『休暇村 岩手網張温泉』は濃厚温泉が魅力のお宿!
岩手山の中腹に湧く天然温泉、網張温泉。白濁の硫黄泉を楽しめる山岳リゾートホテルです!
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1
・グルメサイト「ニッポンごはん旅」公認ライター
・スマートニュース/Yahoo!ニュースほかメディア掲載実績多数
・「にほんブログ村」国内旅行カテゴリPVランキング1位を記録
こちらの記事は【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】よりシリーズでお届けしております。
『網張温泉』の歴史
網張温泉…なんとも不思議な不思議な名前を持つ温泉ですよね。
岩手県と秋田県の県境近く、岩手山の南中腹に湧くこの温泉は、なんと1000以上年前に開かれたという、歴史のある温泉です。
開湯は和銅年間とされる。
古くは山岳信仰の対象とされた。江戸時代には、勝手に入浴できないように温泉に網が張られていた。今日の温泉名はこれに由来し、網張温泉となった。
ふむふむ!山中に網を張ってその利用を制限したことから、「網張温泉」と名付けられたようですね。面白い!
明治時代には南部藩の旧藩士たち95名が山中にある源泉(元湯)の払い下げを受けて温泉小屋を建てたことから、温泉地として賑わうようになりました。その後、徐々に寂れていったため、1965年に国民休暇村が誘致された。
今回宿泊した『休暇村 岩手網張温泉』のルーツがこれ!50年もの長い歴史を持つ宿泊施設なんですね。
『休暇村 岩手網張温泉』のおすすめポイント
『休暇村 岩手網張温泉』は、岩手山の中腹、標高750mの高地に建てられた温泉旅館です。近くには、網張温泉スキー場もありますので、スノーリゾートとしても人気のようですね。
晴れた日には、敷地内のデッキから岩手県のシンボル・岩手山がその雄大な姿を見せてくれます。
長い歴史を持つお宿ですが、建物は近年リニューアルされているためとてもキレイですよ。
入口を入るとフロント&ロビースペースになります。広々としたスペースで、とても解放感がありますね。右手奥にはソファスペースも用意されています。
チェックイン前後には、ウェルカムドリンクも用意されています。が!これが面白い!
なんと、用意されているのは…「白湯」!名産品である南部鉄器で沸かされたお湯!(笑)
でもでも!このお湯が美味しかった!山のおいしい水を高級品の南部鉄器で沸かすと、こんなに柔らかく美味しい白湯になるとは!これは初めての経験でした。
館内は広く、いくつかの棟に別れています。ホテルタイプになっていて、長い廊下の両側にお部屋が配置されていますね。
今回案内されたのが…こちらのお部屋!クラシックな洋室スタイルで、広々ベッドが2台にカウンターデスクが置かれています。ええと…ひとり旅なんですけど?とっても広々!
ベッドもフカフカで素敵でした!セミダブルくらいの広さがあるので、子供との添い寝でも充分な広さがありますよ!
さて、お部屋でひと休みしたら…早速温泉を楽しみましょう!まずは館内を歩いて共用部分を探検します。
2階にあるこの部屋はハンモックルームになっています。ハンモックは3つ置かれていますので、空いていればいつでものんびりと揺られることができますよ。
また、そのお隣にはマッサージルームが作られています。こちらは有料でしたが、疲れた身体をほぐすには良いですね!
温泉は、館内に2つあります。また、5分ほど外を歩く必要がありますが、別館の立ち寄り温泉を楽しむことも可能です。この日は雨でしたが…せっかくなので行ってみました。
別館までは屋外を歩く必要があります。本館から別館までは循環バスもあるようですので、フロントに問い合わせてみてください。筆者は循環バスの存在を知らずに、強風の中を傘を差しながら歩いちゃいました(笑)
「網張温泉」の泉質は白濁の硫黄泉!これがまた素晴らしいお湯でした!
本館、別館共に濃厚な源泉をかけ流しで楽しむことができます。温泉の濃厚さを比較すると…別館(立ち寄り館)の方が硫黄感が強い印象でした。もしもお泊まりの際は…ぜひ別館の温泉もお楽しみくださいね!
また、ここ『休暇村 岩手網張温泉』にはもうひとつ…秘密の混浴露天風呂があります。こちらは次回レポートしますね!
『休暇村 岩手網張温泉』のお食事は朝晩共にバイキング!
さて!夕飯の時間にりましたので、1階のレストランへ移動します。
ここ『休暇村 岩手網張温泉』のお食事は朝晩共にバイキングがメイン。これがまた美味しかったー!岩手県のご当地食材をふんだんに使ったバイキングでした。
一部のメニューはオープンキッチンスタイルで、その場で調理したてのものを味わうことができます。この天ぷらも、揚げたてをいただくことができるので嬉しいかぎり!
また、東北地方らしいジビエ料理もメニューに含まれていました。こちらは鹿肉を串焼きにしたもの。臭みもなく、美味しくいただくことができましたよ!
メインは、網焼きのステーキ!こちらも焼きたてを好きなだけいただくことができます。
焼上がりがこちら!一部固い部分もありましたな、しっかりと旨味のあるお肉でした!これはおかわり必須ですね!
その他、お寿司もお好みでいただくことができます。こちらも目の前で職人さんが握ってくださる逸品!
そんなこんなで…お腹いっぱい食べちゃいました。バイキングはどうしても食べすぎちゃいますね…!
あ!そうそう!ここ『休暇村 岩手網張温泉』の夕食バイキングはスイーツも充実!色とりどりのロールケーキや…
…カクテルゼリーは色味もキレイ!
さらに、畜産王国岩手県らしく、飲むヨーグルトの飲み比べなんかもありました。筆者は岩泉の飲むヨーグルトが濃厚で好きでしたね!
また、岩手県産のミルクを使った「松ぼっくりのジェラート」なんかも頂けます。こちらも濃厚で美味しかった!
さて…翌朝の朝食も同じくバイキングスタイルでした。
朝食の人気メニューはこちら!オープンキッチンで焼いてもらえる、県内産たまごを使用した目玉焼き!シンプルな料理こそ、素材の質が際立ちますよね。
まずはしっかりと…野菜とおかずをバランス良く並べた定食スタイルでいただきます。
後半は…こちら!様々な食材をお好みでくみあわせていただく「朝丼」。
とろろやとびっこなど…ご飯のおともがズラーっと並べられています!え。こんなんあったら…ご飯おかわり待ったなし!
できるだけ食べすぎないように…とひかえめにしつつ、しっかりご飯のおともを並べた「朝丼」を堪能できました!
『休暇村 岩手網張温泉』へのアクセス/駐車場
『休暇村 岩手網張温泉』は、盛岡市のお隣、雫石町にあります。
お車の場合は、東北自動車道盛岡ICから45分。少し山を登りますが、高台にありますので気持ちの良いドライブが楽しめます。敷地内には無料駐車場がありますのでそちらをご利用ください。
また、お宿からの送迎バスもあります。事前予約が必要ですが、盛岡駅前から直通でアクセスできますので、お車でない場合はぜひご利用ください。
『休暇村 網張温泉』の予算感
※楽天ポイントがザクザク貯まる!楽天トラベルからのご予約はこちらからどうぞ!
今回宿泊したプランは、10月の日曜日の宿泊で、大人1名1室2食付き14500円のプランでした。非常に美味しいバイキングと、濃厚な天然温泉を堪能してのお値段ですので、これは安いくらい!
【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】3日目の宿泊はここ『休暇村 岩手網張温泉』でのんびり過ごしました。次回はここ網張温泉にある秘密の温泉をご紹介します。お楽しみに!
『休暇村 岩手網張温泉』の基本情報
アクセス
東北自動車道 盛岡ICより45分
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
019-693-2211