『三十槌の氷柱』は奥秩父の冬の風物詩!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
旅人サイファ実績
・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1
・グルメサイト「ニッポンごはん旅」公認ライター
・スマートニュース/Yahoo!ニュースほかメディア掲載実績多数
・「にほんブログ村」国内旅行カテゴリPVランキング1位を記録!
毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『三十槌の氷柱』のおすすめポイント
埼玉県秩父市。山梨県との県境に近い奥秩父地方は、埼玉県内とはいえ、冬場は非常に厳しい寒さになることで知られています。
そんな秩父エリアの冬の風物詩となっているのが…厳しい寒さが生む氷の芸術「氷柱」です。
秩父エリアでは近年、「三大氷柱」として大々的に宣伝をするようになりました。
ひとつが、秩父市街地から近い「あしがくぼ氷柱」
もうひとつが、小鹿野町にある「尾ノ内百景氷柱」
最後のひとつが、奥秩父にある『三十槌の氷柱』です。
これらの氷柱は夜間にライトアップされ、とても幻想的な風景を作り出しています。写真映えもするので、近年は若者たちからも多く支持されています。
このうち、「あしがくぼ氷柱」と「尾ノ内百景」の氷柱は…実は人工氷柱です。夜間に人工的に水を撒いておくことで、翌朝にはその水が凍りつき見事な氷柱を作るのです。
しかし!奥秩父の『三十槌氷柱』はそれらとは別物!人工的な散水は行っておらず、その厳しい気候が生み出す天然の氷柱なんです!
『三十槌の氷柱』を作るのは、岩の隙間から染み出る石清水。そんな天然水が、奥秩父の厳しい気候によって凍りつき見事な氷の芸術品を生み出すのです。
『三十槌の氷柱』のベストシーズン
『三十槌の氷柱』の絶景が見られるのは、例年1月~2月の厳冬期です。天然の氷柱ができるくらいですから、厳しい寒さの中での鑑賞になりますので、ぜひ暖かい格好で起こしください。
昼間の氷柱も見事なものですが…1月半ば~2…月半ばに期間限定で行われるライトアップイベント時の美しさは別格!まるで異世界な迷い込んだかのような幻想的な風景を楽しむことができるんです!
なお、『三十槌の氷柱』は「ウッドルーフ奥秩父」というオートキャンプ場内にあります。イベント期間中は入場料がかかりますのでご注意ください。
『三十槌の氷柱』へのアクセス/駐車場
『三十槌の氷柱』が見られる「ウッドルーフ奥秩父」へは、マイカーもしくは路線バスでのアクセスになります。
お車の場合は、関越自動車道の花園ICから寄居バイパス経由でおよそ90分。秩父の市街地からでも45分ほどかかります。厳冬期は路面凍結や積雪もありますので、冬タイヤの準備をお願いします。なお、敷地内に有料駐車場は整備されています。
公共交通機関の場合は、西武秩父駅から路線バスでのアクセスになります。山道を走りますので、車酔いする方は酔い止め等を準備した方が良いでしょう。
『三十槌の氷柱』を訪れる際のおすすめお宿
秩父七湯『御代の湯』 新木鉱泉旅館 宿泊予約【楽天トラベル】
『三十槌の氷柱』、特にライトアップイベントを見に行かれるのならば、秩父市周辺に宿泊することをおすすめします。
この「新木鉱泉旅館」は、古くから秩父七湯のひとつに数えられてきた伝統の温泉旅館です。お食事はなんと囲炉裏端!しかも本館1階には専用露天風呂が付いているお部屋もありますから、寒い中でのライトアップイベント鑑賞後も、ゆっくり温泉で温まることができます。
温泉も、トロトロのアルカリ性美肌の湯で、素晴らしい泉質!埼玉県ナンバーワンと言っても過言ではないほどの温泉です。
『三十槌の氷柱』の基本情報
アクセス
関越自動車道 花園ICから90分
営業時間
8:30-17:00
ライトアップイベントは17:00-20:00(平日は19:00)
定休日
年中無休
ライトアップイベントは1月半ば~2月半ば
入場料金
大人200円
子供100円
駐車場
有料駐車場あり
アドレス
秩父市大滝4066-2