『第一滝本館』は登別温泉。代表する温泉旅館
《登別温泉の元祖とも言うべき名旅館『第一滝本館』を宿泊レポートします!》
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
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こちらの記事は【GW北海道旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『第一滝本館』の歴史
登別温泉の温泉街は、ここ『第一滝本館』からはじまりました。
江戸時代末期、硫黄採掘のためにこの地を開拓した岡田半兵衛は、この地の温泉に目を付け、滝本金蔵を湯守に任命して温泉宿を建築しました。
基礎を作った男・滝本金蔵によって作られた宿は、はじめ「湯もとの滝本」という名称で経営していました。
そして時代とともに建物も増築・改築を重ね大きくなり、明治時代になると「滝本館」と名を変えます。さらに近隣の温泉旅館を買い取ると、そちらを「第二滝本館」とし、もともとあった本館を『第一滝本館』へと名称を変えたのです。
ここ『第一滝本館』は、登別温泉の温泉街でも最も源泉地帯(地獄谷)に近く、涌き出たばかりの新鮮な源泉をふんだんに使用できる場所に立地しています。
まさに『第一滝本館』は…登別温泉はじまりの地なのです!
『第一滝本館』のおすすめポイント!
フロントロビー
登別温泉を代表するお宿『第一滝本館』へとやって来ました。さすが北海道内でも屈指の名旅館!風格がありますね。
表玄関には達筆な『第一滝本館』の文字が大きく掲げられています。それではお邪魔します…!
内部へ入ると…さすがの重厚感!分厚いカーペットと広い階段。フロントカウンターもかなり広く取られています。
ロビーフロアにはたくさんのソファが並んでいます。チェックイン/チェックアウト前後にここで寛ぐこともできそうですね。
お部屋の様子
今回通されたのがここ。お部屋のドアを開けると長い廊下があり…
その先には12畳ほどの広い和室!うっひょー!広すぎません!?
まずはこちらでお茶をいただいて…歩き疲れた体を休ませましょう。
窓側には回り縁スペースがあり、ソファとテーブルが置かれています。夜はここでお酒をいたたきました。窓の外にに見える春の木々に癒されました。
温泉大浴場
登別温泉に泊まる最大の魅力が…その質の高い温泉を堪能できること!今回は前夜に3回、翌朝に1回と…4回も温泉をいただいちゃいました。
ただし!これは大型旅館ならではの悩みではありますが、部屋によっては温泉大浴場へ行くのにかなり歩かねばならない場合もあります。今回我々が案内された部屋からでも、7.8分は歩かないとたどり着けませんでした。
さて、いよいよ『第一滝本館』自慢の温泉大浴場へ。「温泉天国」の名の通り…ここの温泉はものすごかった!
まずはこれを見てくださいよ。ずらーっと並んだ温泉分析書。
普通の温泉旅館ですと…ほとんどが源泉はひとつだけ。なので温泉分析書も1枚だけしか掲げられていません。
しかし!ここ『第一滝本館』の温泉分析書はなんと7枚!これだけの種類の温泉分析書が並んでいる場所なんて…全国的にもほとんどないはず!
大浴場に入ると…なんじゃこりゃ!!
『第一滝本館』の温泉大浴場はなんと2階建て!脱衣場から出るとそこには広大な神殿のような風景が広がっています。
このフロアには合計8つもの湯船があります。しかも!そのひとつひとつが、源泉や混合割合が異なる!ここだけで湯巡りができちゃうほどなんです!
最も広い展望風呂からの眺めがこちら!
目の前に登別温泉の源泉地帯である地獄谷を眺めながら入浴ができるんですー!なんと贅沢な!
大浴場内の階段を降りると、そこにはさらに4つの浴槽!それにサウナや水風呂まで完備しています。
まだまだ終わりじゃないですよ?下の階から外に出れば露天風呂が3つ!
しかも…なんと売店まで完備されており、ここではお酒をいただくこともできるんです!なんじゃここは!?天国か!
そしてもうひとつ!これがポイント高いんですが…ここ『第一滝本館』ではバスタオルやボディタオルが大浴場完備で使い放題!毎回大浴場へ行く度にお部屋からタオル類持たなくて済むって…スッゴい楽!とても評価上がりますから、全温泉旅館で採用して欲しいくらいです。
※温泉大浴場内の写真は公式サイトより
夕食バイキングは超高レベル!
食事は夕食/朝食ともに食べ放題!レストランでバイキングをいただきました。いや!これがまたスゴかった!
まずはその会場に圧倒!レストランがまた広い!
そして…その広い座席を取り囲むように並ぶ料理の数々!その内容が…もうレベチ!
まずは…ほら、もうレベル違うの分かるでしょ!?ズワイガニの脚が…こんなにもテンコ盛り!しかも1本1本が太くて食べ応えばっちり。何本食べただろう…20本近くは食べたんじゃないだろうか。
そしてその…これも素晴らしかった!北海道産のイクラもかけ放題食べ放題!
そして…プリプリのホタテ小柱も食べ放題!噛めばじゅわーっと旨味が広がる…超美味しいホタテでした!
さらに…この色鮮やかなサーモン!
そして上質な本マグロまで!お刺身だけでもうお腹いっぱいになっちゃいそう!ご飯に載せてオリジナル海鮮丼にしても良いですよ!
さらに…お肉も充実。こちらはその場で焼いてくれるステーキ。小分けにしてくださるので、食べやすいのも良かったです。
その他にもローストビーフや中華料理など…食べきれないほどのメニューがズラリ!
あ!そうそう!札幌グルメの本格的な味噌ラーメンも作ってもらえます。これがまた美味しかったー!
もちろんスイーツも充実。こちらはキャラメルケーキ。内部のキャラメルクリームが濃厚!
その他にもフルーツやアイスクリームなど…もうね。天国ですよ天国。お料理1品1品がレベル高すぎ!
全国のお宿でバイキングレストランを体験していますが…ここ『第一滝本館』のバイキングは過去一番かもしれません。それくらい質が高い!
滞在中の過ごし方
さて…お食事を終えたら、大広間でイベントがあるそうなので覗きにいってみました。
この日は和太鼓の演舞。地元登別の和太鼓チームが間近で演奏してくださいました。真剣な眼差しで太鼓と向き合う姿…素晴らしい迫力でした!
ここ『第一滝本館』は温泉街の最奥部にあります。周囲には飲食店やお土産物店が並んでいますので、お風呂上がりにお散歩するのもおすすめです。
また、登別温泉の源泉地帯である「登別地獄谷」も徒歩圏内です。お風呂上がりに浴衣姿で散策することも可能ですので、お散歩にいかがですか?
朝食も超豪華!
『第一滝本館』のお食事は…朝食も変わらずのレベルの高さでした。まずはほら。朝からイクラかけ放題!もうさ?これだけでも良くない?
さらにこの道内産のソーセージやベーコンが美味すぎ!もうさ?これだけでも良くない?(2回目)
焼きたての目玉焼きと一緒に食べましたが…美味しすぎて3回リピートおかわりしちゃいましたよ。
その他にもオーソドックスなお料理が並んでいましたが…これ!これがね。超美味しかった!アジアンフェアで提供されていたベトナム料理「フォー」!あっさりスープと米粉の麺がベストマッチ。
もちろん、パンやワッフルも焼きたてを食べ放題です。サクサクのワッフルバターをかけていただくのが…もう最高でした!
朝食バイキングで外せないのがフルーツ。リンゴやマンゴーなど…どれもとってもみずみずしくて美味しいものばかりでしたー!サイコー!
『第一滝本館』へのアクセス/駐車場
『第一滝本館』のある登別温泉へは、お車でも電車バスでもアクセス可能です。
お車の場合は登別東ICから10分ほど。高速道路を降りてからはほぼ一本道ですので、迷うことはないと思います。
温泉街の奥「地獄谷」から最も近いの旅館が『第一滝本館』です。お宿から一段下がった道路沿いに宿泊者用駐車場がありますのでご利用ください。
公共交通機関ご利用の場合は、JR登別駅から路線バスでのアクセスになります。また、札幌駅前や新千歳空港からも直通の路線バスがありますのでご利用ください。
『第一滝本館』の予算感
いかがでしたか?登別温泉の『第一滝本館』。温泉の質と量は国内でもトップクラス!そしてものすごい豪華なバイキング!
今回は…
・おとな5人
・1泊
・朝夕2食付き
・GW真っ只中
…という宿泊プランで、総額112,000円でした。ひとりあたり22,400円というお値段ですから…ちょっと高級な部類に入りますね。
しかし!これだけ高品質な温泉と食事を楽しめるならば、これくらいのお値段ならむしろ安いくらいと感じました。
平日やシーズンオフはもっとお値段下がるでしょうから…コスパはかなり良いですよ!ぜひ一度、登別温泉の名旅館『第一滝本館』に宿泊してみては?
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【GW北海道旅行記】3日目。この日は名湯・登別温泉のお湯を堪能しました。翌日は、函館市内へ向けて車を走らせます。次回もおたのしみに!
『第一滝本館』の基本情報
アクセス
道央自動車道 登別東ICより10分
JR函館本線 登別駅より路線バス
駐車場
宿泊者無料駐車場あり
アドレス
0120-940-489