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【新潟】長岡市『高龍神社』は商売繁昌のパワースポット!

長岡市蓬平温泉近く!『高龍神社』は商売繁昌の人気パワースポット!

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《神様は白蛇!お供えものは生卵!》

 

商売繁昌のパワースポットとして新潟県内のみならず全国から参拝者が集まる『高龍神社』を参拝レポートします!

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【残雪の新潟グルメ旅行記】よりシリーズでお届けしております。
 

 

『高龍神社』の歴史

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『高龍神社』は、長岡市の蓬平温泉エリアに鎮座する神社です。

 

社伝によると…ここ『高龍神社』の始まりは南北朝の動乱時代。

 

南朝に味方していた楠木正成の家臣がこの地で傷ついていたところ、土地の龍神に助けてもらったという伝説が端緒になっているようです。

 

龍神

楠木正成公の御子の家臣「高野木民部永張」が越後国蒲原に向かう途中、枡形山中腹に迷い込み、戦で負った傷が痛みたし苦痛のあまり前後不覚に陥りつつも平素信仰する大和国吉野郡に鎮座される丹生川上大神に懸命に祈ると白髪長毒の老翁が現れ「吾は丹生川上大神の分身にてこの地に鎮座する高龍なり。これより半里下流に白泉湧き出すこれを扱み患部を浸せば速やかに治癒すべし」と言い終わるや煙りと共に姿を消しました。我に返った民部永張は老翁の教えの通り山を下り白泉に辿り着き 専心療浴すると日ならずして治癒しこの不思議を里人に語り目的の地へ向かいました。

 

里人達はこのお話を起縁に小祀を崖て高龍大神として祀り信仰し早勉や大雨の続く時には一心に祈願いたせは霊願あらたかに治まり里人の信仰はますます深まりました。

 

その後、天保三年に豊玉姫命を合祀しました。

 

明治初期より大正にわたり、山峡の地の小洞には里人及び近隣の人々の参拝でありましたが大正八年九月、鷺の巣の宝林山定正院において大授戒が開かれ、時の曹洞宗大本山永平寺管主「日管黙仙禅師」の法話中、東方より伐かに雷雨起こり疾風の如く進んで来、定正院一帯を大豪雨と共に農霧に包みました。

 

禅師様は人々に向かい「今この豪雨と共に東方より偉大な龍神来所せらる。あなた方には見えないが吾が霊感には見えている」と話され、この授戒の参拝者の中に高龍大神をお守りする氏子及び信者がおり、さては高龍大神の御来所にあらすやと思性する

者も多くありました。

 

翌年旱天続き極度の水不足になり村人達が

小祀に集まり懸命に豪雨を祈ると、霊験感応顕著にあり、有志の間に高龍神社再建の希望が高まり、大正九年八月十九日に現在の地に社殿を建立。第一回目の祭祀を行いました。

 

以来四月と八月に春秋の祭祀を続行し六月には霊峰大御神火祭が執り行われています。

 

私共氏子は先祖の教えを守り大神様の御神徳に深く伏し唯感謝あるのみであります。

 

奥之院の地には白蛇が棲むと古くから言い伝えがあり、龍神様のお使いとされています。

 

この伝説をもとに、この地に社殿が作られたのは大正時代です。その後は、近くに住む人々たちによってひっそりと大切に祀られていましたが…近年口コミでそのご利益が伝わり、現在では新潟県内のみならず全国から参拝者が訪れる、人気スポットとなっています。

 

『高龍神社』の見どころ

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長岡市の人気パワースポット『高龍神社』へとやって来ました。長岡市街地からは南東方向へ30分ほど。蓬平温泉や山古志方面へ車を走らせると到着します。


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神社は大きな崖の上にたっているようです。その崖下をくりぬいたトンネルを抜けると駐車場があります。

 

車を止めてくぐったトンネルを戻ると…参道が始まります。入り口はなんと門前商店の店内から!堂々とお店の中を歩いて進みます。


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店内にはお土産物がたくさん並んでいますが…それ以外で興味深いのが、このお供え物セット!


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これは『高龍神社』名物の、神様に捧げるためのお供え物がセットになって売られているんです。そのセット内容が…ローソク、お酒、生卵。

 

ん?

 

…はぁ!?生卵ぉ!?

 

そうなんです!実はここ『高龍神社』の神の使いは白蛇!そのため、蛇が好む生卵を神様へのお供え物として捧げる風習があるんです!


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さて…この商店を通り抜けると、『高龍神社』の参道が始まります。ここ『高龍神社』の参道は頂上まで一気に登る階段参道!その段数は118段もあるもいいます。

 

恐ろしいのがその角度!下から見上げるとほぼ垂直!45°はゆうに超える急勾配ですので、かなり足を酷使することになります。


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とはいえ!心強い味方も。それがこのエレベーター!途中までではありますが、エレベーターを使って登り降りすることができますので、足に自信がない方はぜひご利用ください。もちろん無料です。


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下から階段を見上げるとかんな感じ。ちなみにこのあたりは雪国ですからね。屋根が付いて居なかったら…超危険なアトラクションになること間違いなし。


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息を切らせて一気に駆け上がってきました!ここまで来れば、本殿まではすぐです。


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ふう…ふう…!これが最後の鳥居になります。ここで一礼して…本殿へとお参りにいきましょう!


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『高龍神社』の本殿がこちら。これまで朱塗りの柱が連なっていましたが、本殿はナチュラルな木の色です。落ち着いた雰囲気ですよね。


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本殿手前の拝殿には…先ほど下の商店で売られていたお供え物セットがズラリ!白い紙袋はすべて生卵!…この大量の生卵、この後どうするんでしょう?


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『高龍神社』の本殿へは、靴を脱いで上がることができます。本殿に入ると…周囲はビジネス名刺だらけ!さすがは商売繁昌の神様!

 

こちらで二礼二拍手一礼…しっかり参拝させていただきました。ご利益ありますように!!


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帰りも階段を降りて来なければなりませんので、足元慎重に!しっかりパワーを受け取って…『高龍神社』を後にしました。

 

『高龍神社』へのアクセス/駐車場/所要時間

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『高龍神社』は長岡市の市街地から南西へ5kmほど山へ入ったところに鎮座する神社です。

 

公共交通機関ご利用の場合は、JR長岡駅から路線バスでのアクセスになります。片道およそ40分。ただし本数は限られ、1日4-5往復ですのであまり実用的ではありません。

 

お車の場合は、長岡ICより30分ほど。蓬平温泉の温泉街を通りすぎた先、トンネルをくぐったところに参拝者駐車場があります。

 

【残雪の新潟グルメ旅行記】3日目。この日は長岡市内の名所をいくつか回っています。蓬平温泉近くの『高龍神社』の参拝を終えたら、間も無くお昼頃。この後は、新潟のご当地グルメのひとつ「へぎそば」を食べに行きました。次回はランチレポートをお届けします!お楽しみに!

 

 

『高龍神社』の基本情報

アクセス

JR上越新幹線ほか 長岡駅より路線バス

関越自動車道 長岡ICより30分

 

営業時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

入場料金

参拝無料

 

駐車場

参拝者用無料駐車場あり

 

アドレス

新潟県長岡市蓬平町1590-9

0258-23-2020