『白川ダム水没林』は木々がダム湖に沈む幻想的な風景!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『白川ダム水没林』のおすすめポイント
東北地方を代表する名山のひとつ「飯豊山」。その飯豊山から流れる雪解け水をたたえるダム湖のひとつが『白川ダム』です。
一見なんの変哲もない普通のダム湖に見えますが…実は、ここでしか見ることができない絶景を、春先の限定期間のみ楽しむことができるんです!
それが『白川ダム水没林』!
ダム湖に自生するシロヤナギの木々が水の底に沈み、まるで水中から生えているかのような幻想的な風景を作るんです!
この風景を見ることができるのは、春の一時期のみ!しかも、一定の条件が整わないと楽しむことはできません。
雪解け水が貯まり、ダム湖が満タンになることがひとつの条件。そして、春が訪れてダム湖に自生しているシロヤナギの新緑が芽吹くことがもうひとつの条件です。
雪解け水でダムが満水になり、ダム湖内のシロヤナギが緑の新芽を芽吹いた時…世にも珍しい「水没林」の絶景が現れるのです!
『白川ダム水没林』のベストシーズン
『白川ダム』に水没林が見られるようになるのは、例年3月後半~5月半ばという期間限定です。
見頃のピークになるのが、4月後半~5月前半ですので、ちょうどGWの連休あたりがベストシーズンになりますね。
おすすめは、GWが明けた直後。連休の大混雑が嘘かのように、静かでのんひりと『白川ダム水没林』を楽しむことができます。静寂と幻想の風景を堪能するなら、この時期がおすすめですよ。
今年の春旅行には…山形旅行を計画してみてはいかがですか?
『白川ダム水没林』へのアクセス/駐車場
『白川ダム』は、山形県米沢市の西方、飯豊山の麓に位置するダム湖です。
山形県と新潟県の県境に近く、山中のダム湖ですのでアクセスはあまり良くありません。
公共交通機関ご利用の場合は、JR米坂線の手ノ子駅よりタクシーで20分ほど。
お車の場合は、東北中央自動車道の南陽高畠ICより45分ほどです。『白川ダム』には見学者用の無料駐車場がありますので、そちらをご利用ください。
『白川ダム水没林』を訪れる際のおすすめお宿
『白川ダム水没林』は近年SNSなどで知名度が広がり、GW前後や週末には大変混雑するようになっています。周辺の道路状況や駐車場も、それほどキャパシティがある訳ではありませんので、ぜひ前日はお近くに宿泊なさって、翌朝早い時間に『白川ダム』へ向かうと混雑なくその絶景を楽しむことができます。
最もおすすめなのが、『白川ダム』に隣接して建つ一軒宿「白川荘」ですが、決して大きい宿泊施設ではありません。
そこでおすすめしたいのが、米沢市の奥座敷として知られる「小野川温泉」です。あの小野小町ゆかりの温泉街としても知られています。
中でも「亀屋万年閣」は小野川温泉を代表するお宿。源泉かけ流し100%!しかも日本屈指の銘柄牛である米沢牛のお料理など、おすすめポイント多数!『白川ダム』までも車で30~45分ほどですので、早い時間に楽しむことができますよ。
日本では珍しい、幻想的な絶景をぜひお楽しみください!
『白川ダム水没林』の基本情報
アクセス
手ノ子駅よりタクシー20分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
入場料金
無料
駐車場
無料駐車場あり
※GW期間中は有料/臨時駐車場増設
アドレス