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【秋田】花輪ばやしの実演はド迫力!『花輪ばやし祭り展示館』は「道の駅かづの あんとらあ」に併設!

『花輪ばやし祭り展示館』は圧巻!豪華絢爛な屋台が一同に集まる資料館!

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秋田県鹿角市の一大イベント!毎年8/19.20に行われる「花輪ばやし」は、日本三大囃子のひとつ!豪華絢爛な屋台と、乗り込んだ若衆によるお囃子実演はド迫力!

 

筆者紹介

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こちらの記事は【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

『花輪ばやし』の歴史

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「花輪ばやし」は、東京の神田囃子、京都の祇園囃子と並ぶ日本三大囃子のひとつにも数えられるお祭りです。ユネスコの世界無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」のひとつとして登録されてもいます。

 

花輪ばやしとは?

「花輪ばやし」はどんな祭りなのか。 この祭りを始めてご覧になる方のためにその概要を説明しましょう。
花輪ばやしは市街地の東約3.5キロに位置する幸稲荷神社(さきわいいなりじんじゃ)の「祭礼ばやし」として現在に引き継がれており、この祭礼は、古くからの花輪の人々の厚い信仰とともに「花輪祭礼」「稲荷神社祭典」「豊年祭り」「豊年花輪祭り」「花輪祭」などと様々な呼称で綿々と引き継がれ、祭礼ではお囃子が奉納されてきました。


幸稲荷神社の祭礼で、お囃子がいつの頃から奉納されるようになったかは定かではありませんが、伝承されている曲のいくつかは江戸時代前期以前の古い時代から伝えられてきたといわれています。

なるほど。元々は鹿角市中心部からほど近い「幸稲荷神社」の例大祭なんですね。

祭典は、お盆明けの8月16日本殿から、神官、氏子総代に守られたお御輿が、直径1m余りの大太鼓を従えて町内を一巡りして「御旅所」に安置されることから始まり、20日本殿へ還幸されるまでの5日間行われます。


花輪ばやしは、その中の19日・20日の両日幸稲荷神社・産土の神に奉納するため盛大に行われているものです。青垣山に囲まれた城下町は祭り一色に彩られ、近隣はもとより多くの観光客で賑います。

鹿角の夏の終わりに行われる、町を挙げてのお祭りなんですね!

 

『花輪ばやし祭り展示館』の見どころ

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本来…祭りの行われる8/19.20にしか見られない屋台を通年見学できる施設が、今回ご紹介する『花輪ばやし祭り展示館』です。

 

この施設は、鹿角の町の中心部近くにある「道の駅かづの あんとらあ」の敷地内になります。「ロ」の字形に作られた道の駅の建物の、最も右手奥のあたりが『花輪ばやし祭り展示館』にあてられています。

 

なおこの道の駅名の「あんとらあ」とは鹿のような枝角のこと。つまり鹿の角、「鹿角」をもじったもののようです。

 

『花輪ばやし祭り展示館』は有料エリアになりますが、わざわざ課金する価値のある素晴らしい施設です!

 

特に、年に数回行われる「お囃子実演日」は超貴重!目の前で行われる演舞はド迫力ですので、その実演日に合わせて訪れても良いくらい素晴らしいものでした!


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受付を済ませて一歩内部に入ると…もうそこは圧巻の空間!全10基の屋台がずらーっと1列に並べられています。うっひょー!こりゃすげぇー!


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まずは、映像やCG作品で祭りの概要を学びます。「花輪ばやし」の本番は8/19.20の2日間とされていますが…実は8/16から様々な儀式催しが行われているようです。

 

本番の8/19から、祭りはヒートアップするようです。8/19の夜にはJR鹿角花輪駅前に全ての屋台が集結して一斉に演奏が行われる「駅前運行」がスタート!そしてそのまま寝ずに夜の運行、そして明け方の「朝詰」までぶっ通しで行われるとか!すげー体力使い使いますねこれ。


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これら屋台は、鹿角市内の各町会がひとつずつ管理しており、ひとつずつ大きさや装飾がわずかに異なるようです。

 

屋台は豪華絢爛!金や漆で装飾され、ぐるり提灯で照らされる様子は、もうそれだけで芸術作品を見ているよう!これらが一斉に動き回る様子は、興奮するでしょうねぇー!

 

この屋台の面白いところが…内部に人が乗り込んでそこで「花輪ばやし」の演奏が行われるという点!まるで動くオーケストラピット!


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この日は偶然にも、年に数回しか行われないという「花輪ばやし」の実演開催日でした!やった!ラッキー!

 

ちょうど実演が始まる時間が近付いていたので、最前列で見学させていただきました。


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この実演が…またすごかった!二人一組で叩く太鼓、笛や三味線などはまさにオーケストラ!なんというか…こう、魂が沸き上がるような感覚に陥りますね!

 

特に印象に残ったのが、若衆たちの魂籠った「ヨイヨーイ!!」の掛け声!祭り本番と同じくらい、本気の演奏を見せてもらって…もう感無量でした!いやー!痺れた!

 

動画です!

ここ『花輪ばやし祭り展示館』での、花輪ばやし実演は、年間7回ほど。こちらは2023年の年間スケジュールですが、月1回の決められた日曜日に開催されました。11:00-と11:30-の二部制になっています。

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まだスケジュールが出ていませんが、2024年以後も開催されるはずですので、ぜひタイミング合わせてお越しください。

 

祭り当日は、宿泊施設を確保するのも大変ですが、月1回の「花輪ばやし実演」なら来やすいと思います。大興奮間違いなしです!おすすめですよー!

 

『花輪ばやし祭り展示館』へのアクセス/駐車場/所要時間

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『花輪ばやし祭り展示館』は、「道の駅かづの あんとらあ」の敷地内にあります。

 

東北自動車道の鹿角八幡平ICから車ですぐのところにあります。道の駅内ですので、無料駐車場も豊富にあります。

 

公共交通機関ご利用の場合は、JR花輪線鹿角花輪駅から徒歩で10分ほどです。

 

館内の見学だけでしたら、30分ほどで可能です。「花輪ばやし」の実演をご覧になる場合は、45分~60分ほどかけてのんびりと鑑賞なさるのがおすすめです。

 

【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】3日目。この日は後生掛温泉から山を降りて、鹿角市内を観光しています。この後は、秋田が誇る地鶏を食べにいきました!次回もお楽しみに!

 

『花輪ばやし祭り展示館』の基本情報

アクセス

JR花輪線 鹿角花輪駅より徒歩10分

東北自動車道 鹿角八幡平ICより5分

 

営業時間

9:00-16:00

 

定休日

年中無休

 

入場料金

大人500円

中高生400円

小学生300円

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

秋田県鹿角市花輪字新田町11-4

0186-22-0555