行記】4日目。この日は登別温泉の旅館をチェックアウトして一路函館を目指す行程です。駒ケ岳を望む『大沼公園』に立ち寄ったあとは、函館市内を見下ろす展望台に立ち寄りました!次回もお楽しみに!
『大沼公園』の基本情報
アクセス
函館空港より車で30分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
観光駐車場あり
アドレス
0138-67-3020