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【岩手】『松川渓谷』で柱状節理と紅葉を楽しむ!

岩手県松川渓谷』は紅葉の名所の穴場!川沿いの柱状節理が見事!

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岩手県のシンボル・岩手山。その北麓を流れる松川沿いに連なるのが『松川渓谷』です。実は知る人ぞ知る紅葉の穴場!

 

筆者紹介

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こちらの記事は【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

松川渓谷』とは?

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岩手県のシンボルといえば…雄大に聳える岩手山です。県都盛岡市内からとその美しい姿を遠望することができますね。

 

そんな岩手山の北麓に流れる松川沿いに、県内でも指折りの紅葉の名所『松川渓谷』があります。

 

ここ『松川渓谷』の美しさは、松川によって抉られた剥き出しの地層「柱状節理」にあります。

 

「柱状節理」とは、冷え固まったマグマの名残。六角形の岩の柱が崖の断面に連なっている場所を見たことある方も多いと思います。

 

溶岩やマグマは冷えて固まるとき、少しだけ体積が小さくなって縮みます。冷えていく溶岩やマグマ全体が縮むときに5角形や6角形の柱状の割れ目ができます。これを柱状節理(ちゅうじょうせつり)といいます。

溶岩が川の流れや波で侵食されたり、地下にあったマグマ(が冷えたもの)が隆起して地表に姿を現したりすると、それらの中にできていた柱状節理が私たちの目の前に現れます。

ちなみに、日本で最も有名な柱状節理は、福井県東尋坊。海からニョキニョキと生えているような柱状の岩がその「柱状節理」です。

 

ここ、『松川渓谷』の柱状節理は、松川によっ削られた崖の断面によく残されています。この柱状節理の隙間から木々が生え、美しい紅葉となって風景を彩るのです!

 

松川渓谷』の見どころ

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松川渓谷』の見どころは、そんな柱状節理の地層と木々の紅葉とのコラボレーションにあります。

 

松川渓谷へは、川原まで降りて楽しむことができます。この日は夕方近くに訪れたため、落ちかけ日差しが直接斜面にあたり、とても美しい紅葉風景を作っていました。

 

写真右手が上流、岩手山側の斜面になります。できるだけ水平を保って撮影したのですが…川の傾斜と柱状節理の傾きが垂直でないことから、不思議なパースの写真になってしまいました。

 

この日は日曜日ということもあって、『松川渓谷』の川原には、たくさんの観光客やカメラマンの姿が見られました。

 

あ。もしかしたら…八幡平アスピーテラインが雪のため通行止めだったことも関係しているかもしれません。

 

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上流側は前日が雪だったせいか、松川の流れが少し濁っていたのが少々残念でしたが、とはいってもこの風景。充分水はきれいです。


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さて、先ほどの川原から少し歩いて、松川にかかる「森の大橋」へと移動してきました。

 

この橋は、松川渓谷一望できる好スポット!周囲の木々の紅葉も進んでいるのが分かりますね!


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「森の大橋」からは、眼下に松川渓谷と垂直に落ちる滝(人工滝かな?)を見渡すことができます。ちょうど西日が傾く時間帯でしたので逆光気味になっちゃいました。


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橋の反対側は見事な森が広がっています。黄色を主体とした紅葉がきれいですねー!遠くに見える山は…早池峰山かな?


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森の大橋は解放感があってとっても気持ち良いスポットでした!『松川渓谷』にいらした時は、ぜひ立ち寄ってみてください。

 

松川渓谷』へのアクセス/駐車場/所要時間

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松川渓谷』は、岩手山の北側に位置する渓谷です。

 

公共交通機関ご利用の場合は、JR大更駅から路線バスでのアクセスになりますが、小一時間ほど乗車しますし、本数も多くありませんのであまりおすすめできません。

 

お車の場合は、東北自動車道松尾八幡平ICより20分ほどです。駐車場は周辺にいくつか設けられています。

 

また、八幡平を抜ける山岳ドライブルート「八幡平アスピーテライン」の岩手県側出入口にも近いので、八幡平ドライブと合わせて訪れるのもおすすめです。

 

松川渓谷』の散策は、どのあたりをどれくらい歩くか…によって所要時間は変わってきます。筆者は、川原と森の大橋の上からの風景を楽しみましたが…およそ30分ほどの滞在でした。

 

 

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また、松川渓谷にお越しの際は、この渓谷の上流部分にある名湯「松川温泉」への宿泊もおすすめです!

 

【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】3日目。この日午後は秋田県側から岩手県へ戻り、岩手山周辺を観光してきました。この後は、岩手山噴火の爪跡を見学に行きました。次回もお楽しみに!

 

松川渓谷』の基本情報

アクセス

JR花輪線 大更駅より路線バス

東北自動車道 松尾八幡平ICより20分

 

営業時間

24時間自由

 

定休日

年中無休

 

入場料金

散策無料

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

岩手県八幡平市松尾寄木

0195-78-3500(八幡平市観光協会)