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【岩手】超レトロ!『岩手銀行赤レンガ館』は東京駅そっくりの洋風建築!

岩手銀行赤レンガ館』はレンガ造りの美しいレトロ建築!

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知る人ぞ知る!盛岡市のレトロスポット『岩手銀行赤レンガ館』。美しいレンガ造りの洋館は存在感抜群!盛岡城跡からも川を渡ってすぐですので合わせて訪れるのがおすすめです。

 

筆者紹介

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こちらの記事は【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】よりシリーズでお届けしております。

 

 

岩手銀行赤レンガ館』の歴史

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岩手銀行赤レンガ館』は、現在多目的ホールとして使われていますが、実は2012年までは岩手銀行中ノ橋支店として現役の銀行として活躍していました。

 

この美しいレンガ造りの洋館建築が作られたのは明治44年。東京駅の駅舎などで知られる辰野金吾氏の設計で、当時の盛岡では非常にハイカラな建物として評判だったようです。

 

元々は「盛岡銀行」の本店として開業しましたが、やがて倒産。その後は「岩手銀行」が引き継いで営業を続けたそうです。


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岩手銀行旧本店本館

この建物は、旧盛岡銀行として明治四十四年四月に竣工しました。設計者は日本銀行本店、東京駅などを手掛けた明治洋風建築界の権威、辰野金吾博士と盛岡出身の葛西萬司工学士の両氏の手によるもので「赤レンガ」の愛称で親しまれています。
構造等は、一部三階建となっておりその延床面積は千ニ十平方メートルに達し棟瓦組積造のルネッサンス様式で統一されております。外部は白色花筒岩によりバンドを巡らして横線を強調し採光用のドーマ一窓とドーム屋根を組合せて、凹凸の多い平面計画で建物に陰影をつける等、同様式の特徴を顕著に現しております。特に内部は一、二階の吹き抜けや木製の飾り柱のコリント様式柱頭、天井は石青くり型、各室入口枠の彫刻など意匠に富みクラシカルな雰囲気を作り出しております。
建築当時の姿を完全な形で伝え、かつ創建当初の目的で使用された建物の重要文化財指定は、全国で最初のものであります。

 

岩手銀行』の見どころ

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盛岡城跡公園から徒歩5分ほど。中津川にかかる中ノ橋を渡ると左手に見えてくるのが『岩手銀行赤レンガ館』です。10年ほど前まで現役の銀行だった洋館建築で、赤いレンガ造りのとても美しい姿をしています。


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その外観はまさにレトロ!現在銀行業務は隣の敷地に移転して営業を続けていますが、1908年に竣工して以来、2012年までおよそ100年以上も現役の銀行でした。


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この建物は、1994年に国の重要文化財に指定されています。当時はまだ現役バリバリで、現役の銀行建築が重要文化財に指定されるのは初めての例だったようです。

 

中ノ橋の交差点からは、その美しい姿を様々な角度から眺めることができます。アーチ状の玄関、尖塔の最頂部にドームなど、東京駅の意匠に似た部分を多く感じることができるでしょう。


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今回は朝早かったために入館はしませんでしたが、実はここ『岩手銀行赤レンガ館』は内部見学も可能です。

 

館内は無料の「岩手銀行ゾーン」と有料の「盛岡銀行ゾーン」からなっています。

 

岩手銀行ゾーンは、営業室を改装した多目的ホールや盛岡の歴史を紹介するライブラリーなどが設けられています。

 

一方、盛岡銀行ゾーンでは応接室や、開業当時から使われている金庫室などが公開されています。時間がありましたら、ぜひ内部見学もなさってください。

 

岩手銀行赤レンガ館』へのアクセス/駐車場

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岩手銀行赤レンガ館』は、盛岡城跡の東側すぐ、中の橋を渡ったところに建っています。非常に存在感のある建築ですので、すぐに分かるはずです。

 

JR盛岡駅からは少し距離がありますので、路線バスのご利用がおすすめです。また、盛岡城跡公園(岩手公園)からもすぐですので、セットで立ち寄るのがよろしいでしょう。

 

お車の場合は、東北自動車道の盛岡ICから20分ほどです。ただし『岩手銀行赤レンガ館』には専用駐車場がありません。周辺のコインパーキングや盛岡城跡の駐車場に車を置いて歩いて散策なさるのがおすすめです。

 

【どこかにビューーン!で行く岩手秋田旅行記】二日目。この日は盛岡市内の名所を巡っています。赤レンガ造りのレトロな建築を見学した後は、盛岡の守護神ともいえる神社へ向かいました。次回もお楽しみに!

 

岩手銀行赤レンガ館』の基本情報

アクセス

JR東北新幹線ほか 盛岡駅より路線バス

東北自動車道 盛岡ICより20分

 

営業時間

10:00-16:30

 

定休日

毎週火曜日

年末年始(12/29-1/3)

 

入場料金

一般300円

小中学生100円

 

駐車場

なし

周辺コインパーキング利用

 

アドレス

岩手県盛岡市中ノ橋通2-20

019-622-1236