『袋田の氷瀑』は冬の風物詩!
日本の美しい風景。その秘訣は「四季」にあります。春は花が咲き乱れ、夏には山や海がきらめき、秋は紅葉で真っ赤に燃え、冬は白銀の世界が広がる。
日本には、その季節にしか出会えない素晴らしいスポットがあります。その季節にその場所を訪れたものだけが出会える風景は、やはり格別です。
毎週月曜日は、そんな特定の季節にしか見ることができない【季節の絶景スポット】を毎週ひとつずつご紹介します。
筆者紹介
こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。
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毎週月曜日は旅人サイファ厳選【季節の絶景スポット100】と題して、毎週1ヶ所ずつ、その季節ならではのおすすめスポットをご紹介しています!
『袋田の氷瀑』のおすすめポイント
『袋田の滝』は、茨城県の北部に位置する高さ120m、幅70mにもおよぶ大滝です。
かの徳川光圀公も絶賛したと伝わる風光明媚な滝で、栃木県の華厳の滝、和歌山県の那智の滝と並び、日本三名瀑のひとつにも数えられています。
この『袋田の滝』は、春の新緑や秋の紅葉など、四季折々で素晴らしい景観を産み出してくれるのですが…中でも際立ってその美しさを魅せるのが厳冬期です。
北関東の山中という厳しい気候条件にさらされる『袋田の滝』周辺は、厳冬期には氷点下まで気温を下げることもザラ。その厳しい気候にさらされた滝は…条件が揃うと全面結氷し、氷の滝へと変化するんです!それが『袋田の氷瀑』!
『袋田の氷瀑』のベストシーズン
『袋田の滝』の結氷は、毎年必ず見られるものではありません。気温の低い日が数日続くことで、滝を流れる水すらも凍り、見事な『氷瀑』となるのです。
近年の温暖化を受けて、全面結氷することは少なくなっています。前回全面結氷したのが2012年と言いますから…もう10年以上見られていない奇跡の風景ともいえますね。
最も結氷する可能性が高いのが、1月~2月前半の厳冬期の早朝です。1月中は夜間ライトアップするイベント「大子来人(ダイゴライト)」というイベントも行われるので、ぜひ足を運んでみてください。
『袋田の氷瀑』へのアクセス/駐車場
『袋田の滝』へは、JR水郡線の袋田駅が最寄りです。駅からは徒歩40分ほど。歩くというより…ハイキング兼ねて滝へと向かうイメージでしょうか。観光目的の場合は、路線バスまたはタクシー利用が推奨です。
お車の場合は、常磐自動車道の那賀ICから60分ほど。付近には無料駐車場がいくつか整備されています。氷瀑のできる厳冬期は、道路が凍結する危険もありますのでご注意ください。
『袋田の氷瀑』を訪れる際のおすすめお宿
『袋田の氷瀑』を見るには、近くの「袋田温泉」へ宿泊されるのが最適です。ライトアップ期間中であれば、前日夜にライトアップイベントを見物し、翌朝早くに結氷した滝を鑑賞することもできます。
袋田温泉は、温泉地の少ない茨城県では貴重な温泉。特にここ「思い出浪漫館」は、口コミ評価4.5という高評価を得ているお宿です。
温泉はアルカリ性の美人の湯。渓流露天風呂など雰囲気の良い温泉と、奥久慈軍鶏などの山の幸をいただける食事が人気です。『袋田の滝』までも、車で3分ほどですから、夜間のライトアップを見に行くのも、早朝の散策に出かけるのも非常に便利です!
厳冬期の限られた条件でしか見られない『袋田の氷瀑』!ぜひ一度、真冬の袋田の滝へ行ってみてください!おすすめです!
『袋田の氷瀑』の基本情報
アクセス
常磐自動車道 那賀ICより60分
営業時間
8:00-17:00
※季節によって変動あり
定休日
年中無休
入場料金
大人300円 小人150円
駐車場
無料駐車場あり
アドレス
0295-72-4036