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【秋田】混浴露天風呂も雰囲気抜群!『乳頭温泉郷鶴の湯温泉』で立ち寄り入浴!

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』は八幡平田沢湖周辺の超人気温泉!

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田沢湖周辺にいくつか点在する温泉地のうち、最も人気なのがここ『乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』です。気軽に立ち寄り入浴やランチを楽しめますのでおすすめ!

 

筆者紹介

こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。

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こちらの記事は【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』の歴史

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乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』は、周辺の乳頭温泉郷の中でも最古の温泉と言われています。

 

その発見は江戸時代。マタギの勘助という人物が、鶴が傷を癒しているところを発見して、『鶴の湯』と名付けたと伝わっています。

 

その後は、地元・秋田藩2代藩主の佐竹義隆も湯治に訪れたという記録も残っており、その名残か、『鶴の湯温泉』の本館は「本陣」と名が付けられています。

 

この「本陣」は、茅葺き屋根の非常に情緒ある趣が魅力で、日本の秘湯といえばここ『鶴の湯温泉』が真っ先に挙げられるほど!ちなみにこの「本陣」は、有形文化財の登録も受けています。

 

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』の見どころ

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岩手県から田沢湖を越えて『乳頭温泉郷』までやって来ました。この日は10月半ば。八幡平の山頂は季節外れの積雪のため通行止めでしたが、麓の乳頭温泉郷周辺はちょうど見頃に近い紅葉を楽しむことができました。


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駐車場に車をとめて『鶴の湯温泉』を目指します。まず、この入り口からして雰囲気抜群!茅葺きの長屋がズラリと並ぶ風景は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう!


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この茅葺き屋根の長屋は、宿泊棟や食堂にもなっているようです。快適な旅館ステイは異なる、囲炉裏とコタツ体験なんかできたら楽しいでしょうね!


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まずは本陣と呼ばれるこの建物で受付を済ませます。フロントは売店も兼ねていて、『鶴の湯温泉』オリジナルグッズやタオル、缶ビールやスナックなんかも販売していました。

 

立ち寄り入浴料は大人ひとり700円。ちょうどお昼時でしたので、昼食もこちらでいただきました。温泉入浴前にオーダーしておけば、予め準備してくれるようです。


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温泉は、一度建物を出て…川を渡った先にあります。そう。敷地内に川があるんですよここ(笑)


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この日は、露天風呂と内湯と合計4つの温泉を楽しませていただきました。※以下、浴場写真は全て公式サイトより

 

まず訪れたのが…混浴露天風呂と接続する「中ノの湯」です。ここは、露天風呂と共通しているので、脱衣場で服を脱いだらまずここでひと風呂浴びることになります。

 

・中の湯
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「中の湯」は露天風呂の横にある真っ白なにごり湯で、湯温が少し高めなのが特徴。特に冬の寒い時期なんかは、ここで身体を温めるといいでしょう。

中の湯:含重曹・食塩硫化水素

 

中の湯で暖まったら…ここ『鶴の湯温泉』の象徴でもある混浴露天風呂へ!


・混浴露天風呂
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こちらの源泉は少し青みがかった乳白色でとろみのある「白湯」。硫黄成分や塩化物などが含まれ、お肌がつるつるになるといわれていて美人の湯と呼ばれることも。ここは混浴ですが、女性専用の露天風呂もあるので、気になる方はそちらもどうぞ。

露天風呂の景観はもちろん、周囲の建物や山奥の景色が織り成す雰囲気が気分を盛り上げてくれます。

白湯:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)

 

続いて…いったん服を着て、別棟にある内湯「白湯」「黒湯」へ。

 

・白湯
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露天風呂と同じ源泉の「白湯」は、別名「冷えの湯」とも呼ばれています。木造でこぢんまりとした雰囲気が魅力です。

白湯:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉(硫化水素型)

 

・黒湯
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黒湯」は湯冷めしにくく「子宝の湯」と呼ばれています。黒湯といってもお湯の色は乳白色ですが、天候によっては黒っぽい色になるのだそう。泉質は他の温泉に比べて少しサラサラとした肌触りの温泉です。

黒湯:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

 

いや…素晴らしかった!特に露天風呂は、湯船の底からブクブクと新鮮なお湯が湧く足元湧出!これ以上ない新鮮な源泉が、絶えず足元から湧いて出るという、驚異の体験をすることができます。こんな体験できる温泉は非常に貴重ですよ!

 

さて、温泉を堪能しきったら…食事へ行きましょうー!

 

ここ『鶴の湯温泉』では、昼食時はお食事をいただくことができます。注文は、本陣のフロントでオーダーして、食事は本陣の休憩室でいただきます。


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本陣の休憩室は、囲炉裏の切られた和室。雰囲気の良いお部屋でお食事をいたたくことができます。

 

メニューは、芋煮鍋膳や山菜丼、そばやうどんなど。芋煮鍋膳以外は700~800円ですので、リーズナブルにお食事することができます。


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今回は山菜丼をセレクト。たっぷりの地元産の山菜やキノコを卵でとじた丼で、これが抜群に美味しかった!ランチタイムも終わり間際だったせいか、無料で大盛にしてもらっちゃいました。ご馳走さまでしたー!

 

 

乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』へのアクセス/駐車場/所要時間

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乳頭温泉郷 鶴の湯温泉』は、仙北市田沢湖方面から北へおよそ20kmほど車を走らせた山中にある一軒宿です。乳頭温泉郷には、いくつかお宿がありますが、ここ『鶴の湯温泉』だけは少し離れた林道を進んだ先にあります。

 

目印は上の写真のあたり。ここを直進すると「休暇村乳頭温泉」や「大釜温泉」へと着いてしまいます。『鶴の湯温泉』へはこの看板を左折して谷へ降りていく必要があります。途中からは未舗装のワイルドな道になりますので…充分注意して走行してください。

 

鶴の湯温泉』前には無料駐車場が整備されています。

 

公共交通機関ご利用の場合は、秋田新幹線田沢湖駅へ。田沢湖駅からは路線バスで乳頭温泉郷方面へ向かい、途中の「アルパこまくさ前」バス停からは、『鶴の湯温泉』の送迎バスが出ています。

 

鶴の湯温泉』の立ち寄りは、一度料金を支払うと、何度入浴しても良いシステムになっています。入浴→食事→また入浴も可能です。一般の入浴時間を考えると…およそ45分~90分ほどの滞在になると思います。

 

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こちらは『鶴の湯温泉』の隣にある別館ですが、宿泊者は本館の温泉も入り放題ですのでおすすめですよ!

 

【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】二日目。盛岡市内から県境を越えて秋田県仙北市へとやって来ました。時間はちょうどお昼過ぎ。『鶴の湯温泉』で入浴と食事を済ませたら、本日のお宿、後生掛温泉へと向かいます。が!ここからが地獄でした…。なんとレンタカーはノーマルタイヤしか履いていないのに…道路上には季節外れの大雪が!果たして筆者は無事にお宿までたどり着けるのか?次回もお楽しみに!

 

乳頭温泉郷鶴の湯温泉』の基本情報

アクセス

JR秋田新幹線ほか 田沢湖駅より路線バス

東北自動車道 盛岡ICより60分

 

営業時間

日帰り入浴 10:00-15:00

 

定休日

年中無休

※毎週月曜日は清掃日のため露天風呂入浴不可

 

日帰り入浴料金

大人700円

小人300円

 

駐車場

無料駐車場あり

 

アドレス

秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林50

0187-46-2139