『硫黄谷温泉 霧島ホテル』は霧島を代表する温泉旅館！百年杉庭園の絶景！
まるでプールのような温泉大浴場が人気の『硫黄谷温泉 霧島ホテル』！実は温泉だけでなく敷地内の「百年杉庭園」もまた絶景なんです！
筆者紹介
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『硫黄谷温泉 霧島ホテル』のおすすめポイント
霧島温泉郷を代表する温泉旅館『硫黄谷温泉 霧島ホテル』。
ここは、温泉愛好家には有名な旅館で、その大浴場はまるで温泉のテーマパーク！プールのような巨大な浴場には、いつ行っても驚かされます。
特に霧島温泉郷の源泉のひとつ「硫黄谷温泉」は、ここ『霧島ホテル』にしか引かれていません！ここでしか入ることができない貴重な源泉なんです！あの坂本龍馬とおりょうさんも入浴したとか！
霧島温泉郷は大小8つの温泉があり、その一つ硫黄谷温泉は現在、当館のみに引かれています。
当館の泉源は現在【14】あり、泉種は【硫黄泉】【明礬泉】【塩類泉】【鉄泉】と４種類ございます。1つの温泉施設で４種類の温泉がお楽しみ頂けるのは、硫黄谷庭園大浴場ならでは醍醐味と言えます。
また、湯量も１日1,400万リットルあり、それをそのまま湯船に注いでおりますので、ダイナミックな掛け流し天然温泉をお楽しみ頂けます。
さらに、大浴槽の底は、中央付近に向かってなだらかに深くなっています。
立ったまま肩まで浸かれる温泉は、これもまた異体験。ただし、お子様にはご注意ください。
ここの温泉は本当にすごい！100%生源泉かけ流しのお湯が、24時間じゃぶじゃぶ！しかも、内湯や露天風呂など全部で浴槽は15種類以上！まさに温泉のテーマパークの異名に恥じない素晴らしい温泉になっています。
基本的に混浴ですが、夜間には女性専用タイムも設けられますのでご安心ください。
館内の様子
そんな長い歴史を持つ『霧島ホテル』ですが、意外や建物は近代的なビルにリニューアルされています。
フロントロビーもご覧の通り！大理石の床張りで広々ゴージャス！ソファーでのんびり過ごすこともできそうです。
今回案内されたお部屋がこちら！「高千穂館」のお部屋です。畳も綺麗でとっても過ごしやすい！一見ごく普通の和室に見えますが…奥の障子を開けると！
なんとベッドルームが！和洋室になっていたんですね！足の悪い母親もこれには喜んでいました。和洋室って…ちょっと豪華に感じますよね(笑)
この部屋にはテーブルスペースもありますので、ちょっとした書き物やお仕事もできそうですね。
お部屋のトイレ&バスルームはご覧の通り。広々と使えそうですが、お風呂は温泉を満喫しましたので今回我々は使っていません。
百年杉庭園が見事！
さて、温泉に入る前に少しお散歩に出かけましょう。ここ『硫黄谷温泉 霧島ホテル』には、隠れた絶景スポットがあります。
それが「百年杉庭園」！なんと敷地内に樹齢100年を超える霧島メアサ杉が立ち並ぶ杉の庭園があるんです！あまり知られていませんが、ここがまたすごい！
いにしえのロマンが漂う百年杉の森
硫黄谷温泉の創始者堀切武右衛門が、今から百四十年前の文久元年頃より、治山の為に植林を始め、代々大切に育成されて来たものです。
霧島の高原の清々しい空気を感じながら、百年杉の森を歩けばいつしか三百年余年にわたり、こんこんと豊かな湯量を保つ硫黄谷温泉に足を運んだ日本の歴史に名を残す英傑たちが、語りかけてきます。
この「百年杉庭園」は丁寧にお手入れされており、内部には散策路が作られて少々アップダウンがありますので、足元は充分ご注意ください。一周はおよそ15分ほどです。看板に注意書きがありますように、野生のしかやタヌキが飛び出してくることもあります。あ。そうそう。九州に熊はいませんのでご安心を。(※くまモンはたくさん生息しています)
この「百年杉庭園」が…何とも素晴らしい！いかがですか！このまっすぐにすらーっと伸びた杉の姿！
ここ「百年杉庭園」に入ったら…中央で真上を見上げてみてください。樹齢100年を超える杉たちにぐるりと囲まれる…不思議な体験をすることができます。圧巻ですよ！
なお、夜になると館内のバーからの「百年杉庭園」の絶景を楽しむことができます。この時は無料で解放されており、食後のコーヒーを楽しむことができました。
百年杉のライトアップを眺めていると…森の奥から見たこともない小動物が飛び出してくるではありませんか！！え！なんだろう！？タヌキ？
有識者によると…これはニホンアナグマのようですね。ライトに集まった虫たちを蹴散らして…また森の奥へと戻っていきました。
夕飯は超豪華懐石料理コース！
さて！温泉や庭園の散策を終えたら…夕食です。これもまた豪華な懐石料理コースでした！
お品書き
食前酒 梅酒
先付 湯葉青沙餅
前菜 季節物前菜
凌ぎ 酒寿司
造里 四種盛り
蓋物 霧島黒豚焼酎煮パイ包み
焼物 黒毛和牛ステーキ
鍋 黒豚しやぶ鍋
吸物 ほうぼう吉野 奄美水雲ほか
香の物 季節物三種
御飯 山菜炊き込み御飯
デザート フルーツ ティラミス
まずはこれ！お造りの四種盛り。地元鹿児島産を中心に、マグロやハマチなど、とっても美味しいお刺身でした！
続いてこちらはこのコースのメインともいえる黒豚のしゃぶしゃぶ！旨味の強い黒豚をひとり一鍋でいただけるという…なんとも贅沢な逸品！
変わり種でいえばこれですね！こちらは黒豚を焼酎で角煮にしたものを、パイ包みにしたもの。パイのザクザク感と濃厚な角煮が美味でした。
さらに…もうひとつのメインがこちら！黒毛和牛のステーキです。このしっかりとサシの入った上質なお肉！溢れる肉汁がもうたまりません！
朝食は鹿児島グルメのバイキングスタイル！
翌朝の朝食はバイキングスタイルでした。鹿児島グルメたくさんでこれがまた美味しかったー！
まずは朝からコレですよ！黒豚をたっぷり使った焼売！蒸籠で蒸したてを食べ放題でいただける贅沢！
また、黒豚とんこつをじっくり煮込んだとんこつ煮も美味しかったです。普通に夕飯のメインを張っても良いくらいの美味しさでした。
また、和牛と黒豚を使ったメンチカツの共演もまた見事！おかずが豊富で白ご飯が進む進む(笑)
ここ『硫黄谷温泉 霧島ホテル』は、まるでプールのような巨大混浴温泉が有名ですが、それだけではありません！
ここでしか見られない「百年杉庭園」の美しさや、超豪華なお食事もまた素晴らしい！霧島温泉に宿泊されるなら…まずはここ『硫黄谷温泉 霧島ホテル』の空き室をご確認ください。筆者自身もリピートするほど！おすすめです。
『硫黄谷温泉 霧島ホテル』へのアクセス/駐車場
『硫黄谷温泉 霧島ホテル』は、霧島温泉郷の最深部に位置する温泉旅館です。
最寄り駅のJR霧島神宮駅から路線バスが出ていますが、最寄りバス停からは少し距離があります。バス停には備え付けの電話がありますので、それでホテルに電話をすれば、すぐに送迎のバスを出していただけるようです。
お車の場合は、九州自動車道の溝辺鹿児島空港ICから30分ほど。少し山道を走りますのでご注意ください。敷地内に無料駐車場がありますのでそちらをご利用ください。
『硫黄谷温泉 霧島ホテル』の予算
今回お世話になった宿泊プランは…
- 夏休みシーズン中の月曜日
- 1泊2食付き
- 大人4名子供1名
での宿泊プラン。これで5名分総額が【7.8万円】でした。大人ひとりあたり…1.7万円ほどですので…お宿のグレードから考えるとかなりお安いですね！おすすめです！
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長く連載を続けていた【宮崎鹿児島種子島7泊8日旅行記】もようやく最終泊の7泊目のお宿に入りました。次回は、霧島の神様をお祀りする神社へ向かいます。お楽しみに！
『硫黄谷温泉 霧島ホテル』の基本情報
アクセス
アドレス
0995-78-2121
