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【島根】日本最古の大社造!『神魂神社』は圧巻の国宝神社!

圧巻の国宝神社!『神魂神社』は日本最古の大社造建築!

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島根県松江市。県内に多くの神社を有する島根県内でも、国宝建築を持つ神社は出雲大社とここ『神魂神社』だけ!

 

筆者紹介

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こちらの記事は【サンライズ出雲で行く出雲神社巡り旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

神魂神社』の歴史

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神魂神社』のある松江市大庭地区は、かつて出雲国府や出雲国分寺など、律令制度上で重要な施設が集まる地域でした。

 

この神社は天照大神の第二子「天穂日命(アメノホヒ)」が祖先の伊弉冊大神(イザナミ)を、主祭神に、伊弉諾大神(イザナギ)を配祀神に創建したと伝わっています。

 

アメノホヒの子孫はそのまま出雲に根付き、現在の出雲大社宮司である「出雲国造家」へと連なっていますから…天皇家と並ぶ神の直系一族とも言えますね。

 

ここ『神魂神社』は、そんな出雲国造家が自らの祖先神を祀った私的祭司の場とも言われています。というのも、これだけ古く由緒正しい神社ながら…古事記日本書紀といった正史はおろか、延喜式出雲国風土記にもこの神社のことは一切記録がないようなのです。

 

そのため現在では、出雲国造家が、自らの屋敷内で自らの祖先神をお祀りするための施設が…ここ『神魂神社』のルーツだったのではないかと推測されているのです。現代の感覚でいうと、「自分の家の敷地内にある先祖代々のお墓だったもの」が近いかもしれません。

 

もともと、出雲国造家はここ『神魂神社』があった場所で暮らしていたとされています。しかし、平安時代出雲大社宮司職との兼務が解かれたことで、国造家は現在の出雲大社近くへ引っ越し。その後『神魂神社』は、秋上氏が代々神主職を担ってきました。

 

なおここ『神魂神社』の本殿は、室町時代に再建されたもので、現在の出雲大社本殿よりも古いのです!出雲地方でも最古のものといわれており、国宝に指定されています。

 

神魂神社』の見どころ

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神魂神社』は出雲地方でも最古とされる本殿が残されている神社です。場所は松江市の市街地から南方へ5kmほど。車で15分ほどの場所に鎮座しています。


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神魂神社』の見どころのひとつが、この重厚感ある参道!杉並木の中を石段が真っ直ぐと伸びています。まるで紀伊半島熊野古道のような素晴らしい雰囲気!


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この参道は途中で右へ90度向きを変えます。そこからは、拝殿の大屋根がちらりと見えてきます。おおー!すげー!!


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階段を上りきると拝殿本殿がどーん!と出現します。いや…これは素晴らしい!古風で飾り気のない社殿は歴史の重みを感じさせますね…。いや、圧倒されました!

 

こちらで二礼二拍手一礼…参拝をさせていただきます。


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真横から見ると…これ!スゴくないですか?日本最古の大社造建築とされていますが…茶色く煤けた板壁、苔むした屋根、重厚感のある桧皮葺…あまりの素晴らしさに言葉を失います…。

 

ここ『神魂神社』の御祭神はイザナミ。夫のイザナギ主祭神とした神社は全国に数多くありますけど、妻のイザナミ主祭神とした神社は珍しいように思えます。


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またもうひとつ。ここ『神魂神社』に来たらぜひ見ておいて欲しいポイントが、境内右奥にある建物内にある…こちら。

 

羽釜?のように見えるこれ、なんとこの地に降り立った神様アメノホヒが乗っていた乗り物だとか!え。UFO?

 

これが川上から流れてきたら、見ようによっては桃にも見えなくないですね…。あれ?もしや?


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神魂神社』の本殿はぐるっと一周して裏側まで拝見することができます。素晴らしい建築ですので…ぜひゆっくりと御参拝しに来てください。

 

神魂神社』へのアクセス/駐車場

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神魂神社』へは、JR松江駅から路線バスでのアクセスになります。お近くの八重垣神社とセットでお立ち寄りいただくのがおすすめです。

 

お車の場合は、山陰自動車道松江ICから15分ほどです。参道と道路を挟んだ場所に無料の駐車場が設けられていますのでご利用ください。

 

参拝所要時間は15分ほどです。ただし…その建築は素晴らしいの一言!筆者は30分ほどのんびり滞在して鑑賞させていただきました。

 

サンライズ出雲でいく出雲神社めぐり旅行記】3日目。国宝「神魂神社」の参拝を終えたら、次は結婚の聖地として知られる恋の神様にご挨拶にいきます。次回もお楽しみに!

 

神魂神社』の基本情報

アクセス

JR山陰本線 松江駅より路線バス

山陰自動車道 松江ICより15分

 

営業時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

参拝料金

無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

島根県松江市大庭町377

0851-21-6379