ギラギラ×日本庭園!『渉成園』のライトアップは幻想的!
東本願寺の飛び地境内である『渉成園』!期間限定で行われているライトアップ鑑賞レポートをお届けします。
筆者紹介
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こちらの記事は【紅葉の京都奈良旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『渉成園』ライトアップの見どころ
京都駅からも近い『渉成園』は、東本願寺の飛び地境内に作られた日本庭園です。京都の市街地すぐ近くにありながらも、美しい庭園が保存されているのって、京都ならではですよね。
そんな『渉成園』では、期間限定でライトアップイベントが行われているのをご存じですか?
2023年は春(3.25-4.29)と秋(10.28-12.2)の2回開催されました。2024年も春(3.25-4.7)が開催されましたので、秋も開催されることでしょう。
ここ『渉成園』の秋のライトアップは、京都の他の庭園ライトアップとは趣きが異なります。
一言で表現するのならば…「ギラギラ!」日本庭園というワビサビの世界とは大きく異なり、圧倒的なミスマッチのライトアップを楽しむことができるんです。
全くもって京都らしくないライトアップイベントですが…このミスマッチがまあちょっとクセになる感じ(笑)
ぜひ…不思議な世界を、垣間見てください。
まず入口からこの様子。
えっと?うん。ここ…鬼の棲み家よね?
正面の木々が燃えているかのように真っ赤なライトで照らされています。
受付で拝観手続きを終えると、正面に『渉成園』名物の大石垣が見えてきます。この時は時間によって色が変わる演出がされていました。緑に縁取られた大石垣!これは…サイコフレームの輝きかしら?(※ガンダムネタ)
順路をたどり、臨池亭方面へと歩を進めます。この先も…ギラついた光が奥に見えていますね。なんというか…雰囲気はパリピ?
臨池亭はご覧の通り!うっひょー!!パーティーナイト!赤、オレンジ、紫、青…様々な光が入り乱れています。池に光が反射する様子は、まるでミラーボールかのよう!
こちらも時間によって色が変わります。落ち着いた色になると…また雰囲気が変わりますね。
夜間の特別拝観時は、中ノ島まで行くことはできません。ぐるりとと回って大池(印月池)へとやって来ました。対岸の島は、木々が照らされて…もはやモンスターのよう。池に映ったシンメトリーの怪しげな世界をを作り出していますね。
紫色に変わると…これはまさにモンスター!毒々しい色で大池を支配しているように見えます。大池には柵などはないので、間違っても近づきすぎて落ちないようにご注意くださいね。
ぐるっと一周して…スタート地点の大石垣まで戻ってきました。
いかが…でしたか?京都とは思えない、パーティーナイトな日本庭園ライトアップ。賛否両論あるとは思いますが…なかなか見ることができない雰囲気に、筆者は大いに楽しませてもらいました。
ぜひ一度…話のタネに遊びに行ってみてはいかがですか?京都駅からも近いので、夕飯後のお散歩にもちょうど良いかもしれません。
『渉成園ライトアップ』へのアクセス/駐車場/所要時間
『渉成園』は、京都駅からも徒歩圏内でアクセスの良い庭園です。京都駅烏丸口からは、徒歩10分ほど。地下鉄の五条駅や京阪電車の七条駅からなら徒歩7.8分で到着できます。
お車の場合は、京都東ICまたは京都南ICから20分ほど。駐車場はありませんので、周辺のコインパーキングをご利用ください。
見学の所要時間は、およそ30分ほど。じっくり見て回る場合も、45分ほどあれば充分楽しめるはずです。
長らくお付き合いいただいた【紅葉の京都奈良旅行記】も今回で最終回です。あいにく…紅葉ピークにはまだ早い時期ではありましたが、普段は見られない特別拝観など、貴重な経験をすることができました。次の旅行記は【年末年始旅行記】をシリーズでお届けします。お楽しみに!
『渉成園ライトアップ』の基本情報
アクセス
京都駅より徒歩10分
名神高速道路 京都南ICより10分
営業時間
17:00-20:00
定休日
夜間特別拝観時のみの開催
期間中は無休
入場料金
大人500円
高校生以下250円
駐車場
なし
周辺コインパーキング利用
アドレス
075-371-9210