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【島根】『八重垣神社』は結婚式発祥の地!縁結びの聖地!

古代結婚式はここから!『八重垣神社』は縁結びの聖地!

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縁結び水占いで人気の『八重垣神社』は古代結婚式発祥の地!天の神と地の神が結ばれた縁の神社です。

 

筆者紹介

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こちらの記事は【サンライズ出雲で行く出雲神社巡り旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

『八重垣神社』の歴史

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縁結びの神社として知られる『八重垣神社』は、出雲地方でも指折りの人気を誇る神社です。

 

主祭神素戔男尊(スサノオ)とその妻・櫛稲田姫(クシナダヒメ)。

 

高天原を追放されたスサノオは、ここ出雲の斐伊川のほとりでこの地を荒らす八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を討伐します。

 

そして、ヤマタノオロチから救いだしたクシナダヒメを妻として、八重垣で囲んだ宮殿で結婚式をあげたと伝わっています。

 

つまりここは「結婚式発祥の地」!そして天津神であるスサノオと、国津神の娘であるクシナダヒメのご縁を繋いだ「縁結びの聖地」ともされているんです。

 

元々この地には、青幡佐久佐日古命(あおはたさくさひこ)と呼ばれる神様を祀った「佐久佐神社」という神社がありました。後世に、スサノオクシナダヒメが初めて宮を営んだという「須我神社」から神霊を遷座させて、この地に移ってきたとされています。

 

それまでは「佐久佐神社」という名称でしたが、明治11年に現在の『八重垣神社』という名称に改称しています。

 

『八重垣神社』の見どころ

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『八重垣神社』は、恋愛成就や縁結びの神様として、女性を中心に高い人気を誇る神社です。

 

ここは日本神話で、ヤマタノオロチを討伐したスサノオが、生け贄にされる寸前に救いだしたクシナダヒメと結ばれたという伝説の現場!そのため「古代結婚式発祥の地」ともいわれています。

 

鳥居で一礼をして、境内にお邪魔します。参道は真っ直ぐ一本道になっており、正面の神門をくぐると本殿にたどり着きます。


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こちらが拝殿、そしてこの奥に本殿が続いています。「大社造」と呼ばれる神社様式ですね。こちらで、二礼二拍手一礼して参拝します。


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左手に回ってみると、拝殿と本殿がよく鑑賞できるポイントがあります。出雲の神社の中では比較的新しい社殿のようで、出雲大社神魂神社熊野大社などに比べると、古風な感じは薄れますが、それでも素晴らしい雰囲気のある神社です。


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ここ『八重垣神社』では水が重要な存在となっているようです。境内では御神水が湧いているので、ぜひ手を清めてみてください。


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さて本殿の参拝を済ませたら…はいおしまい。次のスポットへ移動し…いやいや!ちょっと待って!

 

『八重垣神社』に来たら、この先の奥の院にも絶対に足を運んでください!事前に本殿脇にある神札授与所で占い用紙を授かるのも忘れずに!


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ここ『八重垣神社』のポイントはここからなんです。本殿の後方、一度外に出て川を渡った先にある「奥の院」に向かいましょう!


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奥の院に足を踏み入れると…本殿とはまた違った空気が流れています。この森こそが、スサノオクシナダヒメをかくまった八重垣のようですね。

 

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この鬱蒼とした森の中に、一本道が続いています。かなり歩くように見えますが、実際は2.3分で到着しますのでご心配なく。


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到着したのが…「鏡の池」と呼ばれる神聖な池。かつてクシナダヒメがここで隠れていた際に、自らの姿を映したという神秘の池なんです。ここでは、面白い占いをすることができます。


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鏡の池(縁結び占いの池)

出雲八重垣 鏡の池に 写すニ人の晴れ姿

この地は、クシナダヒメがヤマタノオロチの難を通けるため、森の大杉を中心に八重垣を造って御避難中、日々の飲料水とし又御姿を写され美容調整された神秘的な池で鏡の池といいます。

 

こんこんと湧き出る清水は昔ながらの面影をしのばせ、クシナダヒメの御霊魂が低深く滲透しているところから縁結び占いの池として信仰されております。

 

占い用紙に百円が十円をのせ浮かべてお祈りします。用紙が早く沈む(15分以内)と良縁が早く、遅く沈む(10分以上)と縁が遅いといわれ、又近くで沈むと身近な人と、遠くで沈むと遠方の人と結ばれるといわれております。

 

御神徳の広大な出雲の縁結びの大祖神であります八重垣大神さまの御加護により、良縁を得られ二人の晴れ姿をこの神秘の森、鏡の池に写され、末永くご繁栄されますよつ念願いたします。


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本殿近くの神札授与所で授かった占い用紙の出番がここ!


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この池に用紙を浮かべて、その上にコインを乗せると…用紙の表面に占い結果が浮き出るという仕組み!さらに、早く沈むか遅く沈むか?近くで沈むか遠くで沈むか?で、その結ばれる縁が分かるというもの!ここ『八重垣神社』にいらしたら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!


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鏡の池のほとりには、クシナダヒメをお祀りする「天鏡神社」も鎮座していますので、忘れずに参拝してくださいね!

 

『八重垣神社』へのアクセス/駐車場

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『八重垣神社』へはJR松江駅から路線バスでのアクセスになります。

 

お車の場合は、山陰自動車道松江ICより15分ほどです。国宝の「神魂神社」と近くですのでぜひ合わせて訪れてみてください。

 

駐車場は境内のすぐ脇に作られています。駐車料金は無料です。

 

参拝所要時間は30分ほどです。奥社の参拝や水占いまでゆっくりお楽しみいただく場合は45分ほどみておくと良いでしょう。

 

サンライズ出雲でいく出雲神社めぐり旅行記】3日目。結婚の聖地として知られる「八重垣神社」の参拝を終え、次は松江市街地へと向かいます。実は松江には日本の庭園ランキング上位のお庭を持つお宿があるんです!次回もお楽しみに!

 

『八重垣神社』の基本情報

アクセス

JR山陰本線 松江駅より路線バス

山陰自動車道 松江ICより15分

 

営業時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

参拝料金

無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

島根県松江市佐草町227

0852-21-1148