『霧島神宮』は神話の現場!天照大神の孫ニニギノミコトを祀る神社!
ここ『霧島神宮』は天孫降臨神話の現場!神が降り立った地に建つ神社で、日本の聖地のひとつです。
筆者紹介
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『霧島神宮』の歴史
『霧島神宮』は、古事記や日本書紀にも登場する大変歴史のある神社です。
天上界に住む天照大神より、地上界に天降るよう命ぜられた孫のニニギノミコト。三種の神器と稲穂を携えて降臨した地こそが、『霧島神宮』の背後に聳える「高千穂峰」とされています。
ニニギノミコトは、ここから地上界(葦原中つ国)へと降り立ち、日本国建国の礎を作った…とされているのです。
『霧島神宮』は、そんなニニギノミコトの伝説(天孫降臨)の地!まさに神話の現場とも言える日本の聖地のひとつです。
かつて社殿は「高千穂峰」の中腹に建てられていました。しかし霧島連山は今も噴煙上げる活火山。幾度の噴火被害を受けて、室町時代に現在の地に遷座してきたと言われています。
現在の社殿は、江戸時代(1715年)に、再建されたものです。薩摩藩主・島津吉貫公によって作られた社殿は、本殿、弊殿、拝殿などが朱塗りで統一され、非常に艶やかな雰囲気を持っています。これら社殿は、平成元年に国指定重要文化財に、さらに令和4年には国宝に指定されています。
さらにその妻である「コノハナサクヤヒメ」、そして子の「ヒコホホデミノミコト(山幸彦)」、孫の「ウガヤフキアエズノミコト」、曾孫の「カムヤマトイワレヒコノミコト(神武天皇)」らも相殿神として祀られています。
『霧島神宮』の見どころ
『霧島神宮』は、その背後に聳える霧島山(高千穂峰)に降った「ニニギノミコト」を御祭神としています。
ニニギノミコトは、日本の最高神「天照大神」の孫に当たる神。「天の神の孫が地上に降臨した」ことから「天孫降臨」という神話の主人公にもなっていますね。
ちなみに、ニニギノミコトの曾孫が初代天皇である神武天皇です。天照大神→ニニギノミコト→神武天皇…と、現代まで続く天皇家の礎を作った神ともされています。
駐車場から『霧島神宮』の本殿へと向かうとまず現れるのがこの大階段。この時は平日の朝だったこともあり、ほとんど参拝客もいませんでした。その静寂が…とても清々しい空気感を醸していました。
階段を上りきると、大きな鳥居をくぐります。こちらで一礼してまっすぐ伸びる参道を進みます。両側は鬱蒼と森が繁り、なにやら結界が張られているような雰囲気ですね。
森を抜けると、赤い本殿が見えてきました。雨上がりの参道が、また清らかさを強くしているように感じます。
背後に森を背負った『霧島神宮』がこちら!朱色に塗られた社殿が美しい!この社殿のまっすぐ後方に、本来の社殿が置かれていた高千穂峰が鎮座しています。
拝殿で参拝をしていると…後方から何やら行列が。この日は8月1日だったこともあり、朔日祭のご祈祷があったようです。神職さんや巫女さんらがずらーっと本殿へ向かう姿は壮観でした!
天孫「ニニギノミコト」をお祀り由緒ある神社『霧島神宮』。ここは小高い台地の上にあります。高千穂峰に降り立ったニニギノミコトは、眼下に広がる鹿児島平野を見て…豊かな葦原中つ国に目を奪われたかもしれませんね。
『霧島神宮』へのアクセス/駐車場/所要時間
『霧島神宮』へは、JR霧島神宮駅から路線バスでのアクセスになります。駅からはバスで20分ほどです。
お車の場合は、九州自動車道の溝辺鹿児島空港ICから30分ほど。境内に広い駐車場がありますのでそちらをご利用下さい。
境内は非常に広いので、参拝にはそこそこ時間がかかります。駐車場から社殿までの往復含めて30分~45分ほどみておくと良いでしょう。
長らく連載してきた【宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】も最終日8日目を迎えました。霧島神宮の参拝を終えて、この日は午前中の飛行機で東京羽田へ戻ります。が。この後に大きなトラブルがありました。なんと羽田空港が閉鎖されて着陸出来ないという事態に!次回、レポートします。お楽しみに!
『霧島神宮』の基本情報
アクセス
営業時間
24時間参拝自由
定休日
年中無休
入場料金
参拝無料
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
0995-57-0001