『開運橋』は盛岡のシンボル!名峰・岩手山を望むおすすめスポット!
盛岡駅からすぐ近く。北上川に架かる『開運橋』は盛岡のシンボルにもなっています。この橋から見る岩手山の姿は見事!
筆者紹介
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こちらの記事は【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『開運橋』の歴史
盛岡のシンボルにもなっている『開運橋』は、現在三代目のものです。
初代の開運橋の完成は明治23年、盛岡駅開業に伴って、県知事などが私財を投じて作られたものです。
当時の橋は木製で、洪水のたびに被害を受け通行不能になっていたことから、大正6年に二代目となる鋼制の永久橋へと架けかえられました。
現在の開運橋は、急増する自動車交通に対応するために昭和28年に架けかえられたもの。岩手山と北上川の風景に調和したアーチ状の美しい橋になっています。
この『開運橋』には「二度泣き橋」という異名が付けられています。
地方転勤が決まり、盛岡へとやって来た際、ここ『開運橋』で岩手山を眺め…
(遠く離れたところに来てしまった…)と嘆き
再び命を受けて盛岡を離れる際にこの橋を渡り…
(盛岡離れがたし…)と二度目の涙を流す。
それだけ盛岡は住みやすく、人情深い町なんでしょうね!
なお、この『開運橋』は、岩手県が生んだ文士・宮沢賢治も訪れ一句読んでいます。
そら青く 開うんばしの せとものの
らむぷゆかしき 冬をもたらす
『開運橋』の見どころ
『開運橋』は一見、なんてことない駅前の橋のように思えます。
盛岡に遊びに来たことがある読者さんも、そのほとんどの方がこの橋を渡っていることと思いますが…素通りされた方が多いのではないでしょうか?
ですが…この『開運橋』からの景色は、これぞ岩手県!これぞ盛岡!と言うべき価値ある風景になっているんです。
特に綺麗に晴れ渡った日には、ここ『開運橋』で足を止めてカメラを向けている人の姿も多く見られます。
晴れている日の風景が…こちら!
目の前に岩手県を代表する大河・北上川。そしてその上流側には…岩手県民にとって望郷のシンボルともいえる岩手山!
『開運橋』から眺めるこの景色は、岩手県民にとって大切な山と川を一望する、岩手県を象徴する風景となっているんです!
『開運橋』の両側土手にはたくさんの花が植えられています。季節ごとに様々に彩られるお花を眺めながらのお散歩もおすすめですよ。
川の両側には遊歩道も作られています。この日は、ちょうど前日に初雪が降ったので、岩手山も頭が白くなっていました。
なお、この『開運橋』は夜間はライトアップされます。夜の雰囲気も良いので、夜食に盛岡冷麺を食べるついでにでもお散歩してみてくださいね!
『開運橋』へのアクセス/駐車場/所要時間
『開運橋』は、盛岡駅から旧市街地中心部へと向かう道すがらにある橋です。JR盛岡駅からは徒歩5分ほどですので、余裕で徒歩圏内かと思います。
お車の場合は東北自動車道の盛岡ICから15分ほど。駐車場はありませんので、周辺のコインパーキングをご利用ください。
見学所要時間は、10分あれば充分です。橋の上から眺める岩手山の美しい姿が見どころですので、ぜひ晴れた日には足を留めて眺めてみてください。川沿いに植えられた花を見ながらのんびり散歩してみても良いですね。
【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】最終日です。この日は雫石町の網張温泉から盛岡駅へと戻ってきました。次回は盛岡グルメのひとつをご紹介します!お楽しみに!
『開運橋』の基本情報
アクセス
東北自動車道 盛岡ICより15分
営業時間
24時間自由
定休日
年中無休
見学料金
無料
駐車場
周辺コインパーキング利用
アドレス